東京迷宮
東京迷宮とはARゲームのタイトルだ。
フルダイブ型のゲームも同時に席巻しかけた時期もあったが、いまは東京迷宮が主流になっている。
ただしプレイ環境が特殊なゲームであることには違いない。
まず、プレイ権利が一二歳になった時点で付与されること。次に一八歳の誕生日を迎えた時点でプレイ権利を剥奪される。
東京二三区はすべてダンジョンという設定のためログインした瞬間に魔物と戦うことになる。休息をとりたければログアウトするしかない。
その代わりログアウト中に移動しつつ目的地点からログインするということができるため、ダンジョンをくまなく探索などする必要はない。
つまりプレイヤーたちはダンジョン内で生活をしているということになる。なので生活、生産システムは存在しない。
ゲーム内でアイテムが買いたければ行商人から買いつけるか、プレイヤー間でバザーを開くなどがある。
行商人はゲームプレイ中でなければ出会えないし、確率もそれほど高くない。しかも売っているものはランダムなので必ずしも欲しいものが手に入るとは限らないときている。
あとこれは現実として東京二三区には一二歳から一七歳の少年少女しかいない。
それも全国からほとんどの少年少女が東京を目指すため四〇〇万人くらいが東京で生活をしているといわれている。
大人はゲームがリリースされた時期に子供たちが追い出したと言われている。
ほぼ伝説のような話なのだが、事実として東京に一八歳以上の人間はいない。
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