第十一章「決戦準備」
どうも、霜月です。
更新が遅れて本当にすみません。
その分、文章量を前回より増やしましたのでどうかご容赦ください。
それと零戦先生、お待たせしました。
ようやく先生の艦魂を招待できました。
遅くなって申し訳ありません。
かなり言い訳がましいですが、僕は現在コンクールのために一日の殆どを部活に費やしているので、正直執筆時間が取れてません。
なので、次の更新は二月の半ばごろと大分遅い予定ですが、どうか見捨てないでくださいませ。
それでは、本編へどうぞ。
大日本帝國の首都である東京から約6千キロ南に行った所にあるトラック環礁には、第二艦隊が停泊しており、開戦した現在においては更なる増援がこの地に到着する予定である。
そして、今まさに帝國海軍が誇る第一艦隊は、トラックへの増援として環礁と外海をつなぐエバリッテ水道に差し掛かろうとしていた。
「加賀っ、もうすぐトラックだねっ!」
ツインテールの小さな少女が、すぐ近くに迫った島影を見ながら隣の少女に言う。
彼女は帝國軍の主力空母である『土佐』の艦魂である。
「ああ、そうだな。」
加賀と呼ばれた少女は土佐の妹である。
彼女は姉とは対照的に背が高く、大人びた体つきをしている。
腰には二本の刀を差しており、軍服を着ている事を除けばまるで女武者の様な出で立ちである。
「翔鶴や瑞鶴たちにも久しぶりに会えるねっ!」
「うん。私も楽しみだ。」
そう言って加賀は僅かに微笑む。
「む〜、加賀ってば反応がつまんない〜」
「しょうがないだろう、わたしはこういう性格なんだ。それを今更かえることはできんよ。」
土佐は加賀の反応にむくれるが、加賀はそんな土佐の抗議をサラリと受け流す。
その時、不意に二人の耳に航空機特有のの爆音が聞こえてきた。
「ん?‥‥加賀、見て見てっ、陣風だよっ!あれは瑞鶴の航空隊かなぁ。」
加賀は土佐に言われて上を見ると、八機の陣風が見事な編隊を組んで飛行していた。
垂直尾翼に『瑞鶴』航空隊の標識をつけた陣風たちは、だんだんこちらに向かってきている。
二人がそのまま見つめていると、陣風たちは唐突にその場で旋回を始める。
甲板にいる兵員たちが何事かと思って陣風たちに注目すると、彼らは雁行編隊を二組のフィンガーチップ(戦闘機四機で組む編隊。視界がよいので見張り能力に優れる。)に組み替えてアクロバット飛行を始める。
彼らは編隊を組んだままの宙返りやロール(横転)などの高等技術を、まるで糸で繋がっているような機動で行っている。
それらを見ていた兵員から拍手や歓声が湧き、中にはどこから取り出したのか日の丸の旗を振る者までいた。
「ほう、中々の技量だな‥‥‥うちにも欲しいくらいだ。」
「すご〜い!まるで『源田サーカス』みたい!」
陣風たちの機動に感心している加賀の横では、土佐が子供みたいに目をキラキラさせて空の芸術に見入っている。
ちなみに『源田サーカス』とは、現在霞ケ浦教育航空隊の教育隊長である源田実中佐が隊長だったアクロバット飛行隊である。
残念ながら開戦が差し迫ったために先月に解散してしまったが、当時は達人揃いの飛行隊として名を轟かせていた飛行隊である。
拍手喝采の嵐の中で演技を一通り終えた八機の陣風は、編隊を横一列に組み直して低空飛行で艦隊の上空を航過する。
加賀は周りを見渡すと、飛行甲板にはいつのまにか非番の兵士たちが集まっていて、陣風に声援を送っている。
加賀は無意識に小隊長の標識を付けた機体を目で追っていた。
