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指先に詩をあつめて、温もった体温で  作者: 今井葉


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35/212

秒針の靴音

ぼくの秒針が願うところは、

ぼくには到底追いつかないということです。

忙しなく秒を刻む針,

Mの足跡が残る文字盤)

秒針の背中を見 つめ るん だ 。



   秒針は希求する

   ぼくを狂わせる

   ことを,ぼくの

   靴は音を鳴らす



秒針の靴音。

一秒フラットに奏でる。



イントロ))))))



イヤフォンマイクから漏れる秒針の靴音。

と ん でもな く駿足 で 。

木霊 する 。

夏の ア スフ ァ ルト。

軽 やか に :



トラック)))



交差点にころがる秒針。

いくつもの足跡を残して。

スクランブル交差点の文字盤。

ピ ザカッ ター で切る よ うに 。

靴 音が 集合 す る 。



   Mと追跡)

   ぼくのいら

   だち・神経

   質に刻むん

   だ



アウトロ)))))



思い違いの悲しさが表立って。

すれ違えない交差点で。

背 中 ばかりを 追い かけ る んだ 。

ぶつからずに弧を描いて落ちていくオレンジ。

転がっ・



   夕焼けに溶ける

   文字盤を指して

   茜色の空走っ・

   突き刺さる音楽   

   ぼくの髪に透け

   る・秒針

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