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天界バイトで全言語能力ゲットした俺最強!  作者: 新田 勇弥
13章 英雄期I 血脈相承編
335/472

登場人物紹介と用語解説(現在13章終了323話まで、ネタバレにご注意下さい)

13章に関連深い人物を抜粋して紹介します。なお解説部分にはネタバレ要素が含まれているので、ご注意下さい。また全体の登場人物を見たい方は、序章の冒頭部分を参照下さい。

──主人公および家族


●ラルフェウス・ラングレン

通称:ラルフ、御館様(家中、騎士団から)、ラルフェウス卿(公的)、グルヒル(変名)

種別:人族、男性

身分等:ミストリア王国子爵(王都ラングレン家当主)、プロモス王国男爵

職業等:ミストリア王国特命全権大使(安全保障特別条約担当),上級魔術師(超獣対策専門職)、光神教会ミストリア修学院神学科(出席免除中、卒業資格審査中)、冒険者ギルド所属魔術師(上級冒険者)

生年:光神暦365年

説明:本編の主人公。


●**(名前? コード?)

種別:不明、男性、故人

説明:本編主人公ラルフの前世。死因が過労死と言うことを見込まれ、天界福祉庁××星系支部で輪廻補助審査官として3年間、輪廻審判のアルバイトをする。そのために必要な全言語能力を得る。すでに輪廻済み。


●ヒューゴ

説明:主人公ラルフが魔術で変装した人格。人夫(肉体労働者)上がりの王都の商人という設定。容貌は30歳程度でがっちりとした体格。バロックを若くした感じ。


●ローザンヌ・ラングレン

身分等:ミストリア国子爵室(王都ラングレン家室)、子爵ダンケルク家猶子

通称:ローザ(姉)、お姉様

種別:人族、女性

職業等:ラングレン上級魔術師秘書兼筆頭従者(ラルフ直属で正確には騎士団所属ではない)

生年:光神暦361年

説明:ラルフの又従姉にして妻(正妻)。実妹はアリシア・ラングレン。主人公の生家で育ち、王都上京に同行。ドロテア・ダンケルク子爵夫人家猶子となり主人公ラルフと結婚。長子ルークを出産。


●ルーク・ラングレン

通称:ルー(ちゃん)

種別:人族、男性

生年:光神暦382年

説明:父ラルフ(主人公)、母ローザの間にできた長子。増えすぎたラルフの霊格値を移動(生前相続)するために天界が用意した子との疑惑あり。そのためか、霊格値が3000(一般人が平均寿命経過時100)を超過している。名前は光神の異名ルーグの託宣を受けたが、畏まってルークとした。生後直後に額に加護となる3聖獣の聖印が刻まれてた。乳兄はフラガ・ラーハ。


●アリシア

通称:アリー・ラングレン

身分等:侯爵ファフニール家猶子

種別:人族、女性

職業等:ラングレン騎士団救護班長、冒険者ギルド所属巫女(中級冒険者:147話現在)

生年:光神暦365年

説明:ラルフの又従姉(ラルフより4日早く生まれる)にして妻(側室)。実姉はローザンヌ・ラングレン。主人公の生家で育ち、王都上京に同行。姉ローザンヌの結婚に伴いラルフの義妹となったが。騎士団結成に当たって回復魔術を活かせる救護班長として入団。姉と本人の要請によりラルフ(主人公)と結婚。経緯を前後してファニール家の猶子となり、正式に主人公の側室となる。実は8歳時超獣昇華に際して心臓麻痺で死亡したが、ラルフの監視者となるため蘇生される。その後、人格の一部を天使である駐在員に乗っ取られていた。監視対象の能力増大に恐怖した駐在員に操られ、ラルフとローザの暗殺を謀るが失敗、駐在員と分離される。しかし、その事実は3人の記憶から抹消されている。


●セレナ

種別:聖獣、青狼ウォーグ、牝

生年:光神暦371年

説明:聖獣(ミストリア王国公認)。山犬?と母狼の戦いで生き残った唯一の青狼。衰弱していたがラルフとアリーが救い、館で飼うことになった。一時覚醒した主人公により聖獣化させられ、光神暦381年ラルフが大使になったことで聖獣として公認される。王都館を離れ修行中だったが、ルーク誕生に際して王都館に戻ってきた。



──ラングレン家(王都)従業員相当およびその家族


●モーガン

種別:人族、男性

生年:光神暦328年

職業等:王都ラングレン家家令(執事頭)

説明:ラルフの男爵叙爵を受けて、ダンケルク家から推薦を受けて雇った人物。元は同家に勤めていた(亡くなった前当主付き執事)。物腰は柔らかいがなかなかの切れ者。交渉力が高く、一時大使首席秘書官を務めた。


●ダノン

職業等:王都ラングレン家家宰、「ラングレン騎士団とその関係者」項を参照


●ドリス

説明:ダノンの妻。「ラングレン騎士団とその関係者」項を参照。


●サラスヴァーダ

通称:サラ

種別:ドワーフ系、女性

職業等:ラングレン家製薬業責任者、薬師、冒険者ギルド所属戦士だが休止中

生年:光神暦363年

説明:ドワーフ自治村出身。王都近郷のターセルの迷宮で主人公と出会う。同地で主人公達と一緒に戦闘をしたことを切っ掛けに、パーティに加入。王都ラングレン家にて製薬業を家業の一部とすることになり、責任者に就任。13章時点でエルメーダの製薬工場に在住。


