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殺しが本業の元農民は  作者: ウドン9191
3/10

ゼロ君良いかな?


 「ゼロ入って」

ノエルに呼ばれたので・・・・



 綺麗な明るい部屋に入る・・・・


 椅子が有るのに誰も座らない・・・・

「ぎゃははは」

「アレン」

「きょうしゃあ・れ・ん」


 笑い己が太ももを叩き続ける・・・

傾奇者の勇者・・・


 刀銀閃を・・・・


 髪は金其れを短く整え・・・・・

年は俺よりちょい上・・・・・


 「アレンだな」

「外見だけは」


 もう一人の勇者・・・・・

白い学生服で白髪鋭い目前髪が長く・・・・


 黒具足の・・・・・

此方も俺よりちょい上の年・・・・

キリッとしているが・・・・


 「仮面付けて貰い」

「私が指示を」


 「なんだー」

「木偶の坊かよ」


 「はいすいません」

俺はペコリと・・・・


「ぎゃはははは」

「良いぜてめー」

「早い反応」

「お辞儀の角度」

「手の位置」

「見事!」


 ちょー受けてます・・・・・・


 「いやノエルが良いなら」

「此方は願ったりだ」


 ノエルは礼装岩戸修道姿で・・・・・

頭には頭巾顔には目隠し・・・・


 「ではお二人は」

「ああ円卓じゃあ」

「賛成にと言いたいところだが」


 傾奇は賛成・・・・

白が拒否?・・・・


 「試させて欲しい」

「へーグレイ珍しい」


 「お前は言わないんだな」

「ヴァイス」


 「ああ言わねえな」

「死にたくねえ」

いえいえコロスだなんて・・・・・


 「何!」

「大丈夫ヨ」

「タブンね」

「ゼロ」

「ソウヨネ」


 「ウン」

「ダイジョウブ」

「ノエル」


 何故ノエル片言・・・・・

思わず俺も・・・・


 ふふふふふとわらうノエル・・・・・


 にたにたなヴァイス・・・・・


 少しぎこちなく前髪を手で靡かせグレイは・・・・

「なら」

「ゼロ君良いかな?」

「お願いします!」


 俺は頭を下げ・・・・・


 グレイは手を差し出し・・・・・

ノエルを見ると・・・・


 ああ握手ね・・・・

即答えが・・・・


 握手し・・・・・



お読み頂き有難う御座います。

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