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LINEの返信ってみんな似たタイミングで帰ってくるの時間

そんな日は空いてないけどなんか久々な気がするのは私だけか?


ストックが結構なくなってきてて焦ってる所存。

ではお楽しみくださいませ(╹◡╹)

まさかの才能。《妄想力》


「どーして俺の特技や才能は書類に書けないほどの能力なんだ…」


『マストに特技なんかあった??』


「あやとりの対戦なら絶対に負けない!あと指相撲だな」


『なんだその"の○太くん"的スキルは…』


「の○太言うな!あれよりはまだしっかりしてるぞ!」


その話題は少し危ないから…そんな誰かの思いが届いたのかモモキが話を戻す。


『まぁ、それにしてもマストの妄想力には驚かされたよ』


「これってそんなに凄いことなのか??」


そうマストは言いながらいともたやすくいろんな花を創造してみせる。それに目を光らせ食いつきながら見るモモキ。だが、ふと我に返る。


『あ、あまり調子乗ってると体力減るぞ。』


「そうだ、攻撃受けるとどーなるんだ??痛みは感じないんだろ??」


『ああ、言ってなかったか。私たち守護者ガーディアンは相手の体力を削るんだ。』


「つまりは間接的ではあるけど妄想力を削られてもいるのか。」


この世界では守護者ガーディアンからの直接攻撃を受けた場合、プレイヤーは体力が削られる。体力は妄想力を使うにも必要になる。つまり体力が削られると妄想力が弱まるとともに疲労がたまる。


「あ、それならどーやったらポイントが入るんだ?」


『それも言っていなかったか…説明よろしく』


このゲームはポイント制である。基本的に相手プレイヤーの体力を0にすると1ポイント入る。しかし、ポイントの獲得はより多く体力を削ったプレイヤーではなく最後に体力を0にしたプレイヤーである。


『…と言うことだ。』


「『…と言うことだ。』じゃねぇよ!何人任せにしてんだ!」


『あ、ちなみに体力がゼロになったら…』


「なったら…??」


2人の空間に静寂が走る。


『…やっぱりなってからのお楽しみ〜』


モモキが舌を出してにやけながら言った。


「か、かわいぃ…じゃなくて!気になるよ!!てか、こぇーよ!どーなんだよ!!」


『そんな大したことないから気にすんな』


「いやいや、大したことなくても…」


そう言ったときマストの右手にある勿忘草が光形を崩す。そして空気に溶け香りを残し存在が消えた。


「この妄想も時間が経つと消えるのか??」


『そうだな、長くもって2分と言ったところかな、もしくは私達の攻撃を受けた時ぐらいだな』


この世界で妄想により作られた創造物は守護者ガーディアンによる攻撃でしか破壊できない。


『そろそろ動くか??』


試験終了5分前こっちの世界では残り20分。

マストはこの世界に来てまだ戦闘経験がない。なので戦闘に慣れておく必要がある。


➖あと20分もあれば倒されることもないだろう。それにマストのあの妄想力ならそうそう負けることもないだろう。


『どうする?練習も兼ねて』


「いっちょ戦ってみますか!」


そんな軽いノリで物事は進んでいく。しかしここで問題点にモモキが気づく。


『と言ったけど、他のチームが動いてる可能性が低いなぁ』


ゲームが始まって最初の時間。普通なら作戦を立てたりゲームの詳細を聞くのが無難なムーブだろう。


「なら奇襲すればいいじゃんか」


そのワードにモモキは呆気にとられた。

"奇襲"それは相手の思いもよらぬ仕方で不意をうって攻撃をすることだ。かの織田信長も桶狭間の戦いで用いられた戦法で僅かな兵力で今川義元を討ち取ったとか取っていないとか…


『奇襲ってそう簡単にいかないって。確かに今なら他のチーム不意を付けるかもしれないけど、さすがに私達守護者ガーディアンも注意は払っている。』


「じゃあどうやって相手と戦うんだ?」


『あ、、、』


「モモキって結構見切り発車しがちだな」


言い返したいところだが流石のモモキでも自分の詰めの甘さに顔を赤くする。


「まぁここにいてもしょーがねぇ、とりあえず外出るか」


『まぁそうしてみるか、、、』


➖そう簡単にやられないだろう…


「おーいフラグにしか聞こえないんですけどー」


モモキの壮大なフラグはマストに漏れていた。この先の雲行きが心配だ、と言わんばかりにモモキの顔を睨みつける。


「まぁいいや、やられたらやられたで手をうつとしてとりあえず外出るか」


千里の道も一歩から。まずは出ないことには始まらない。

マストとモモキは目を合わせ軽く頷き教室の扉に手をかける。


「いざ参るっ!…あ、どうも。。。」


扉を開け廊下に出たタイミングで一個隣の教室からなぜか親しみのあるサグとヒョロ眼鏡ベアがひょっこり出てきてマストたちと目があった。


読んでくださりありがとうございまーす!

最近小説を書いていると「〜だったんだ」のとこが「〜だっただ」って「ん」が抜けて田舎者みたいになってるが大量発生する。


P.S.

関西の人は最後に「知らんけど、」をつけるって言うけれども、関西人から言わせてみれば全然そんな事ない。使うとしたら自信ないとか興味ない時ぐらいかな、知らんけど、、、

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