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困窮令嬢は幸せを諦めない~守護精霊同士がつがいだったので、王太子からプロポーズされました   作者: 緋月 らむね


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よろしくお願いいたします。

ネオ様は帰っていった。ネオ様が帰る時に手紙の住所もしっかり聞いた。私の荷物はそんなに多くないから早くまとめて今日は早めに寝ようと思う。


(ローザ、1週間お疲れ。あいつとも最後に豪華なランチに行けてよかったな)


「ヤラ、ありがとう。うん、ネオ様と何回も一緒に食事ができてよかったよ」


(よかったな。また今度来たときにも会えそうだし)


「うん。楽しみだよ」


(じゃあ、ローザは荷物まとめ頑張って。僕は応援してるよ)


 そうだよね、ヤラは手伝ってはくれないよね。ちょっと私は手伝ってくれるんじゃないかなって期待してたけど。


 まだ、夕方にもなっていない。今からちょっと夕食と明日の朝食を買ってきて

すぐに取り掛かろうと思う。


 私は最近しょっちゅう行っていた露店街へ急いで行き、この前の米粉のサンドイッチとグラノーラを買って帰ってきた。


 「そうだ、ネオ様から持って行っていいと言われた銀板を運びやすいサイズに切っておいた方がいいかな」


 夕食を食べようとした時に思いついて、すぐさま銀板を糸鋸で持ってきた麻袋に入る大きさにカットした。8枚くらいになった。案外重たいな。どうしよう。


(まとめて袋に入れないでバラしたら?)


 ヤラが困っていた私に気づいてアドバイスをくれた。


「あっ、そうだね。もう1枚袋があるから、4枚ずつにして入れたら軽くなるね」


 袋を2つに分けたら重さは大丈夫になった。この調子で色々と荷物をまとめていく。


(ローザ、さっきご飯食べようとしていなかった?)


「あっ!忘れてた!」


 私は夕食を食べるのをすっかり忘れて、荷物まとめに没頭してしまっていた。ヤラに言われて夕食を食べて忘れていることに気がついたのだった。


 慌てて、サンドイッチを食べて、荷物まとめを再開して、無事に早く寝ることができた。







 昨日、早く寝たせいか、移動日の今日はスッキリ起きることができた。荷物はまとめてあるから、グラノーラを食べて、身支度を済ませたら出発する。


「乗合馬車がうまく乗れるといいんだけど」


 乗合馬車の空きがあるかは運次第だった。でも早くいけば空いている馬車を見つけやすい。


(僕がついているから大丈夫だよ)


 守護精霊はそういう運も良くしてくれるらしい!ありがたい。


 空いている乗合馬車に乗るために、早くグラノーラを食べて向かおうとしていた私だけど、ヤラの言葉を聞いてゆっくり食べることにした。ゆっくりでも乗れるってことだよね。


「このグラノーラも当分食べれないな。米粉サンドイッチと共に私のお気に入りになったんだけど、残念だな」


 ゆっくり味わいながらしみじみ1人ごとを言っているとヤラが答えた。


(グラノーラは日持ちするんじゃない?もう少し買っていけば?)


「そうだけど、帰るまでにどれくらいお金がかかるか、わからないから、グラノーラまで買う余裕はないよ」


(それくらい大丈夫!買っていこうよ)


 ヤラにそう言われたので、露店街に寄ってから乗合馬車に向かうことにした。


「食べ終わったし、そろそろ行こうかな」


 荷物を全て持って、鍵をかけてポストに鍵を入れる。その時にネオ様宛にお礼の手紙も添えて入れておいた。


 「これでよしっと!露店街に行って、グラノーラ買って乗合馬車に向かおうっと」


 私の荷物は決して少なくない。服と銀板ぐらいの荷物だけど、なかなか重い。


 ヤラが軽くなる魔法が使えるんじゃないかって聞いてみた。


(ローザ、悪いけど、軽量化の魔法は僕は使えないよ)


 残念。自分で持っていくしかなさそうだ。


お読みいただきありがとうございました。

たくさんのPV、いつも本当にありがとうございます!

もし作品を楽しんでいただけましたら、お気に入り登録や評価などいただけると大変励みになります。

是非是非よろしくお願い致します!!m(_ _)m


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