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昼は冒険者/真夜中は暗殺者  作者: きっと小春
火薬と銃の時代
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働くエミリア

エミリアは、依頼主の旦那と浮気相手の女性の爪を交互に抜いてく。鳴り止まない悲鳴、声にならない絶望。エミリアの心は澄み渡り、体が興奮し熱を持つ。依頼主は普通の人間であり顔を歪ませていた。


依頼主は、死の教団へ依頼したのだが、その内容には拷問の末に殺してくれとあるため、闇の制裁への依頼でもある。つまりは拷問後、肉体を修復する必要がないのだ。それは思い切り強烈な拷問器具の使用許可が降りたと考えても良いのだが、エミリアは地味な道具が好きなのだ。


エミリアは二人分の両手両足の抜き取った40個の爪を綺麗に並べていた。そして、傷口に止血効果と激痛効果の混合薬を塗り、二人が失血死しないように丁寧に扱う。次は耳だ。痛みは絶望的だが、爪というのは、また生えてくると想像できるため、それほど精神的なダメージは受けないのだが、耳は違う。死へと直結するイメージ持つのだ。耳を削ぎ落とすと肉体的ダメージは少ないのだが、精神的ダメージが大きい。そして二人の4つの耳も並べた。


耳を削ぎ落とした辺りから、大体が命乞いを始めるのだ。ここで縄術(縄を召喚して操る)の魔法を発動して、二人の太ももあたりをきつく縛る。さらに野犬(複数の野犬を召喚)の魔法を発動させる。そして野犬に両足を食べるように命令する。


クチャクチャ、ゴリゴリと肉と骨を貪る犬たちに咀嚼音と男女の絶叫が部屋中を埋め尽くす。


痛みと恐怖から逃れるために、大体の人間が言うセリフ。


「殺してくれ…」と言いながら意識を失う二人。


「と、言っていますが? 止めを刺して楽にしてあげますか?」


依頼者に確認する。「では、あなたが止めを刺しますか? 私が刺しますか?」というセリフを用意していたのだが、帰ってきた回答は…。


「もっと、苦しませてください」であった。


気絶した二人の意識を薬品で強制的に覚醒させる。そこで新しい拷問器具を用意する。鉄製のローラだ。上下に列んだ鉄製のローラーが魔道具の力により回転する。その隙間は1cmほどだ。その回転するローラーの間に手を挿入する。バキバキメキメキと音を立てて、旦那の右腕が肩まで引きずり込まれる。旦那はまた泡を拭いて気絶してしまった。


それを浮気相手の女性が見て絶叫する。肩まで入り込んでしまった腕を引き抜くのは手間なので、方から腕を切り落とし、今度は女性の手をローラに挟んだ。同様に…。


両手両足を失った二人の精神が崩壊したことにより、これ以上の拷問は意味が無くなってしまった。依頼主は、「適当に殺しておいてください」と言い、退室用の睡眠薬を飲む。これはノクターンの拠点の場所などを隠蔽化する目的であり、依頼主が寝ている魔に自宅へ搬送する手はずになっている。


拷問部屋の外で待つオール・グランを呼び出し、依頼主を運ばせる。そして、エミリアは…。まだ生きている男女を喰い始めるのだった。


***** ***** ***** ***** ***** 


依頼主が自宅で目を覚ます。旦那に追い出され、馬小屋に近いボロ屋なのだが、そのベッドの横のテーブルの上には、旦那や浮気の女が持っていた金目の物を売り払った金が積まれていた。


依頼主は、新しい人生の出発を喜ぶ。後に自分が旦那の一族から復讐されるとも知らずに…。


***** ***** ***** ***** ***** 


エミリアは、西の血族、死の教団、闇の制裁のポイントを稼ぎながら、ソウルエナジーも収集し、上手い人肉にありつけ、とてもご機嫌であった。


そして、クラリスが最も力を入れていた技術を再び蘇らせるべく、ノクターンの地下実験場に、材料が運び込まれてきたのだ。


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