●ガルガミシュ9世

種別:古代エルフ族

説明:1000年以上昔の古代人。故人。自らの妻が、不治の病に冒され冷凍睡眠に掛ける。後世に生体保存するためターセル迷宮を築き、現し身を守護者とした。現在は現し身として精神体が残存しており,主人公ラルフに寄生していたが、現状は大半の時間をゴーレムに憑依している。13章時点でエルメーダの製薬工場に在住。ゲドネス5世は生前の知人。


●ゲドネス5世

種別:古代エルフ賊

説明:1000年以上昔の古代人。故人。現し身として精神体が残存しており,主人公ラルフに寄生していが、現状は大半の時間をゴーレムに憑依している。13章時点でエルメーダの製薬工場に在住。ガルガミシュ9世は生前の知人。


●ブリジット

種別:人族、女性

生年:光神暦358年

職業等:王都ラングレン家執事(財政支援)

説明:ラルフの男爵叙爵、製薬業開業を受けて煩雑となる財政面を支援させる為、冒険者ギルドから推薦を受けて雇った。細身で銀縁の眼鏡が似合い、ぱっと見怜悧そうだが、酒乱? ソフィーの臨時家庭教師も勤めた。


●プリシラ

種別:人族、女性

生年:光神歴366年

職業等:王都ラングレン家執事(経理)

説明:バロックの3女(3姉妹)。主人公の収入増加、ラルフの役職および家業の増加、執事募集に応募して雇用される。技能検定会計の部2級を最年少(15歳)で取得しており会計士の実力は高い。


●マーヤ

種別:人族、女性

生年:光神暦331年

職業等:ラングレン家王都館メイド頭

説明:ローザの結婚に伴い、メイドとして雇用された。ダンケルク家子爵夫人付メイドマーサの従妹。


●エストリッド

通称:エスト

種別:人族、女性

生年:光神暦355年

職業等:ラングレン家ルーク付乳母

説明等:夫はダンケルク家分家であるラーハ男爵家の次男(国軍元大尉)だったが事故死(未亡人)。ルーク誕生に先立ち、ダンケルク家子爵夫人より推薦を受けて雇用。息子フラガと共に王都館離れの従業員居住区画に住み込んでいる。


●フラガ・ラーハ

種別:人族、男性

生年:光神暦378年

説明等:ラングレンの子であるルーク付乳母エストリッドの子。ルークの乳兄。父は他界(エストリッドの項参照)。ダンケルク家分家ラーハ男爵家の子孫であり、ラーハ家の名乗りを許可されている(順位は低いが継承権を保有)。父が居ないため、


●レクター

種別:人族、男性

職業等:ラングレン家王都館付執事

説明等:ダンケルク家より移籍。業務能力は優秀。


●レプリー

種別:人型ゴーレム(知能改善済み),男性型

職業等:ラルフの従者

説明:主人公が作ったゴーレム馬が牽く魔術操縦馬車の御者等を務める。古代エルフの技術により疑似的な人格と10歳児程度の知能を備えるに至り、特定分野では自立行動が可能。思念同調(ドッペルゲンガー)魔術で主人公は彼の五感を同調可能。


●アストラ

職業等:ミストリア王国特命全権大使首席秘書官、王都ラングレン家特務執事、元王宮庁官僚

説明:「ラングレン大使の配下および関係者」項を参照


●サダール

職業等:王都ラングレン家特務執事

説明:正体は王宮庁所属諜報員。


●イレーネ

職業等:ラングレン家王都館メイド(ローザ付)



───ラングレン騎士団とその関係者


●ダノン

通称:団長(正確には団長と言う役職はない)、家宰(殿、様)

身分:士爵(スワレス領申請)

種別:人族、男性

職業等:王都ラングレン家家宰、騎士団長に相当、元魔術師

生年:光神歴332年

説明:元軍人。以前はスワレス領軍の首席魔術師だったが、軽度の魔力欠乏症が発症して引退。ラルフに請われて家宰に就任、王都に上京し、ラングレン公館敷地内の宿舎に居住。妻はドリス。


●ドリス

種別:人族、女性

職業等:主婦、公館付業務支援(左記は仮の姿)

生年:光神歴330年

説明:ダノンの妻。つかみ所無い性格。夫の王都状況に同行し、ラングレン公館敷地内の宿舎に居住。


●スードリ

通称:お頭(配下の諜報員から)

種別:人間、男性の姿

身分:士爵(騎士団申請)

職業等:騎士団情報諜報班長

説明:正体はドリス。元国王侍従配下の諜報員だったが、ダノンの子を妊娠したことにより、引退。現在は王宮庁より非公式の委託をうけ、所属の配下を束ねる。


●バルサム

通称:副長

身分:士爵(王都申請)

種別:人族?、男性

職業等:騎士団副長兼現場指揮者、元軍人の魔術師。

生年:光神暦343年

説明:ラルフの要請を受けて冒険者ギルドから出向したが後に正式に移籍。元戦闘責任者冒険者ギルドの魔術師支援主任。主人公の冒険者ギルドの登録審査を実施。ゴーレム系魔術に精通。


●ペレアス

種別:人族、男性

身分:士爵(騎士団申請)

職業等:騎士団調達補給担当幹部

説明:騎士団設立の情報を受けて自薦で入団。元冒険者ギルド・ミストリア王国王都(スパイラス)西支部だったが、辞職。パルヴァンで冒険者配置を差配した。


●ケイロン

種別:ホビット族、男性

身分:士爵(騎士団申請)

