表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
サバイバル九州ゾンビワールド  作者: 夕凪 響
乾坤一擲、徳之島自給自足
47/57

Myxomatosis

 並んでいた人達の乗船も終わり港のあちこちで乗り遅れ等が無いか確認する声が響いている。

 手積みで搬入出来なかっただろう物資がフォークリフトを使い、頑丈そうなパレットに載せられ集積されていく。

 その間にフェリー船の船尾に小型の船が繋がれ少しずつ大型フェリーの角度が変えられ船首が大きく開くとトラック等も搬入出来そうな入り口とタラップが岸にかけられる。


 周りの誘導に従い船の中に入ると本来トラック等が固定してあると思われる場所には物資等が載せられ綱やナイロンのベルト等で縛られている最中だった。

 船内には立体駐車場の様になっており、駐車スペースは2階分あるようだ。

 船内の誘導に従い上へ移動し、二輪車を駐車する場所にCB223を停めると誘導してくれた船員らしい人がベルトを使い固定しながら乗船後の事を教えてくれる。

 「7階エントランスで部屋の割り振りがあってて、そのまま7階の船尾側にあるスペースで船内の説明やらがあるから急いでね」


 「ありがとうございます」「ありがとうございます!」


 客室入口と大きく書かれたドアを開け狭い連絡用通路のような場所を進む

 シブヤさんとメグミちゃんとも合流し階段付近の地図で現在地を確認する。

 どうやらバイクを停めた場所は4階にあたるフロアで5階から船室フロアのようだ。


 船の1階から2階部分は船底付近の進入禁止フロア。

 3階から4階は駐車と物資の保管スペース。

 5階から7階が船室フロアになっていて5階には大浴場やショップコーナーに客室、6階にはレストランとラウンジに客室。

 7階は開けたスペースが半分程作られ残りは客室のみとなっている。


 階段を昇り5階のエントランスホールに出ると7階まで吹き抜けになっていて船の中だという事を忘れそうなほど広い。

 イチゴも「わぁーこれホテル?」っと話しておりメグミちゃんもキラキラした目で辺りを見回している。

 エレベーターも見えるが人も並んでいるため船内をゆっくり見回しながらエントランスの吹き抜けに設置された階段を使い7階まで昇る。

 船尾側にはすでに人が大勢並んでおりなかなか先へは進めなさそうだ。


 7階のみ外に出れるようで窓から外を見ると積み込みも終わったのか少しずつ船は動き出し陸を離れる所だった。


 「俺が並んどくから外見てきたらどうだ?」

 そうシブヤさんが言ってくれるのでメグミちゃんを誘ってみる。

 イチゴがメグミちゃんに「行ってみよーか?」と言うと気になっていたのか「うんっ!」と大きく返事する。

 トランプでイチゴに慣れたのかイチゴと手を繋いで歩く、俺はその後ろについて行った。


 甲板は皮膚が引っ張られるように冷たく潮混じりの風は容赦なく全身に吹き付けてくる。


 「わぁー寒いねー!」「ねー!」

 イチゴとメグミちゃんはお互いに言い合いながら手すりまで小走りに走かけていく。

 それをゆっくり歩きながら追いかけると、この大型フェリーをふたまわり小さな船が引っ張り船首を海に向けぐるりと動かす所だった。

 ゆっくりと陸から離れ動いているのかも見ていないと分からない中、汽笛を2回ボーッ!ボーッ!っと鳴らし船が動き始める。

 ここにも残る人がいるのか港には50人くらいの人達がいて大きく腕を振っている。

 その人達にこちらも大きく腕を振り返し少しずつ船は海に進んでいった。


 歩いて来た方を振り返ると7階部分より上に4階分ほど魚の背びれの様に突き出た場所がある、ブリッジや船橋、操舵室と言われる場所だろうと思い目線を下げるとブリッジの入口らしき階段はバリケードが作られ出入りは出来ない状態になっていた。

 「感染対策か・・・」


 「ん?どうしたのマサシ?」


 「いやあそこバリケードあるだろ?」


 「あ!まだ上あるんだ!」


 イチゴとメグミちゃんも手すりに背中を預け仰ぎ見ているとミヤザキさんが小走りに近づいて来る。


 「おーい!そろそろ順番くるよー!」


 「はーい!」「はーい!」「はいっ!」

 イチゴとメグミちゃんは元気に右手を上げて返事をする。

 俺達はミヤザキさんと船内に戻りシブヤさんの所に行くと人の列は少なくなっていた。


 「なんか面白いもんでもあったか?」


 「おにーちゃんすごかったよ!」

 そう言いながらメグミちゃんはシブヤさんに抱きついている、ミヤザキさんも隣に立ち、あと僅かになった順番を待ちながらシブヤさんに尋ねる。


 「そう言えば部屋とかどうなってるんですか?」


 「1人だと寝台っていう雑魚寝みたいな所で2人からは船室みたいだな。

 あとはグループの人数が増えると特等船室とかみたいだ」


 「寝台とかもあるんですね」


 「ああ、ただ部屋が残ってると良いけどな」


 話しているうちに受付の順番は進みシブヤさん達は3人で特等の部屋を貰ったみたいだった、俺達も受付をすると2人部屋は埋まっていたが、1人部屋に2人で入る事になった。


 そのまま部屋に名前が記帳される、この船室の名簿で誰がどこにいるかを確認するみたいだ。

 12時間毎に7階の受付した場所に各自、異常が無いか報告をしてくれとの事だった。


 そのまま奥に進むと100人単位で説明をするらしく前の人達の説明が終わるのを待ち俺達の説明が始まるのを待った。

(✽´ཫ`✽)

フェリーの船内図をネットで調べるも駐車場の図が出なぁぁぁい!

(*´д`*)ハァハァ

ようつべって便利ですね・・・

やっと船内を把握・・・


ちなみに調べれば調べるほど佐賀、長崎にこんな大型フェリー無いんじゃないかと。

(((((´◉ᾥ◉`))))))ガクブル


きっと新門司とか鹿児島か大分から取ってきたんでしょう・・・そうでしょう。


大型フェリーの名前が出ることは無いので補足ですがモデルは、いしかりです。


蛇足でした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