その機体の垂直尾翼に書かれた標識には、彼が『瑞鶴』戦闘機隊の第三中隊に所属している事を示している。
その小隊長機のパイロットは『加賀』の上を通過するときに彼女に向かって手を振ってきた。
加賀は思わず手を振り返す。
すると、そのパイロットはまるで加賀の仕種を見ていたかのように微笑み、そのまま遠くに去ってしまった。
「凄かったね〜!あれ、加賀どうしたの?ぼーっとして。」
土佐は陣風が去っていった方角を見続けている加賀の方を覗き込んでくる。
「ああ、ちょっと気になった事があったのでな。」
加賀は無意識に土佐から目を逸らす。
すると、土佐はニヤニヤして加賀の目線の方向に動いて彼女の視界に入ろうとする。
「あぁ〜、さては小隊長の標識を付けてた機体のパイロットに惚れたんだぁ〜。」
「さあな。ただ何となく変な感じがしただけだ‥‥‥」
加賀は再び目線を逸らし、体を反対側に向けて言う。
土佐は再び彼女の視線の先に回りこむ。
「ニヒヒ、もしかして恋だったりして。」
「ひょっとするとそうかもな。」
土佐のからかいに加賀はめんどくさそうに今度は上を向いて答える。
「え゛‥‥えぇー!?」
「どうしたというのだ。わたしだって恋くらいはしてもよいと思うが。」
驚く土佐に加賀は何を言っているんだ、といった風に言う。
「ちょっと加賀、どうしちゃったの!?いつもと違うよ!ねえ、正気に戻ってよ!」
いつもと違う加賀を不安に思った土佐は彼女を思いっ切り揺する。
加賀はそんな姉の首根っこをめんどくそうに摘むと、そのまま土佐を高々と持ち上げる。
「うわっ、やめてよ!放してよ!」
土佐はジタバタもがくが、残念ながら襟首を掴まれているために加賀には殆ど効果がない。
「本当に放していいのか?」
「あたりまえでしょ!早く放してよ!」
パッ‥‥ドスン!
「いった〜い‥‥もう、なにするのよ!」
土佐はそう言って加賀を睨む。
だが、その幼い外見からかまったく怖くない。
「姉上が放せと言ったから放しただけだ。」
加賀はさっきとは反対にニヤニヤしながら言う。
「うぐっ‥‥でっ、でもこんなに乱暴にやらなくても‥‥‥」
「だから本当にいいのか、と聞いたんだ。」
「む〜‥‥ふんっ、もう加賀なんて知らない!」
土佐はぷいっと顔を背けて自分の部屋へ戻ってしまった。
(少し虐めすぎたかな。後で機嫌を直してもらわないと‥‥‥)
加賀はそう苦笑すると、次の瞬間には先程の事は頭からシャットアウトして、あのパイロットについて考え事をしていた。
(それにしても、なんだこの感じは‥‥何か愛おしくて懐かしい、そして悲しい感じがする。
私はずいぶん前にあの人と会った事があるはずだ‥‥‥だが、どうしても思い出せない。
思い出せないのだ‥‥‥)
加賀はそう思いながらトラックの美しい海を見ていた‥‥‥
12月16日午後1時 オアフ島真珠湾
真珠湾の港から軍楽隊が奏でる『星条旗よ永遠に』に送られてアメリカが誇る太平洋艦隊が出撃していく。
その艦艇の中でも特に目立つのが、ワシントン条約失効後に建造された『コロラド』級戦艦である。
『コロラド』級は16インチ50口径三連装砲を前に二基、後ろに一基装備し、29ノットの速度とダニエルズ・プラン型戦艦譲りの重防御という画期的な艦である。
『コロラド』の次に錨を上げたのは条約型戦艦の『テネシー』級である。
『テネシー』級は16インチ45口径連装砲四基を前後二基ずつ装備しており、ダニエルズ・プラン型とは一線を画した28ノットの速力と列強の水準以上の防御を兼ね備えている。