職業等:騎士団財務・経理担当幹部

説明:冒険者ギルド(西支部ギルマス)推薦で就任。大手冒険者クランの金庫番だったが、代替わり時に追い出された。実直で算術、法務にも明るい。


●アリシア

職業等:ラングレン騎士団救護班長

説明:騎士団結成に当たって回復魔術を活かせる救護班長として入団。「主人公と家族」項を参照


●テレーゼ

通称:レーゼ(アリーのみ)

種別:人族、女性

職業等:ラングレン騎士団救護班所属(回復系魔術師)

説明:元冒険者でパルヴァン奥地の魔獣探索依頼でラルフと同じ馬車に乗り合わせる。

女性ばかりのクランに所属していたが、アリーが声を掛けて騎士団に入団。


●ビアンカ

通称:ビー(アリーのみ)

種別:人族、女性

職業等:ラングレン騎士団救護班所属(看護担当)

説明:パルヴァン奥地の魔獣探索依頼でラルフと同じ馬車に乗り合わせる。

女性ばかりのクランに所属していたが、アリーが声を掛けて騎士団に入団。


●カタリナ

種別:人族、女性

職業等:ラングレン騎士団救護班所属(回復系魔術師)

説明:テレーゼと同じのクランに所属していたが、アリーが声を掛けて騎士団に入団。


●ルーモルト

種別:人族、男性

生年:光神歴353年

職業等:ラングレン騎士団戦闘班所属(戦士)

説明:スワレス伯爵領から推薦を受けて騎士団に入団。


●トラクミル

種別:人族、男性

生年:光神歴358年

職業等:ラングレン騎士団戦闘班所属(戦士)

説明:スワレス伯爵領から推薦を受けて騎士団に入団。


●ボルソルン

種別:ドワーフ族、男性

生年:光神歴361年

職業等:ラングレン騎士団戦闘班所属(戦士)

説明:スワレス伯爵領から推薦を受けて騎士団に入団。巨漢。


●フロサン

種別:ホビット族、男性

生年:光神歴349年

職業等:ラングレン騎士団戦闘班所属(魔術師)

説明:スワレス伯爵領から推薦を受けて騎士団に入団。


●ゼノビア

種別:人族、女性

生年:光神歴356年

職業等:ラングレン騎士団戦闘班所属(魔術師)

説明:スワレス伯爵領から推薦を受けて騎士団に入団。


●エリザベート

通称:教授、エリザ先生、エリザ女史

種別:エルフ族、女性

職業等:光神教会司祭、ミストリア修学院魔術・考古学教授(研究者)、ミストリア魔術師協会上級会員。

説明:光神教会のミストリア王国王都大司教の推挙によって、騎士団救護班に派遣された。同時にラルフの自主研究担当教授でもある。王国政府とも繋がり有り(雇われてしばらく修学院を離れていて、ラルフの研究開始が遅れた)。修学院歴代でも屈指の才媛。教授という地位にありながら教育者としての履歴は極々少ないようで、現在の担当学生はラルフのみ。古代エルフ族の研究をしており造詣も深いらしいが、回復系魔術師の力量はアリーに近いものを示した。謎が多い人物。


●アクラン

種別:人族、男性

生年:光神歴361年

職業等:ラングレン騎士団戦闘班所属(魔術師)

説明:新人魔術師


●サダール(仮名?)

説明:情報諜報班の一員ではあるが、実質はスードリの配下。正体は王宮庁所属諜報員


●ヘミング

職業等:公館(騎士団)付き執事

説明:公館付の執事。団長ダノンの秘書状態となっている。能力が相当高く公館の事務処理を実質担っている。


●ニールス

職業等:公館(騎士団)付き執事

説明:公館付の執事。能力は今ひとつ。



───ラングレン大使の配下および関係者


●アストラ

種別:人族、男性

生年:光神暦339年

職業等:ミストリア王国特命全権大使付首席秘書官、王都ラングレン家特務執事、元王宮庁官僚

説明:主人公ラルフが正式な大使就任(光神暦381年)に際し、秘書としてモーガンの紹介を受け雇用。外交交渉と有職故実に明るい。モーガンの遠縁に当たる。クラトス、プロモス派遣に同行。


●パレビー

種別:人族、男性

職業等:ミストリア王国特命全権大使付事務官、王都ラングレン家特務執事

説明:主人公ラルフが正式な大使就任(光神暦381年)に際して雇用。スードリ自分の配下からが人選した。クラトス、プロモス派遣に同行。正体は王宮庁所属諜報員。


●ルアダン

種別:人族、男性

職業等:ミストリア王国特命全権大使付事務官、王都ラングレン家特務執事

説明:主人公ラルフが正式な大使就任(光神暦381年)に際して雇用。


●ベルソル

種別:人族、男性

職業等:ミストリア王国特命全権大使付事務官、王都ラングレン家特務執事

説明:主人公ラルフが正式な大使就任(光神暦381年)に際して雇用。


●レティア

種別:人族、男性

身分等:ミストリア王国准男爵

職業等:ミストリア王国特命全権大使付審議官

説明:主人公ラルフが正式な大使就任(光神暦381年)に際して外務省より派遣される。活動のお目付け役。クラトス、プロモス派遣に同行。


●レーゲンス

職業等:ミストリア王国特命全権大使付事務官

説明:主人公ラルフが正式な大使就任(光神暦381年)に際して外務省より派遣される。レティア男爵の配下。クラトス、プロモス派遣に同行。


●ホレリス

職業等:ミストリア王国特命全権大使付事務官

説明:主人公ラルフが正式な大使就任(光神暦381年)に際して内務省より派遣される



───ラングレン本家と一族の関係者


●ディラン・ラングレン

通称:親父殿さん、旦那様

種別:人族、男性

身分等:ミストリア国男爵(男爵家当主)

生年:光神暦342年

職業等:ラングレン領(旧ガスパル領)領主、地主、元伯爵領政府財務方主査(課長相当?)

