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指先に詩をあつめて、温もった体温で  作者: 今井葉


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72/212

待って

今日、Hを待っ・

待っ・

待ち合わせのめじるしの電信柱

ガ ムが 張り付いているの が目印だよ、と。

かぶったキャップが風に)))

電信柱によりかかる。

Hが来た。



 Hのランドセルに すな

 がこびりついているので

 ぼくがとりのぞこうと手

 を伸ばすと、Hが身をよ

 じらせて笑って拒むのを



らん ぼうにぼく は払い落とし 、 そのハンケチを 、

振るうと、

すながきらきらと舞って。

ぼくは瞬きするんだった。 そのすなは,、

風に おさ れて。 待・

待・


待ち合わせの電信柱のガムにはりついてはきらめいて。


 

 幕引き>>>



Hを待ッ・

待ッ・

ぼくは体育館の校歌のかかげられている下で、

体操着の裾をまくっている。そうしないとズックに引っかけちゃうからって, 

かあさんに注意されるのをぼくは、ははのいうようにまくっている。

「おかあさんにぬってもらいなさい」

ってせんせいが言・

言っ:

でもか あさん にたのんで もやってく れないから))



Hが来た。



Hが駆け出すのをぼくはおいかけ、すそはまくられているから走りやすいけれど、赤白帽が頭から落・

落っ・

 Hがそれをふんずけた

 滑ったからころんで尻

を ぶつけたのを

いてて と顔をし

めて。


泣いたHの、ひらかれたくちの 、そのあかい喉が 、

てれびでみた ひなどりのようで 。


幕引き>>>


黒い洞窟のようで。

Hは立っ・

立ち上がっ・

せんせいにかけよると、濡れた頬を・そのままに)))



 ぼくは

遠目に

Hを眺める。くちをパクパ クさせて、

まるで K のよう だ、と。

さかな類、さか な系。

もしくは

 、K

属。、



しゃくり上げるHにぼくはそっとハンケチをよこすと、せんせいが、

「まあ、ありがとう」

と言って,

う らめしそうに 

ぼくをに らんでHは、

それを受け取った。

まるで、もう かえ すものか、と言・

言っ・

言わんばかり((((

)  



 ぼくは体育館じゅうを

 はしりまわり、なまえ

 もわからないむしがぼ

 くのあたまのうえを飛

 びまわるのをけむたく

 思うぼくは。



このむしはまるでHのようだと。



エンドロール))))



 むしははらってもはらっても

 ぼくを追いかける まるでH

    のようだ

   と



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