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指先に詩をあつめて、温もった体温で  作者: 今井葉


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78/212

ある水田に続く畦道と痣のある風景

//坂を下るローラーの,

先の小石,

川端の

草花。

水田で,

泳ぐカエルの,

ひっくり返った坂道//

道路端の,

車の,

ナンバープレートに・

こびりつく,

羽虫の死骸。



  足元のロ

  ーラー・

  水たまり

  の上を通

  る・飛沫




かけっこする,

夕焼けの,

電信柱に,

伝う蔦。

枯れて,

風に揺れる,

からからの喉が。

空に舞う,

いもうとの,

足音と,

アスファルトに,

擦れるぼくのローラー。

あかね空を,

横切るカラスの,

道路につぶれたカエルの。




坂道発進//




転がるローラーの,

庭先の,

歩兵(蟻)の,

整列された綿あめが。

運び込まれる,

クイーン(蟻)の,

ベッドルームに:

子育て中の,

ノイローゼ(蟻)の,

くるくるとダンスする,

お披露目会。



奪取せよ)))))




夏色の空気を,

さまよう幽霊の,

遠くのバイクの,

唸るエンジン音の,

駆け抜けて轢いていく,

ぼくの胸を・

(棲む人面瘡)

虚像と共存する,

Mの,

笑う頬の,

えくぼに・




回るタイヤの, 

触れる坂道の//

運び込まれるコロニーの,

石ころとの隙間・

浮かぶ痣の,

Mのえくぼの,

掻き壊す溢れる血液の,

ぼくの証・


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