説明:ラルフの父。ガスパル家の凋落に伴い、男爵位を叙爵され領主に就任。領都エルメーダに在住。なお、先祖が超獣ダダムの終焉時に魔結晶を私したと疑われていたが、昇華した(魔結晶は得られない)ことが証明され、名誉回復した。荒廃した領地の復興を手掛けており、ラルフの協力を得て、大理石、石灰岩の石材生産、製薬業を興している。領主としては、スワレス伯爵の麾下である(現伯爵とは元学友、長じては部下であったこともあり結びつきが強い)。


●ルイーザ・ラングレン

通称:おかあさん(お母さん)、奥様(大奥様:ラングレン王都家内)

種別:人族、女性

身分等:ミストリア国男爵夫人

生年:光神暦345年

職業等:領主夫人。学問所所長(先生)

説明:ラルフの母、実家は准男爵パロミデス家。領都エルメーダに在住。夫ディランの治世を背後から支えることを信条としており、領地内の人脈形成強化に腐心、領地内や近隣の貴族や有力者の(主に夫人)との進行を深める活動をしている。娘ソフィアの家庭教師探しの過程で思い付いたのか、前記活動を絡め城内に学問所を開設、有力者子弟の取り込みを図っている。また、自らも一部科目で教鞭を執っている。


●ソフィア・ラングレン

通称:ソフィー

種別:人族、女性

身分等:ミストリア国准男爵家子女

生年:光神暦373年

職業等:子供→基礎学校生

説明:ラルフの妹。勘が鋭く、巫覡(予言者、人物鑑定)体質が開花を始める。王都に留学した。しかし、父が領主になったことに伴い、王都を離れて父親の領地エルメーダに戻った。


●パルシェ

通称:パル

種別:ドワーフ系、女性

職業等:メイド。ソフィー専属

生年:光神暦359年

説明:ドワーフ自治村出身。サラと同じ地域(隣村)出身。サラとは旧知の仲で姉ちゃんと呼ぶ間柄。幼少期はガキ大将で,近郷で有名だった。ソフィー警護のため武力を買われて、王都ラングレン家に雇われる。


●エドワルド・ラングレン

通称:おじいさん、じいじ、白髭もじゃ、おおおじさま

種別:人族、男性

身分等:元准男爵(隠居済み)

生年:光神暦323年

職業等:臨時教師、ラングレン(王都家-本家)合弁の製薬業の財政支援

説明:ラルフの祖父(父父)、ローザやアリーの大伯父。ラルフの父であるディランは、彼の長男。元領都政府の財務系文官。長くソノールに住んでいたが、現在はエルメーダ城内に在住。現在学問所で算数・数学系で臨時教師として教鞭を執っている。


●ロザンナ・ラングレン

通称:おばあさん、ばあば

種別:人族、女性

生年:光神暦325年

職業等:主婦、臨時教師

説明:ラルフの祖母(父母)、ローザやアリーの大伯母。長くソノールに住んでいたが、現在はエルメーダ城内に在住。現在学問所で家庭科の臨時教師として教鞭を執っている。


●ハールバルズ・ラングレン

生年:光神暦275年

身分等:男爵(故人)、光神暦327年当時のラングレン男爵領領主

説明:主人公ラルフの4代前の直系先祖、高祖父。光神暦327年。自らの領都エルメーダに超獣が接近した時に、長子ボードウィン、魔術師ラジナス・パロミデスと共に戦いを挑み、鉱山を落盤させることで人的被害を出すことなく、昇華に導いた。巷間では3人とも戦闘中死亡したと流布されていたが、公式には4年後に行方不明と記録された。それまで超獣は、退治されて密かに魔結晶が3人によって持ち逃げしたとの疑いがあった。そのため、長子ボードウィンに連なるラングレン旧本家は断絶することになった。

光神暦381年、亡骸がダダム孔内で発見された。公的な検視により人間に殺害されたと鑑定された。またダダム孔の大理石は、魔力変成によって形成されたとのことから、超獣ダダムは昇華したことが証明され、結果として前記3人の無実が確定した。同年ミストリア国王より名誉回復が図られ、ミストリア勲三等金獅子章が贈られた。


●ボードウィン・ラングレン

光神暦299年

説明:故人、主人公ラルフの曾祖伯父。4代前の直系先祖のハールバルズ・ラングレンの長子。光神暦327年死亡(同経緯は同人の父ハールバルズ・ラングレンの項を参照)。

光神暦381年、ミストリア国王より名誉回復が図られ、ミストリア勲三等金獅子章が贈られた。


●パーシヴァル・ラングレン

生年:光神暦303年

身分等:元准男爵(故人)

