表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
富岡中学校の幽霊新聞部  作者: 紺染 歩手人
1/1

破滅の始まり

これはある中学校で起こった奇妙な怪奇事件の話。

それによって蝕まれていくクラスメイト達の友情。

疑心暗鬼になり心が壊れていく生徒たち。

そんな彼らの非日常の物語。

*************************************************

キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン


チャイムが鳴り散らばっていた生徒が席に戻る。


ガラガラガラ、  バタンッ

 

先生がドアを勢いよく扉を開け一瞬生徒の方に目をやり、ゆっくりと扉を閉める。


生徒たちははいくつかののグループに分かれていて楽しそうな声があちこちから聞こえてくる。


孤立している生徒は見当たらない。


とても仲の良いクラスだ。


みなは一斉に入り口を見ると、すぐに自席に戻り一人が号令をかけた。


「きりーーーつ きをつけー れいっ     ちゃくせき」


元気の良い声が教室中に響いた。


みなが座ったことを確認すると先生は口を開いた


「今日は昨日言った通り授業変更があるので二時間目が終わったらすぐに講堂に移動するように。あと放課後に補習がある、該当者は後ろの掲示板に張り出されているので見ておくように。」




ホームルームが終わり、先生が退出すると生徒たちは教室の後ろに集まる。


「よっしゃー補習回避ー」

「うわー補習かよーめんどくせー」


自分の名前がなく喜んでいるものもいれば、名前を見つけて落胆する者もいる。


「あれっ、なにこれ」


一人の生徒が端に貼ってある紙を指さした


「富岡中学校・・・新聞部?」











評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