他にも『ニューメキシコ』級や『ペンシルベニア』級など合衆国海軍主力の戦艦が次々と錨を揚げて出航していく。
戦艦たちの後に錨を揚げたのは、二隻の『レンジャー』級正規空母と三隻の『ボーグ』級護衛空母である。
だが、これらの五隻は攻撃機の類は一切搭載しておらず、格納庫はおろか甲板一杯まで合衆国の主力艦戦であるグラマンF4F戦闘機を積んでいた。
最後に殿軍の駆逐艦が錨を揚げて湾外に向けて動き出す。
その駆逐艦は先に行く艦たちと合流すると、そのまま真珠湾から遠ざかっていく。
合衆国の浮かべる城たちは、己が国の期待を背負って水平線に消えていった‥‥‥
数時間後、オアフ島沖
四日前に米機動部隊を捕捉した『伊-49』の橋本艦長は、引き続き真珠湾から出撃してくる米太平洋艦隊を捕捉する為に哨戒を行っていた。
「60度の方向に艦影あり!艦種は戦艦、巡洋艦、駆逐艦どれも多数!太平洋艦隊の主力と思われます!」
潜望鏡を覗いている副長の小原 勇人少佐は後ろを振り返って叫ぶ。
「よし、すぐに統合参謀本部に連絡だ!」
橋本は大きく頷いてすぐさま指示を出す。
「了解!」
通信長がすぐさま暗号を組みに下のフロアにある通信室に向かって梯子を降りていく。
橋本はそれを一瞥すると、潜望鏡で米艦隊の動向を覗く。
今のところ、彼らはこちらには気づいていないようだ。
(う〜む、監視任務を早く終わらせて輸送船の攻撃をしなければな‥‥‥)
米艦隊を見ながらそう考える橋本の後ろには、彼をじっと見つめる一対の目があった。
数分後、トラック連合艦隊臨時司令部
普段は市ヶ谷の防衛省にある連合艦隊司令部は、予想される決戦に向けてトラックに進出していた。
そこでは、通信兵や各軍の士官たちがおびただしい情報を処理しており、ここが彼らの戦場であることを伺わせる。
その時、一人の通信士官が連合艦隊司令長官の山本 五十六大将のところへ一通の電文を持ってやってきた。
「長官、哨戒中の『伊−49』より緊急電です!
『敵艦隊見ユ。艦種ハ戦艦、巡洋艦、駆逐艦多数ナリ。太平洋艦隊主力ト思ハレル。』以上です!」
連合艦隊司令長官である山本は、電文を聞いていよいよ決戦か、とため息をつきながら思った。
「そうか‥‥‥宇垣君、米機動部隊の動向は?」
「真珠湾を出港して以来、依然居所は掴めません。
おそらくはここかマリアナの航空基地のを奇襲する腹積もりであると思われます。」
参謀長である宇垣 纏少将は表情を変えずに、教科書的な予想を山本に言う。
宇垣はその無表情から『黄金仮面』とあだ名されているのだが、実際は堅実な参謀として非凡な能力を持っているために、山本にヘッドハンティングされてこの役職に就いている。
「長官、もしや敵は内地‥‥いや、帝都を奇襲してくる可能性がありますぞ。」
そう言ったのは黒島 亀人大佐である。
彼は連合艦隊の先任参謀であり、日ごろの奇行から「変人参謀」とあだ名されていて宇垣とは正反対の人物であるが、山本は常識にとらわれない斬新なアイディアを出す彼を高く評価していた。
「ふむ、まずいな‥‥よし、こことマリアナの哨戒網を強化するように連絡してくれ。
あと、内地の航空隊にも近海の厳重な警戒を行うように命令させてくれ。」
「はっ!」
通信士官はそう言って去ってゆく。
山本はそれを一瞥すると、目を閉じて思考の海に沈む。
(黒島君が言っていた『真珠湾奇襲作戦』は没になってしまったが、中々よくできた手だ。
