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指先に詩をあつめて、温もった体温で  作者: 今井葉


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いもうとのネグリジェ

いもうとのネグリジェにはイチゴ柄模様。 

  レトロというのか。

大量のいちご。

さらさらと。

つぶつぶと。



 月をあおぎみる。

障子の四角はあおじろく。

つきあかりが すけて煌々と。

影はういている。

いもうとの眠るネグリジェのうえに。

イチゴが波打つ。呼吸とともに。

 揺らめく影がぼくの目を・

 めのおくに映し出される赤いイチゴがまるでKのようで)))



いもうとのきれいに刈り上がった襟あしの・

それをそうように

レースの曲線がい

もうとの胸もとを

かざっているのが



ぼくはれもんを囓ったような気恥ずかしさで。


なつ のよるの 風はまるでぼくのうちを泥棒がきたみたいだろう。



((そして、正午のちゃいむ)



いもうとはネグリジェを 着替え ないで、

そのままで ローラーの上で すべる。はしる。

あおぞらは足下に。

手にはくまをもって。

そのくまは寝るときに肌身離さずもっているいもうとのくま。

くま はひきずられる・

アスファルトとこすれる

ローラーにいつかまきこ

まれるぞとぼくはしかる



ネグリジェの揺れるのをみていると、まるですいそうのなかのKのような気がして、ぼく

は語りかけるんだ。



尾びれが左右に振れるんだろう。

ロー ラーの うえでたなびく イチゴ柄がまるで。

いもうとはすいそうに落ちる。

ネグリジェはみずを

弾いて。

ひとかき、するといちごが揺れる ,・

夏だというのもしらないで))

水草にかくれるいもうとを

手でかきわけて そのてのひらで。。。

指先に詩集。

えんぴつの芯はぼくの鼓動。

イチゴ柄か 尾びれか

朱よ。




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