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短編8

作者: 三木拓矢


えー、これはsupercellさんのヒーローという曲のイメージ小説です。


4月の14日。

入学式からおおよそ1週間くらいたった頃だっただろうか。 1人の、女の子に出会った。

その子は出来たばかりであろう友達と楽しそうに笑顔で喋っていた。

可憐だ。

そう、思った。

それは冗談だとか大げさとかじゃなくてその子のことを好きになった。

ひとめ見て、恋に落ちた。

だって、彼女の姿は自分が思い描いていた漫画に登場してくるヒロインのようだったから。

ホンキのホンキで好きになった。


話しかけてみたい。 でも駄目だ。

僕のこんな容姿じゃどうせ嫌われてしまう。


「ほら、見てよあの人」


「うわーなんかネクラっぽい」


「ああいうの絶対オタク系だよねー」


「はははっ、確かにー」


「言えてる言えてる」


あぁ、ほらやっぱり中学の頃と同じだ。

周りからの自分を笑う声が聞こえてくる。

……別にいいんだ。

もうそんなの慣れっこだし。

さっさと忘れてしまおう。


……だけど、本当は胸が張り裂けそうなくらい苦しい。



少年は数ヶ月後とある理由で彼女と話す機会を得る。

彼女と、出会う機会を得る。

しかしそれはきっと偶然ではない。



僕は今日も変わらず願い続ける。

キミと、話せますように。

面と向かって、君に出会えますように。

何回だって何万回だって願う。

いつか必ず出会える。

僕はそう、信じてる。


「お前なぁ」


と、数少ない僕の友は言った。


「そんな奇跡がおきるほど世界は都合よくできちゃいねえんだよ」


「それは……そうだけどさ」


「いい加減前向いて生きようや。俺も付き合ってやっからよ」


「ありがと……」


「気にすんなって」


彼は笑う。

だけど、と僕は思う。

それでも僕は、彼女と出会えるって信じてる。





相変わらず文才ねえ……


あまりにも短くまとめすぎました。(しかも1番のみ)


今どうにかこれを立派な連載に出来ないだろうかと考察中です。


ではでは。




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