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殺しが本業の元農民は  作者: ウドン9191
9/10

有難うございました


 光り輝く中二人は向き合い・・・・


 「良い戦いを」

「宜しくお願いします」


 握手し・・・・・


 離れ・・・・・

背を向け歩き・・・・・


 「黒」

「白」


 グレイは黒く染まる・・・・

ただ黒を纏う・・・・



 ゼロは白い剣を手に・・・・・


 「カウント」

「3」


 二人は歩くことを選択・・・・

「2」


 ただ足音が響く・・・・・


 「1」

 二人は息を吸い・・・・・


 「バトル」


 グレイは紐を作り出し・・・・


 お得のグレイ・・・・


 全てを得た勇者で・・・・

彼が居れば武具の費用が浮くから・・・・


 俺グレイは見失い探る・・・


 彼は・・・・・


 「・・・・・」

何処だ・・・・・


 ゼロ君は・・・


 無音で?・・・・・

いや其れより酷い・・・・


 捉えていた・・・・・・

熱も匂いも気配だけ残し・・・・・


 消え・・・・

瞬間閃く・・・・


 「其処か!」

屋内だが天井は高い・・・・・


 考えたねけど


 紐の範囲だ!

衝突音が響き渡る・・・・


 ゼロ君は跳び・・・・

滑空し・・・・・


 先に俺を叩く・・・・


 「ぐ!」

「まだですよ」


 見逃した・・・・・


 不死殺しを紐に・・・・

ゼロ君・・・・・


 「素晴らしきかな」


 ゼロ君は白い紐を生き物様に・・・・

其れは生き生きと手元に戻る・・・・・・

「此方もね」


 まだ紐は生きている・・・・

なら・・・・


 叩かれた影響で打撃力は失われたが・・・・

「絡めとらせて」


 ゼロ混は・・・・・

「流石です」


 どちらが・・・・

ゼロ君に触れた紐は力を失い死んだようにクニャと・・・・


 俺は紐を投げ捨て・・・・

「見事」


 ゼロ君繋がってれば奪えるのか・・・・

「だが間を越えはしない」


 なら手はあるか・・・・・

だがこれで確定だな・・・・・・


 ゼロ君は格上・・・・

「なら定石に」


 死中に活を・・・・

苦しいなら笑え輝け・・・・・

「スマイル」

「ゴーゴールド」


 俺は黒の具足を金の文様を描き輝かせ

金の剣を作り出し・・・・・


 「落とされた」

 撃ち落としたゼロ君に飛び掛かる様に・・・・


 「君は解析をどう思う」

ゼロ君の白い剣の防御を受け流す・・・・


 ただ打ち合えばアウト・・・・

ああなんとグレートでナイスな甘美な・・・・・


 最高だゼロ君!!!


 俺は何度も何度も・・・・・

「そうですね」

「便利ですね」

「閃きは」

「何です」

「俺は今にも閃きそうだ」

「ノエルと居て無いのかい?」

「瞬き?」

「ああ君はそう表現」


 そして一度離れる・・・・

息を整え・・・・


 「物の意については」

「ノエルの意かい」


 俺は剣を掲げ・・・・

「もう気が付いたのかい」


 形色武装は二種の意が存在する・・・・

ノエルと謎の存在の・・・・


 「解析は個でしかない」

「ノエルの意がベース」


 俺達は回り合い隙を探る・・・・・


 「やはり違う」

「成る程違うのか」


 世界は形色と同じように・・・・


 「ゆえに」

「差が生まれる」


 俺が飛び込みゼロ君はステップで避ける・・・・


 「歪みでしょう」

「なら修正が?」

 

 俺もゼロ君の攻撃をステップで避ける・・・・


 「作ります」

「そうか」


 現存する事柄をなかなか大変な道を・・・・・


 「さて終わりとしようか!」

既に打てる手は打ち尽くした・・・・・


 俺は分身を作りだし・・・・

ゼロ君の周囲を回り・・・・


 「絶」

「3」


 ゼロ君・・・・・

解析がカウントを刻む・・・・


 「影」

「2」


 囲み一斉に武器を構える 

君は既に・・・・


 「殺」

「1」


 飛び掛かる・・・・・

世界を浸食しているのかい?・・・・・



 「ゼロ」


 カウントが・・・・・


 ゼロ君・・・・君はただ美しい・・・・

時が止まって欲しい程に・・・・・

願わずにはいられない・・・・


 そう今のぜろの刻は永遠・・・・・・


 そう思える程に・・・・

心は熱く思考は冴えわたり・・・・


 俺は忘れられるだろうか?


 ゼロ君は奪う・・・・

瞬く間に・・・・・・


 全てを奪う・・・・


 分身は瞬く間に・・・・

闘争もしんも・・・・


 ただ歩きて・・・・

「有難うございました」


 俺に剣を差し出し・・・・


 仮面を外し・・・・

微笑み・・・・


 俺の全てを奪われる・・・・・・


 なのに操られるように俺は・・・・

色の無い世界で・・・・

「此方こそ」

「素晴らしい戦いだった」


 「また」


 ゼロ君の一言が・・・・

ああ蘇る・・・・・

世界に色が・・・・・・


 そして・・・・

「是非またやろう」


 俺は手を差し出し・・・・・

何時の間にか黒の具足は解除され・・・・


 俺とゼロ君は握手し・・・・


 煌めく世界は更に輝くニヤニヤを・・・


 余韻に浸っていると・・・・・

「グレイきもちわりなぁー」

「ヴァイスお前も同じ顔だぞ」


 「そうか悔しいとおもってんだけどな」

「ああすこぶるニヤニヤだ」


 思いは混ざりあい閃き瞬き・・・・ 

世界は煌めき輝き忘れられない素晴らしき時を刻む・・・



お読み頂き有難う御座います。

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