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困窮令嬢は幸せを諦めない~守護精霊同士がつがいだったので、王太子からプロポーズされました   作者: 緋月 らむね


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よろしく願い致します。


 次の日、ネオ様から返事が届いた。ネオ様はすぐに返事を返してくれたみたい。嬉しい。


 早速手紙を読んでみる。


「えーっと、“王都にくる日は了解した。また会えるのを楽しみにしてる。あの粘土を焼いたら銀のようになったと書いてあった送ってくれたペンダントトップだけど、調べてみたらその通り、銀だったよ。すごい粘土だと思う。焼いたら銀に変わるなんて。俺も使ってみたいよ“だって。やっぱり銀に変化する不思議な粘土だったんだ」


(よかったな。ローザ、これで子爵領も立て直すことができるじゃん)


「どういうこと?」


(だって、焼いたら銀になる粘土が発掘されるんだよ。国内で売れるじゃないか)


 ヤラのいう通りだ。銀は高位貴族が食器に使う。アクセサリーも銀でできているものも多い。需要は多い。


「早速お父様に報告しなくちゃ」


(そうだね。ローザのお父さん大喜びだね)


「うん!」


 私は早速お父様にネオ様から返事がきて、あの粘土は焼くと銀に変わる不思議な粘土だったと伝えた。


「なんと!それはすごい!早速領の特産物として売りだそう!!こうしちゃいられない」


 お父様は興奮して執務室へ行かれた。


「これはヤラのおかげなのかな?」


(あの粘土は元々ここにあるものだったからね。僕とローザが出会っていなかったらもっと見つかるのがもっと遅かったってだけだよ)


「そうなんだ。じゃあどれくらい遅くなったの?」


(そうだな、あと100年は遅かったんじゃないかな?)


 100年!!私もお父様ももう生きてないよ!それがこんなに早く見つかるなんて。やっぱり守護精霊がいるといないとではこんなに違うんだ……


「じゃあさ、ムート様のところの温泉もソルビット伯爵様の守護精霊が顕現しなかったらもっと遅かったのかな?」


(そうだね。あと100年くらいあとだと思うよ)


「すごいね……。守護精霊って」


(まあね)


 進むべき道を導いてもらうと、こんなに早く展開していくんだと私は驚いた。ネオ様には頑張ってもらって、どこの領主も守護精霊を顕現してもらって欲しい。



「そうだ!あの粘土が銀に変わるなら、普通の粘土で作ろうと思っていたところをあの粘土で作れば銀でできた引っ掛けるところを作る事ができる!」


 銀板と一緒に焼いてみてもいいのだろうか?一度試してみてダメならできた後に引っ掛けていこう。


(銀粘土と銀板を合わせて焼いてみるの?いいんじゃない?)


 銀粘土!なるほど、あれは銀粘土って呼べばいいんだね。さすがヤラ。


「銀粘土って、いい呼び方だね。私もこれからはそう呼ぶね」


(いい名前でしょ?)


「呼びやすい。じゃあ早速作ってみるね」


(うん、ローザ、大丈夫だよ。やってみて)


 ヤラは銀粘土と銀板を合わせて焼いてみることは賛成みたい。私は再び銀粘土の形成に取り掛かり、できたものを銀板と合わせた。


 乾かすまでに時間がかかるから、私はヤラを信じて100個全て銀板に合わせた。




 2日経って、しっかりと乾燥した。銀粘土と銀板はしっかりくっついた。このまま焼いてうまくいったらイヤリングに見えるイヤーカフができる。


「じゃあ、全部焼いていくね」


 一気に全て窯には入らないから10個ずつ入れていく。焼けたら次を入れて、またその次を入れてを繰り返してを繰り返していく。


 できたものを見ると焼いた銀板も変わらず銀板のままだった。銀粘土はやっぱり銀に変わっていた。



お読みいただきありがとうございました。

たくさんのPV、いつも本当にありがとうございます!

もし作品を楽しんでいただけましたら、お気に入り登録や評価などいただけると大変励みになります。

是非是非よろしくお願い致します!!m(_ _)m


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