説明:主人公ラルフの3代前の直系先祖、曾祖父。男爵ハールバルズ・ラングレンの次男で、シュテルン村の私領を相続して分家した。亡兄ボードウィン系の本家断絶を受け、ラングレン本家を継いだものの、領地であったエルメーダ付近(旧ガスパル領)の相続は認められなかった)。以降ラングレン家はスワレス伯爵家の監視下に置かれることになる。


●マルティナ

通称:マルタ

種別:人族、女性

職業等:家政婦→主婦

生年:光神暦344年

説明:ラルフの乳母かつ姑。ローザとアリーの実母、ラルフの父ディランの従妹。


●カロリーネ

種別:人族、女性

説明:故人。ローザとアリーの実祖母、マルティナの実母。ラルフの祖父、エドワルド・ラングレンの妹なので、ローザとアリーはラルフのはとこになる。


●ラーケン

種別:不明、男性、故人

説明:マルティナの夫、ローザンヌとアリシアの実父。

光神暦365年に超獣に殺害される。


●ボースン

種別:人族、男性

職業等:農民(自営農、元商人)

生年:光神暦341年

説明:ラルフの義理の舅。ラーケンの元仕事仲間だった。妻に先立たれ、再会したマルティナと再婚。

ローザンヌとアリシアの義父となる。ローザンヌとラルフの婚姻により義理の舅となる。

現在マルティナと共にサブレス村(シュテルン村から20ダーデンほどの距離)に在住。

先妻との間に子供が居るが未登場。


●クリストフ

通称:クリス(ディランの呼び方)

種別:人族、男性

生年:光神暦331年

職業等:ラングレン本家家令

説明:ラングレン家の遠縁の一族出身。元はスワレス伯爵領政府に勤めており、ディランと親交があり信頼を寄せている。その縁で家令となった。


●レイア(ガスパル)

種別:人族、女性

身分等:元ミストリア国男爵一族

生年:光神暦360年

職業:ラングレン本家領政府審議役(施政方)

説明:ガスパル元男爵の異母妹。兄が領主であったとき逼迫した財政を何とか立て直そうとした。治世の手腕や人望もそれなりにある。しかし、異母兄とは方針が異なる部分が有り、思うような成果が出せなかった。幼少時はバズイット男爵領内光神教会に預けられていた。ガスパル男爵訴追後、光神教会に身を寄せていたが、ラルフの推薦で領政府に登用される。


●イネス

種別:人族、女性

職業:メイド

説明:ラングレン家エルメーダ村館のメイド、前任のローザがラルフについて王都移住したため雇われる。エルメーダ移転に付き従う。大柄で母性溢れる風体。


●リノン・パロミデス

説明:ソフィアの家庭教師としてラングレン本家に雇用されたが、エルメーダ城内に開設された学問所の教諭も兼任する。パロミデス家(主人公母方の実家)と一族項を参照。


●エーダイン・パピオーヌ

種別:人族、女性

職業:教諭

説明:ソフィアの家庭教師としてラングレン本家に雇用されたが、エルメーダ城内に開設された学問所の教諭も兼任する。



───パロミデス家(主人公母方の実家)と一族


●ヨハン・パロミデス

種別:人族、男性

生年:光神暦302年

身分等:元准男爵(隠居済み)

説明:主人公の祖父(母父)。母ルイーザの父。裕福な家系かつ頑固な性格。娘ルイーザの婚姻に反対。半勘当状態にするが、ラルフ誕生を切っ掛けに軟化。しかし、ルイーザとは仲が悪い。


●ラジナス・パロミデス

種別:人族、男性

生年:光神暦305年

職業等:魔術師、魔術学者

説明:故人、ラルフの母方の大叔父(母父の弟)。魔術師で、父方の高祖父(祖父の祖父)光神暦327年死亡(同経緯は同人の父ハールバルズ・ラングレンの項を参照)。

光神暦381年、ミストリア国王より名誉回復が図られ、ミストリア勲三等金獅子章が贈られた。


●デボン・パロミデス

種別:人族、男性

身分等:准男爵(当主)

生年:光神暦325年

職業等:地主

説明:主人公の伯父。母ルイーザの異母兄。


●リノン・パロミデス

種別:人族、男性

生年:光神暦355年

職業等:考古学者

説明:ラルフの母ルイーザの(同母)末弟。ルイーザには逆らえない性分で、同人が王都に来る時送迎する。ソフィアの家庭教師としてラングレン本家に雇用されたが、エルメーダ城内に開設された学問所の教諭も兼任する。



───ダンケルク家(ローザの猶子縁組先)


●ドロテア・ダンケルク

通称:義母上ラルフ、お義母様ローザ

種別:人族、女性

身分等:ミストリア国子爵(女性当主)

職業等:未亡人

生年:光神暦328年

説明:ラルフの義理の姑。ラルフを気に入り姪を娶せて一族へ迎えようと画策するも断念。妻となったローザを猶子として迎え、義理の姑となった。王都館の大家だったが、無償譲渡。


●ディアナ・トルーエン

種別:人族、女性

身分等:ミストリア国男爵令嬢(長女)

職業等:王都中等学校3年生

生年:光神暦366年

説明:ダンケルク夫人の姪。ラルフと娶せようと画策されるが断念。


●マーサ

種別:人族、女性

職業等:メイド

生年:光神暦334年

説明:ダンケルク家のメイド。メイドの連携に連なり、ラルフの館入居に協力。



───ファフニール家(アリーの猶子縁組先)


