絆は黒い糸
クレアは道を間違えた。
右だったかな。
戻ってなんとか洋館に着いた。
彫ってある文字を読んだ。
ゾンビがいる
去りたい。
中に入るとおばあちゃんがルンバに乗っていた。
器用だな。
壊れそうだけど。
「いらっしゃい」
「ゾンビにしますか、ゴーストにします?」
「ゴーストにしてください」
おばあちゃんに二階を案内された。
白いおばけが鬼ごっこしていた。
クレアは慣れてきた。
あと一日居たい。
おばあちゃんがやってきた。
玉手箱をくれた。
開けた。
白い煙が。
クレアは鏡を見た。
白髪になっていた。
クレアは結婚できるか不安になった。
ゾンビコースだったら歯がなくなるとおばあちゃんに言われた。