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昼は冒険者/真夜中は暗殺者  作者: きっと小春
剣と魔法の時代
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捕捉されたターゲット

カテゴリ的には、「孤独のPK、ほくそ笑む」と同じ、ちょい悪主人公となります。


”話を広げすぎる”、いつもの悪い癖が出ないように注意しながら、地味に頑張りたいと思います。


何話か書いたのですが…。目的がはっきりするのは、話の構成上、結構先になりそうです。


別に隠し要素でもないので言っておきますが、「幼馴染の体と心の回収」が目的です。



冒険者の街フィレオで待ち合わせしていたオール・グランという爺さんに連れられ、真夜中に冒険者専用地区・砦の第三層に来ている。


「群れからはぐれてしまった…可哀想な冒険者を見つけたわい」


望遠鏡を渡されたので、爺さんが指を指す方角を見た。


ターゲットは、砦外壁の柱の後ろに隠れていた。


女? 足を怪我しているのか、両手で足を擦っている。


「今の世の中は、便利じゃ。ほれ、捜索願が冒険者ギルドに出ているため、相手の情報は筒抜けじゃ」


渡された紙を見る。


【スワン=ファル】所属:冒険者ギルド、性別:女性、年齢:22、役割:前衛(AT)、武器:槍、登録魔法:なし


「さて、坊主、どうやって殺すのがベストか覚えているかな?」


「はい。武器は証拠が残ってしまうので使用禁止。魔法で殺す」


使用できる武器は登録制で、登録すると解除はできない。


勿論、登録した武器以外は持つこともできない。


この仕組みのため、例えば剣を使用して殺せば、剣士が疑われるのだ。


しかし魔法はコストパフォーマンスと使い勝手が非常に悪く、実戦では使い物にならないとされている。


使用できる魔法はLv1からLv5までの回数制、利用できる上限回数は生まれたときに決定される。


一般的にはLv3を数回使用できれば、上級者として扱われる。Lv4を扱えれば英雄レベルだ。


また魔法1つ覚えるのに莫大な金貨と時間を費やすことになり、使用するにも高価な触媒が必要だ。


さらに発動時には、それは長い詠唱が必要となる。


「卒業試験の開始じゃ、今回は…。暗殺者ギルドからの依頼じゃったな。簡単じゃな殺すだけだ」


8つの魔法を覚えている。通常は多くて4つ程度だ。


その1つ”転符”という魔法に使用する触媒を取り出し詠唱する。詠唱は基本5W1Hのキーワードとなる。


「天駆ける神よ、太古より伝えし、大いなる空に、縮地の扉を、我を最速に、転符に与えん」


転符が青白く光る…半分に切ると床に貼り付けた。もう一枚は皮の鎧の腰部分に隠してあるアイテムボックスにしまう。


「行ってくる」


急所のみをカバーした皮の鎧の上に黒い外套を着て、白く赤い線が十字に入った面をかぶる。


軽い足取りだ。足音は極限まで小さくするため靴は履いていない。


「まるで自分の子を見送るように気分になるわい」

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