『国東』によるとほぼ確実にそれは成功するらしいしな。
もしかすると、米軍にもそれと同じようなことを考える者がいてもおかしくはない筈だ。
敵は内地、トラック、マリアナのいずれかに来る。あの大統領なら確実に本土に艦隊を送るだろう。
もう少し関東地方に戦力を配置しなければいけないな‥‥‥)
「よし!ここにいる121航空隊を厚木に配置だ!急げ!」
山本は目をカッと見開いて連絡係の士官に告げる。
「長官っ、トラックへの奇襲の可能性がある以上、戦闘機部隊の引き抜きは‥‥‥」
宇垣や他の参謀たちははあわてて山本を止めようとする。
参謀ではない士官ですら山本のほうを驚愕の目で見ている。
「長官、さすがですぞ!」
だが、唯一山本の行動に賛同したのは黒島であった。
黒島はわが意を得たり、といった顔で喜んでいたが、それを見る周りの視線はとても痛い。
「反対意見は聞かん!いますぐ121航空隊に連絡しろ、急げ!」
山本が気違いじみた命令を発するのを見て、宇垣ら参謀は《長官が黒島に毒されてしまった‥‥》と心の中で涙を流していた。
「はっ、はい!すぐに連絡いたします!」
命令を受けた士官は一瞬怪訝な表情をするが、命令と割り切って連絡に向かう。
山本が発したこの指令は、彼の神算鬼謀の成せる業なのか、はたまた本当に山本が黒島に毒されて変態になってしまったのだろうか?
それは今の段階では神のみが知っていることであった‥‥‥
霜月「ようやく‥‥本当にようやく第十一章を上げました。読者の方々には本当に申し訳ないと思っております。」
三笠「作者、外伝の更新は?」
霜月「現在、三章と四章が完成しており、二章は執筆中です。」
三笠「ああん?あんたなにやってんのよ。いっぺん‥‥死んでみる?」
宝鶴「地○少女?」
加賀「それはどうでもよい。それよりこの更新頻度はなんだ?貴様はやる気があるのか?」
霜月「ひぃっ、許して下さい!コンクールが近いのでマジで執筆する時間がないのです!」
土佐「えっ、コンクールってもう終わったんじゃなかったっけ?」
霜月「それはアンサンブルの方です。そっちは部活のメンバーで出ていたんですが、今回はソロコンクールで個人で出るやつです。」
宝鶴「それで時間が無いって訳ね。」
加賀「ふんっ、時間がないなど笑止千万。ソロコンクールに出なければよいではないか。」
霜月「それだけは勘弁してください!でないと今部活やってる意味なくなるんで!」
土佐「まあまあ、加賀。作者だっていろいろあるんだから。」
加賀「むっ、姉上が言うなら仕方が無い。ふんっ、せいぜい姉上に感謝するのだな。」
??「あれ、ここはどこなのかしら?たしかここらへんの筈なんだけど‥‥‥」
??「姉さん‥‥ここどこ?怖い‥‥‥」
??「はいはい、よしよし。それにしても、わたしたち遭難したのかしら?」
加賀「ん?貴様らは誰だ?」
霜月「ちょっ、加賀っ!その方たちは零戦先生の『新太平洋戦争』に出てらっしゃる艦魂だぞ!」
??「あら、あなたは?」
霜月「はいっ、僕は霜月龍牙で『カナタの幻想』の作者であります!」
瑞鶴「よかった‥‥ようやくたどり着いたみたいね。あっ、わたしは瑞鶴よ。」
加賀「わたしは加賀です。それで、後ろにいる子はわたしの妹の土佐です。」
土佐「よっ、よろしくお願いします‥‥‥」
加賀(霜)「うむ、よろしく。申し遅れたがわたしは加賀という。貴殿と同じ名前だな。」
土佐(霜)「わたしは土佐だよっ!よろしくねっ!」
