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困窮令嬢は幸せを諦めない~守護精霊同士がつがいだったので、王太子からプロポーズされました   作者: 緋月 らむね


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よろしくお願いいたします。

あれから私は発熱してしまい、次の日にネオが薬を届けてくれて結局治るまで3日もかかってしまった。もうすっかり良くなったので、今日は午後からネオの工房に行こうと思っていた。


コンコンコン


「はい」


「すみません、お客様がお見えになっております。下のロビーに来ていただけますか?」


 また宿の人に呼ばれた。私が熱で倒れてた時にネオがお見舞いに来る時は一度来たのでもう受付を通ってそのまま部屋に来てたけど、今回は違う人みたい。


「わかりました。行きますね」


 私はロビーに行った。ロビーの椅子に腰掛けて待っていたのはオシラ様だった。オシラ様はやっぱりとても綺麗で周りの人にチラチラ見られていたけど、オシラ様は全く気にしていなかった。


「ローザ様、大丈夫ですか?ネオから聞きました」


 私が来たのにオシラ様が気づいて椅子から立ち上がった。


「ご心配おかけしてすみません。もうすっかり良くなりました」


 ロビーの椅子にオシラ様と横並びになるように私は座り、オシラ様も再び腰掛けて話をする。


「それなら良かったです」


「ありがとうございます」


「今日はローザ様のお見舞いとエイド卿から返事が届いたので伺いました」


「わざわざすみません」


「これ食べてください」


 オシラ様も果物を持ってきてくれた。ネオと従姉妹なだけある。


「ありがとうございます。いただきます」


「それで、ネオから聞いたわ。エイド卿から許可も出て、ネオの工房にこれからは住まれるとのこと。宿からの引越しはローザ様の体調が良くなってからで大丈夫ですので」


 お父様がネオ様の工房に住むのを許してくれた!ちょっとびっくり!ネオはお父様の手紙になんて書いてくれたんだろう。


「ありがとうございます。体調はもう大丈夫です。今日これからネオの工房に行く予定なので、ネオといつから住むか相談してきますね」


「ローザ様、ネオって呼ぶようになったのね!」


 オシラ様が私のネオの呼び方が変わったことに気づいた。さすが。


「あっ、そうです」


 ちょっと恥ずかしい。


「いい関係が築けているのね。素敵だわ」


 遠回しに思いが通じ合ったことを言ってるんだと思う。


「ありがとうございます」


「決まったら宿をチェックアウトしてくれれば、こちらは大丈夫だから」


「わかりました」


「それからローザ様に作っていただいたイヤーカフですけど、まだ販売し始めて間もないけどとても売れ行きが良くてね。どんどん作って欲しいの。頼めるかしら?」


 イヤーカフの売れ行きがいいのは、やっぱりイヤリング痛いって思っている人多かったんだと思う。作って良かったな。


「はい、銀粘土があれば作れますが、今手持ちがこの前会長に渡そうと思っていた分しかないのでちょっとすぐに沢山作るのは難しいですね」


「それは大丈夫よ。エイド卿と取引できるようになって、うちにもう銀粘土沢山あるから。足りなかったら工房に届けるわよ」


 えっ!早い展開。さすがシルクリア商会。


「ありがとうございます。忙しい時は届けてもらって、普段は納品のついでに取りに行きますね」


「わかったわ」


「イヤーカフですけど、何個かできたらまとめてシルクリア商会に持っていきますね」


「お願いします。それではローザ様も病み上がりでまだ本調子じゃないだろうから長居しちゃ悪いからそろそろお暇するわ」


「わざわざありがとうございました」


 オシラ様は帰って行った。



 


お読みいただきありがとうございました。

たくさんのPV、いつも本当にありがとうございます!

もし作品を楽しんでいただけましたら、お気に入り登録や評価などいただけると大変励みになります。

是非是非よろしくお願い致します!!m(_ _)m


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