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指先に詩をあつめて、温もった体温で  作者: 今井葉


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三ミリメートルの板チョコレート

三ミリメートルの板チョコレート。


指に溶けたチョコレートソースと。


三ミリメートルの液体。


焦げた三ミリメートルの匂い。



チョコレートソースの点は全音符。


三ミリメートルの板チョコレート,全休符。


ぼくは楽譜を食べる。


五線譜は板チョコレート。


音階が口の中で奏でられる。



口に入れて、クレッシェンド。


溶けていって、デクレッシェンド。


チョコレートのソースで付点がついてしまいました。


付点二分音符。


ターアーアー・



ぼくの耳にチョコレート

が聞こえる。かみ砕かれ

る。舌ですりあわせる。



())アウトロ)



  Mが見つめる。

   ぼくの口の中

   を。チョコレ

   ートソースと

   全休符とを。



くちびるからこぼれる音符。


Zが拾う。付点二分音符。


ひとしずく,流れ込む。


指に,ひとさしゆび・おやゆびにチョコレートソース纏わり付いて。


ぼくの焦げたソース

焼ける肌色けぶる香

り夏になる。チョコ

レートソースととも

に。三ミリメートル

の板チョコレートと。

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