●ユリーシャ・ファフニール

種別:エルフと人族のハーフ、女性

身分等:侯爵家、先代夫人

通称:義母上(ラルフ、アリー)、伝説のメイド

説明:ラルフの義母、アリーの義理の親(猶子縁組み)。幼少期より伯爵家に勤め、先代当主に見初められ結婚。内助の功を持って夫を出世させ侯爵まで昇り詰めさせた(侯爵の上の公爵は、ミストリアでは王族・外戚のみが成れるとの不文律があり)。

巷では伝説のメイドと呼ばれ、ローザの憧れ。ラルフの王都留学に当たっては、ローザがから手紙が届き、ダンケルク家に働きかけるなど便宜を図った。アリーとラルフの婚姻に際しては、アリーを猶子として、ラルフの義母となり有力な後援者となった。


●アレクサンデル・ファフニール

種別:エルフと人族の混血(一説では竜属の血をもつという)、男性

身分等:ミストリア国侯爵(侯爵家当主)

職業等:地方領主

説明:アリーの同家猶子縁組み、同人のラングレン家の婚姻により、ラルフの義兄になる。ラルフをかなり気に入った様子で、どこででも兄と呼べと発言した。


●サーディン

職業等:ファフニール家家令



───バロール・ディオニシウス関連


●バロール・ディオニシウス

通称:電光(ブリッツ・デ)バロール

種別:人族、男性

身分等:ミストリア国子爵

職業等:超獣対策特別職。ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属少佐、賢者(上級魔術師より被選定)

生年:光神暦350年

説明:庶民出身ながら、その抜きん出た魔術の才能を見込まれ、14歳の頃に出身地領主のアンテルス子爵家の猶子となる。長じて上級(アーク)魔術師(ウイザード)となり、18歳にて深緋連隊に入隊。複数回の超獣退治、撃退の功績により、アンテルス家とは関係なく子爵位を賜った。義父であるアンテルス子爵死去に伴い、同家から除籍。新たにディオニシウスを名乗る。特務(典雅部隊(エレガンテ))第2隊隊長。魔術の高速発動で有名。ラルフの実力を認めてラルフを次の賢者と言って憚らない。また家族ぐるみの親交がある。


●ナデイス

通称:ナディ

種別:人族、女性

生年:光神暦353年

説明:バロール・ディオニシウスの婚約者(光神暦382年4月に結婚予定)。同人の許婚だったが、別の農民の後添えとして結婚。381年春に未亡人(前夫との子はなし)となり、バロールとの恋愛が復活。322話段階で懐妊(382年8月出産予定)。生家も1回目の嫁ぎ先も農家であり、貴族の知識には疎い。趣味というか副業でやってた刺繍の技術はかなり高い。ラルフの妻ローザと親交を結び、互いに喫茶、裁縫込みの刺繍を教え合っている。


●モルガン・クリュセス

種別:人族、女性

身分等:ミストリア国クリュセス伯爵家一族(二女)

説明:バロール・ディオニシウスの前妻(光神暦379年離婚)。バロールが上級(アーク)魔術師(ウイザード)となり、クリュセス家の権威付けのために結婚させられた。結婚当初から夫婦仲は冷え切っており、バロールが軍官舎に居たため同居期間はほぼなし。


●アンテルス

身分等:ミストリア国子爵

説明:故人。領地に生まれたバロール・ディオニシウスの能力を見込んで、猶子縁組する。また資金援助して士官学校に留学させた。後にバロールを寄親であるクリュセス伯爵家に娶せた。死去に際し、継承者がバロールを除籍した。


●トゥニング

説明:バロール・ディオニシウス従者。深緋連隊(サカラート)関連項参照。



────スワレス伯爵家関連


●アンドレイ・スワレス7世

通称:伯爵様

種別:人族、男性

身分等:ミストリア国伯爵

職業等:地方領主(スワレス伯爵領首長)

生年:光神暦344年

説明:美丈夫で気さくかつ剛毅な性格。ラルフの父ディランとは主従だが、それ以前に昔馴染み。



───バズイット伯爵家関連


●ピエール・バズイット

種別:人族、男性

身分等:ミストリア国伯爵(現当主)

職業等:地方領主(バズイット伯爵領首長)

説明:スワレス伯爵領の北にあるセルジアの森を挟んだ隣接領の首長。同家は伝統的に軍人の家系であり、先王の時期には権勢を誇っていた軍人貴族の一員だった。現王当局時に勢力は減退したものの、現在でも婚姻関係を持つ貴族に有形無形の影響力を持つ。また一族で多くを国軍高級軍人を輩出している。現王派であるスワレス家とは仲が悪く、麾下の貴族の引き抜き工作を実施している。同様の理由でラングレン家とも折り合いが悪い。


●ユンカース・バズイット

種別:人族、男性

身分等:男爵(バズイット家陪臣)、バズイット伯爵家次男

職業等:ミストリア国軍近衛師団所属少佐

説明:国軍内に非公式存在されている大貴族子息グループの中心人物。同グループは素行が悪く、すこぶる評判が悪い。王宮での披露会ではラングレン家に嫌がらせを実施したとみられる。


