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指先に詩をあつめて、温もった体温で  作者: 今井葉


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59/212

震える血液

ぼく は学 校 に行 けない 。

不 安で そ わそわ する身 体に,

ミ ミズがぼ くの 血液を 這っ てい くよう な。

塵を 口 にいっ ぱ い 含ん だ ような 。

湿気 を帯 びた頬 に ,

拭 った 泥まみ れ:

塗り たくら れた 泥まみ れ 。



   ぼくは見つめる

   スニーカーの先

   の泥まみれを。

   ぼやける視界に

   落ちる涙。濡れ

   た指先・集まる

   詩が。



昇降 口の 玄関 で,

立 ち 止ま り入 れない ぼく・

通 り過 ぎる児童 の 波,

背中 に 押し寄 せ るか け声 。

か け声 。

手に し た班長旗 の 黄色が ,

ぼや ける 。

ぼや

け る。



   夏の苦い

   匂い,忙

   しなく歩

   兵(蟻)

 


青 い空 気は重く ぼくの 鼻孔 に。

スロ ーモ ーシ ョン で,

届く、嫌み な朝日。

キャッ プの ツバ の隙 間を射 貫く ,

後 ろめ たい

に 向かって,

ショットガン!



唸る ぼ くの心 臓 :

撃ち 抜 かれた オレ ンジ みた い に。

群が る 歩兵(蟻)

クイ ーン(蟻) のベッ ド を死守 しろ,

ばかりに・

夏を 描く コラ ージュ 。

学 校の 玄関に 散らば る雑 誌・塵

ぼ くのお わりの 

おわ

り 。

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