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指先に詩をあつめて、温もった体温で  作者: 今井葉


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49/212

あぜ道の,

ローラーの上で直立する脚は、

アスファルトを滑っていって、

虹空のかなたに向かって。

ぼくの記憶のかぎりには、

こんな梅雨の合間の夏日に、

青々と茂る木々の中をくぐって遊ぶ、

あの頃のぼくといもうとの笑い声が。



  青葉に雨の滴。

  葉脈を伝ってい

  って。 

  落ちるカエルの

  頭に。



ぼくの仰ぐ交差点

の真ん中で。

ローラーの回転

する,進む

その先に。

鳴り止まない信号

と点滅するそれが,

見上げるも、眩しく。



トラック)))))



空の青色が落ちてくる。

地平線の透過して,

滲む。

溺れそうになりそうな

ローラー

と埋もれそうな

とが、草の間を

かき分けていく。

あぜ道の,

脇に咲く草花

の,風に揺れるのも。

可憐な様子で。



トラフィック)))))



夏空に透ける星が、夜空を望んでいる。

青に溶けて,

流れて捌けていく塵かも知れなかった。



  ぼく の ロ ーラー の

  擦れ る 音が 、

  乾い たア スファル トか ら

  奏 でられ る 。

  こぼ れる 音 符。

  流れ て散 って 。

  草 花に触 れて、さ わわ と。

  虫が ざ わ めく,羽の 擦れ る。


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