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指先に詩をあつめて、温もった体温で  作者: 今井葉


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99/213

秤の飴玉の

天秤座片方の重りに傾くkの、

釣り合った先の、

転がる飴玉の。

秤に下ろす飴玉の、

運ぶ歩兵(蟻)の引き摺った脚も。

巻かれる包帯の、

滲み出た体液も。



  積荷下ろして

  書き表すシリ

  アルナンバー

  も。連なる軍

  隊(蟻)も空

  腹を癒やす甘

  さが。



畑を耕す鍬に荒らされたコロニーも。

秘めた産室、

ノイローゼ中のクイーン(蟻)も、

頬張る甘さに、

とろける目元も。

通り過ぎる長靴の、

踏み荒らされたコロニーの、

暴かれる卵の集合するのも。




  傾く秤の爪弾か

  れた収穫物も、

  空に埋もれるコ

  ロニーが。10月

  の星屑を集めて

  再構築されるコ

  ロニーが。




鳥たちを騒がす夕餉の香りも満ちる夜空に。

蹴散らす産室も、

散らばる卵と、

ノイローゼのクイーン(蟻)と。

気取りながら、

はたくファンデーションも、

ノイローゼ中の歌うのも。

ご機嫌取りの歩兵(蟻)の、

倒れた包帯の足首を。

引き摺る体液の跡、

星屑に埋もれるのも。



染みる星屑、

流れる子守唄のクイーン(蟻)も。

推し量られる歌声も、

散らばる夜空に、

コロニーに。

産声あげる、

ベッドの上の、

クイーン(蟻)とともに。

戯れるクイーン(蟻)の、

子供等の泣き声も。

月の照らされて、

ぞろぞろの行列の星屑に。




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