●スヴェイン・アルザス

種別:人族、男性

身分等:ミストリア国子爵家一族だったが光神暦381年11月15日付除籍

職業等:地方領主の子息

説明:故人。元々アルザス子爵家はスワレス伯爵家寄力であった為、同領の王都上屋敷にて仕えていた。バズイット伯爵の寄親変更に伴い、姿を消した。その直前スワレス伯爵領軍人の騎士団への出向を妨げようとして、ラルフに挑み返り討ちにされていた。王宮での物産会ではラングレン本家に嫌がらせをするが、返り討ちに遭う。バズイット家王都上屋敷に勤務していたが、光神暦381年10月に出奔、同11月懲戒解雇(アルザス家からも除籍)、年末に王都西門外の運河にて変死体(刺殺)で発見される。足首に拘束の痕跡が有り、生前に監禁されていたとの疑惑あり。



───深緋連隊(サカラート)関連


●バロール・ディオニシウス

説明:賢者セイジの一員。バロール・ディオニシウス関連項参照



●グレゴリー・ベリアル

通称:殲滅者グレゴリー

身分等:ミストリア国伯爵

職業等:超獣対策特別職。ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属中佐、賢者(上級魔術師より被選定)

説明:深緋連隊(サカラート)上級(アーク・)魔術師(ウィザード)の中でも屈指の三賢者(セイジ)の長老。特務(典雅部隊(エレガンテ))第1隊隊長。


(ディアナ)(ルーナ)

種別:不明(エルフの容姿)

通称:ルーナ(王都館に来たときに名乗ったが詳細不明)

身分等:ミストリア国子爵

職業等:ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属少佐、賢者(上級魔術師より被選定)

説明:深緋連隊(サカラート)上級(アーク・)魔術師(ウィザード)の中でも屈指の三賢者(セイジ)の1人。特務を帯びており、超獣駆除には参加しないどころか、公式行事等にも現れない謎の人物。特務(典雅部隊(エレガンテ))第3隊隊長とされているが、長く所属隊員はなし。

王都館にソフィーを後継者の1人として、エルフ少女の姿で勧誘に来る。


●ペルザント・ルーレイ

種別:人族、男性

身分等:ミストリア国男爵

職業等:超獣対策特別職。ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属大尉、上級魔術師。特務(典雅部隊(エレガンテ))第6隊隊長。

説明:賢者を除く上級魔術師における最古参。支援部隊を使いこなし堅実な駆除を行う。ユングヴィ伯爵領に出現した超獣ゲラン駆除の為出動したが、作戦行動の途中で(魔力欠乏症?)発症して人事不省に陥る。


●ダイナス・フェイルズ

通称:6番(上級魔術師選抜試験の受験番号)

身分等:ミストリア国男爵

職業等:ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属中尉、上級魔術師(超獣対策専門職)特務(典雅部隊(エレガンテ))第16隊隊長。

種別:人族、男性

生年:光神暦355年

説明:光神暦381年上級魔術師選抜試験をラルフと共に受験し、合格。ミストリア士官学校魔術師科を卒業したエリート意識を持つ。真面目だが発想が固い一面を持つ。


●カストル・ローリンズ

身分等:ミストリア国男爵

職業等:ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属大尉、上級魔術師(超獣対策専門職)特務(典雅部隊(エレガンテ))第11隊隊長。

種別:人族、男性

説明:光神暦381年9月テンギル伯爵領魔獣大量発生に際し、ダイナス・フェイルズ中尉と共に出動。しかし、駆除は叶わず、電光(ブリッツ・デ)バロールと主人公の応援を仰ぐことになった。



───ミストリア国王室、政府首脳、政治家関連


●クラウデウス6世

身分等:ミストリア国王

説明:ラルフの上級魔術師就任を承認し,男爵位を授爵した。聖獣イーリスと浅からぬ縁を仄めかした。


●エーゲリア

身分等:ミストリア国王側室(寵姫)、元アガート王国王女

説明:実家であるアガートに強力な超獣出現(光神暦381年)に際し、退治を国王に依頼(間接的にラルフに依頼)


●ヴェラス

通称:王甥殿下

身分等:王族(国王の甥)ミストリア王国宮廷伯爵

職業等:王立博物館理事

説明:王宮の石材披露会に出席。エルメーダの石材とラルフの作品を絶賛。建築や芸術に造詣が深い。


●クリスティナ

身分等:ミストリア国王女(第7)

生年:光神暦380年

説明:ラルフの子ルークとの婚約の噂がある。


●エンツォ

身分等:ミストリア国王子(第5)

生年:光神暦379年

説明:ラルフの子ルークがもし女であれば、婚約の噂の対象にされていた。


●ゲルハルト・フォルス

身分等:侯爵

職業等:ミストリア王国宰相(首席大臣)

説明:ラルフの初出動時の公金不正使用の御前詮議を取り仕切る。


●マグヌス・サフェールズ

身分等:侯爵

職業等:ミストリア王国内務大臣

説明:貴族、冒険者ギルドを統括する内務省の大臣。冒険者ギルド王都東支部のギルマスとは職務上以上の付き合いあり。ラルフより伯母の遺品を受け取り間接的に知り合う。

ラルフの上級魔術師就任を推している。


●サフィール・テルヴェル

身分等:伯爵

職業等:ミストリア王国外務大臣

説明:外務省、財務省内の不正を是正すべく就任した若手貴族。同事件の一部解決に尽力したラルフを気に入り、准男爵叙爵を推薦。


●ヨランド・ベルウィン

身分等:宮廷子爵(ただし閣僚のため宮廷伯爵待遇)

