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指先に詩をあつめて、温もった体温で  作者: 今井葉


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33/212

ダビング

第一楽章のリビング。


ぼくの鍵盤から打たれる音符。


目玉焼きの弾ける油は第二楽章。


緩やかなソファとともに。


いもうとの前髪にスタッカートを添えて。


揺れる扇風機にデクレッシェンド。



  ど・ど・ど・ど・

  連弾するMと指を

  交差する上がっ・



リビングに浮遊する第一楽章。


走っ・歩・


ぼくにぶつかる音符。ばらばらとこぼれて。


跳ね上がるフライパンの。なかに音符。


庭先に第三楽章。


演奏との合間に水たまりを飛び越え,


外へと飛び出す音のシャワー。



   物思いに沈む

   メロディ:

   助走していく

   ぼくの指先:

   季節を探す音

   たち:録音し

   て,、



ダビング)))))



巻き戻して第一楽章。


いもうとの消しゴムに弾んで>>>


飲み干す音符。喉元を通って。


通っ・


弾ける足下に。


炭酸のようなスタッカートで。


ぼくのグラスに注がれる音符。


リビングから離れる第一楽章。駆けて・



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