宝鶴「わたしは宝鶴です。それでこちらが」
三笠「三笠です、よろしくね☆」
加賀「こちらの世界のわたしは宝塚の男役の方みたいですね。」
加賀(霜)「うむ。皆によく言われておるぞ。それにしても貴殿もなかなかの美人ではないか。」
加賀「うふふ、ありがとうございます。ほら土佐、せっかく他の作者さんのところへ来たんだから何か話しなさいな。」
土佐「はいっ‥‥あっ、あの‥‥皆さん好きな人っていますか?」
瑞鶴「ちょっ‥‥あんた、なに唐突にそんな事聞くのよ!?」
土佐「ひっ‥‥すみません‥‥‥」
加賀(霜)「まあまあ、瑞鶴殿。そう怒らんでもよいではないか。」
三笠「そうだよ。他の作者さんの艦魂とこんなこと話すのもいいと思うしね。ちなみにわたしは‥‥‥」
宝鶴「ちょっ!ここでのネタバレはまずいですって!」
加賀(霜)「ゲフン、ゲフン!あー、わたしはそういうのはいないな。」
土佐(霜)「加賀ったら嘘ばっかり。本当はあの小隊長さんが‥‥‥」
加賀(霜)「そうだ!宝鶴殿は誰かおるのか?」
宝鶴「えっ、わたし!?わたしは別にいないわよ。」
三笠「ふぅん。じゃあ瑞鶴さんたちは誰かいるの?」
加賀「わたしは‥‥とくにいないですね。土佐?」
土佐「はい‥‥わたしもとくにはいないです。」
瑞鶴「わたしは、将斗‥‥かな?」
三笠「将斗さんかぁ‥‥ライバル多くて大変でしょ?」
瑞鶴「まあ、そうね‥‥でも、わたしは絶対諦めないわよ。」
加賀(霜)「うむ、そうか‥‥頑張れよ。我々も応援しているからな。」
瑞鶴「うん、ありがとう‥‥‥」
霜月「おっと、もうすぐ時間のようですね。」
三笠「う〜ん、時間が経つのは早いね。‥‥みんなもあっちで頑張ってね。」
土佐(霜)「あと恋の戦争もだよっ!そうだよね、加賀?」
加賀(霜)「姉上、余計なことは言うな。‥‥貴殿らも達者でな。」
宝鶴「それじゃあ、皆さんも元気でいてくださいね!」
加賀「ありがとうございます。そちらの方も頑張ってくださいね。」
土佐「‥‥ばいばい。」
瑞鶴「ありがとう。せいぜい他の連中に負けないように頑張るわ!」
霜月「あっ、そうだ。ちょうど今佐世保バーガーがあるのでよろしかったら皆さんで食べてください。」
加賀「こんなにたくさん‥‥霜月さん、ありがとうございます。」
三笠「もう本当に時間がないわね。それでは、三人に対し敬礼っ!」
ザッ!!
瑞鶴「こちらも答礼するぞ。」
ザッ!!
瑞鶴ら三人が答礼をした瞬間、彼女らの体は光につつまれて消えてしまった。
土佐「行っちゃったね‥‥‥」
加賀「ああ、そうだな。(ようやく《霜》がとれたな‥‥‥)」
三笠「さて‥‥作者。さっさと外伝をupしなさい。」
霜月「無理。というか今書いていられることが奇跡に近いんで。」
三笠「大丈夫だよ、作者だし。あっ、今月中にできなかったら‥‥どうなるかわかってるよね?」
霜月「ハイ、ワカリマシタ。」
加賀「さて、次回は、っと‥‥おい、作者。貴様はなにも考えてないのか。」
霜月「いや、そんなはずは‥‥‥」
加賀「問答無用。貴様を叩き切ってやる。」
霜月「そっ、それは空圧式退魔居合刀の舞蹴拾弐號ですか?」
加賀「いかにも。では、覚悟しろよ。」
霜月「ぎゃぁぁっっ!!!」
ザシュッ!
土佐「中に誰もいませんよ。」
宝鶴「いや、それ違うから。あっ、こんなところに紙が。」
土佐「なになに‥‥次回は決戦の前哨戦だって。次の更新は二月の半ばぐらいかなぁ。」
宝鶴「それでは、ご意見・感想をお待ちしております。」