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指先に詩をあつめて、温もった体温で  作者: 今井葉


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103/213

ジャック・オ・ランタン

うろつくテーブルの上のハッピーハロウィン、広げるチョコレートの銀紙も。

行列の蟻

ふらつく洋酒塗れの

身体に

カボチャの

ジャック・オ・ランタン

灯る

道すがら

転がるどんぐりも。

響く笑い声に、木霊する樹の幹より。

現れる巣穴から蟻

行列の蟻

流れるシロップの匂いに

群がるのも。



熱々のカボチャのスープに、ジャック・オ・ランタンの目元も垂れる。

魔女の

媚薬

垂らすスープの欠片

尻尾も

ぶち込む

魔女の垢も。

口角も上がる

覗く歯

黒黒

隙間に

流れ込むスープが。



タイトル削除J



レシピ通りのJ



皿とサラダとパンと

いもうとの赤い喉も潤すソーダと



銀杏の下のカブトムシの幼虫も眠る踏みしめて



節々の溝に蟻



咳き込む蕾もエンドロールのはじめに

流れる窓越しの昼間の月も

欠伸するジャック・オ・ランタンの浮かぶ涙も


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