スキルポイントボーナスが多すぎて転生直後にチート無双確定ですよねこれって
「あ、そ~れ『スキル・異世界転生/転移あるある(仮)』付与!」
「おおおおおおおおおおおおお!!!」
ライト神が呪文を唱えると同時に怜の身体におびただしい虹色の光の奔流が流れ込み、体感で数十秒経過したのち、怜の体内に収束していった。
「それではまず、異世界転生/転移者が最初から『特典』として持っているようなユニークスキルやジョブ、魔法などをイメージしてみてください」
「『ステータス閲覧』とか『異世界言語理解』とかですかね」
「ええ。まず最初に『ステータス閲覧』をアンロックしてもらってよかったです。これがないとこれからの説明や異世界転生後の人生が非常に困難になりますし、わたくしの口から直接的なヒントを口にすることができませんので」
「なるほど。確かにそんな感じがしますね」
「ええ。それでは早速、怜さんのステータス画面を開いてみてください。声に出さなくても念じるだけでもOKです」
「はい、でもせっかくなので『ステータスオープン!』」
そう唱えると目の前にノートPCの画面くらいの広さの『ステータス画面』が目の前に浮かび上がってきた。
「ありがとうございます。念のためですが初期設定では他人閲覧不可になっています。また、画面の大きさや配色の調整などもできますので、説明の合間合間に調整していただいてもかまいません」
「わかりました」
「それでは早速、画面をチェックしてみてください」
「はい」
[[ステータス]]
名前:未登録 種族:未登録
ジョブ ―
レベル ―(MAX 100)
HP ―/―
MP ―/―
SP ―/―
攻撃力 ―
防御力 ―
知 力 ―
魔防力 ―
敏 捷 ―
器用さ ―
運 ―
スキルP 所持数 :40200P
AR経験値(累計):40200P(※現在、対応するスキルはロックされています※)
【スキル】
【ユニークスキル】
『異世界転生/転移あるある(仮)』
『ステータス閲覧』
『異世界言語理解』
(履歴)
・ユニークスキル『異世界言語理解』を獲得しました(AR100P/SP100P)
・ユニークスキル『ステータス閲覧』を獲得しました(AR100P/SP100P)
・特殊ボーナス(ダブル):前職ブラック企業+トラックに轢かれて死亡したのち
異世界転生)(AR20000P/SP20000P)
・トラックに轢かれて死亡したのち異世界転生(AR10000P/SP10000P)
・前職ブラック企業で死亡したのち異世界転生(AR10000P/SP10000P)
「・・・ユニークスキルが易々ゲットしてるのも驚きなんですが、AR経験値はいったん置いといて、自身の感覚では初期スキルポイント所持数が40000P以上というのがとんでもない量だと思うのですが・・・」
「おっしゃる通りです。一般的な現地人ですと、レベルが1つ上がる毎にスキル10ポイントの恩恵が得られ、最大レベルの100に到達したとしても一生涯で得られるスキルポイントは990ポイントですね。運よく上級職につけて、ボーナススキルやスキルレベルアップの割引特典があったとしても、実質、生涯獲得スキルポイントは5000からほど遠いですし。それ以前にレベル100に到達した現地人は歴史上、数人しかいませんし」
「マジでっか・・・」