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詩&短編集

囚われの鳥

作者: 木下 碧

『籠の中の鳥が出来ることなんて、たかが知れてる』




そういわれたのはいつだっただろうか?




誰に言われたかは覚えていない



だけど、その言葉だけは何年たっても俺の脳裏に焼きついたままだった





「確かにそうかもしれない」と今なら思う



自分で何一つ状況を変えれない鳥なんて、籠の中で朽ちるのがおちだろう







・・・でも




でも、全部が全部ってわけじゃない



もしかしたら・・・って希望も絶対にあると俺は信じている







俺はずっと籠の中で束縛されて何も出来ない、うずくまる無能な鳥だった




でもやっと見つけたんだ



この籠から飛び出す方法を



こんなのほかの人が見たら「馬鹿馬鹿しい」と思うかもしれないけど・・・・





俺はやると決めたんだ







俺は柵に乗り出し風を感じた



・・・もしかしたらこうやって風を感じるのはこれで最後かもしれないな



思わずそう思ってしまい、自嘲気味に笑った




心地よい風が頬をなで、髪をなびかせる








そして・・・



俺は夢にまで見た『自由』という名の大空へ




勢いよく飛び出した


さて彼はなにをしたのでしょうか?


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― 新着の感想 ―
[一言]  お疲れ様です。とても良く出来ていると思いますよb  あそこまで言って何ですが、作品は自分の好きに描くのが一番です。自分が納得のいくよう書いてくださいね。
2013/12/29 09:19 退会済み
管理
[一言]  ん……、認識違いですかね……。  籠の中の鳥とは、《身の自由が束縛されている状態のたとえ》であり、《籠って何もしない》ではありません。外からカギをかけられて、自分の意思ではどうにもできな…
2013/12/28 19:57 退会済み
管理
[良い点] まさか、鳥は死んでしまったんですか!? おっと…… ここはよい点を書くところだった……<(_ _*)> 短いのに、色々考えさせられる詩でした。 これぞって感じですね(*´ω`*) […
2013/12/28 14:59 退会済み
管理
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