職業等:ミストリア王国民部大臣

説明:民部省生え抜きの官僚で男爵出身。功績をあげて宮廷子爵となった。ラングレン家による新薬製造認可申請時、政府による備蓄のための大量注文を出す。


●レーゲンス

身分等:伯爵

職業等:王宮庁長官

説明:王宮の石材披露会を主催。


●ヴァロス・テレスター

身分等:ミストリア王国子爵

職業等:ミストリア魔術師協会総裁

説明:協会への軍部介入を快く思って居らず、上級魔術師試験受験をラルフを特例として推薦する。


●ヴィットリオ

身分等:ミストリア王国伯爵


●アグリオス

身分等:ミストリア王国辺境伯爵

職業:辺境伯領領主



────ミストリア国家危機対策委員会


●ケルヴィム・バルドゥ

職業等:国家危機対策委員会総裁


●ルタール

職業等:国家危機対策委員会監察官

説明:テンギル伯爵領での魔獣駆除任務にて任務完了を認定する。




───冒険者ギルド関連


●ジェルジ

通称:ギルマス

種別:人族? 、男性

職業等:冒険者ギルド・ミストリア王国王都(スパイラス)東支部所長

生年:光神暦337年

説明:主人公の実力を理解し、ギルドにおける早期出世を後押し。




───修学院・王都光神教会関連


●エリザベート

通称:教授、エリザ先生、エリザ女史

種別:エルフ族、女性

職業等:光神教会司祭、ミストリア修学院魔術・考古学教授(研究者)、ミストリア魔術師教会上級会員。

説明:詳細は「ラングレン騎士団とその関係者」項を参照。


●エルディア

通称:司祭様

種別:人族、男性

職業等:光神教大司祭

生年:光神暦314年

説明:ラルフとアリーが幼少時シュテルン村の司祭であり洗礼した。9章終了時は、王都に赴任しており,北街区のサンプトン大聖堂にて大司祭を務めている。


●(ヴォロス)

職業等:光神教会ミストリア国大司教。

説明等:騎士団への回復系魔術技能を持つ神職派遣を指示する。


●デイモス

職業等:光神教会王都教区司教、修学院理事。

説明等:ラルフの神職科への転向を画策するが、断念。騎士団への回復系魔術技能を持つ神職派遣に最初は難色を示したが、大司教の指示で協力。


●パルダス

通称:聖パルダス

種別:人族、男性、故人

生年:光神暦28年

職業等:光神教の聖人、数学者、物理学者、魔術師


●ヨハンネス

種別:エルフ族、男性、故人

職業等:魔術師

生年:光神暦242年

説明:大魔術師で、初版が発禁本となった魔術書を著す。


●クライヤヌス

通称:聖クライヤヌス

種別:人族、男性、故人

職業等:光神教の聖人、数学者、物理学者、魔術師

生年:光神暦244年

説明:生誕時に聖句の聖痕を宿しており、後に聖人となった。


●ジョズラン

通称:聖ジョズラン

種別:人族、男性、故人

職業等:光神教の聖人

説明:聖典ジョスラン書を遺す。



────その他の王都付近


●カタリナ

種別:人族、女性

職業等:スパイラス新報社の記者

説明:エヴァトン村の魔獣退治以降、執拗にラルフを取材し紙面に掲載している。ラルフの家人募集に際し、王都館で取材する。


●サブレー

種別:人族、女性

職業等:スパイラス新報社の記者

説明:ラルフの家人募集に際し、王都館で取材する。


●ヘスヴィル

職業等:大スパイラス新聞社の記者

説明:ラルフを誹謗中傷する記事を書く。



───シュテルン村関連


●ダンクァン

通称:司祭様

種別:人族、男性

職業等:光神教司祭、基礎学校と中等学校の校長先生

生年:光神暦343年

説明:エルディア司祭の後任。


●バロック

通称:元締め

種別:人族、男性

職業等:商人(農業代理業の元締め、建設業等人材派遣業、)

生年:光神暦341年

説明:ラングレン家の農地を耕作してくれている出入り商人。強面で体格も良く皆に怖がられているが、実は細心で親切。


●メディス

種別:人族、女性

生年:光神暦340年

説明:バロックの妻。なかなか綺麗(ラルフ主観)。


●バネッサ

種別:人族、女性

生年:光神歴363年

説明:バロックの2女(3姉妹)。勝ち気そうだが、なかなか整った容姿。


●プリシラ

種別:人族、女性

生年:光神歴366年

説明:バロックの3女(3姉妹)、中等学校卒業を機に王都へ移住。経緯は主人公の極々周辺(王都館住人相当)の項を参照。



────ラングレン男爵領(旧ガスパル男爵領)および近隣


●デニール(夫人)

身分:准男爵一族

説明:ラングレン家の遠縁。男爵領内に在住。ディランが領主に就任してから接近してきた。


●ジョシュア・デニール

身分:准男爵一族

説明:ラングレン家の遠縁。男爵領内に在住。学問所の生徒


●ヘルモート

説明:学問所の生徒


●マルセル

説明:学問所の生徒。母の名はソロネ(母


●エタルド

説明:学問所の生徒




────その他の貴族、王族、政治家、高級役人


●オルディン・スワレス

種別:人族、男性

身分等:男爵(陪臣)

職業等:スワレス領王都駐在参与(上屋敷代表)

生年:光神暦349年

説明:スワレス伯爵当主アンドレイの実弟。真面目な性格で、領主である兄を尊敬している。本領から主人公の便宜を図るように頼まれるが、出会って意気投合し、親密な間柄となる。



────その他のミストリア


●ヴィシン

通称:メディシム、黒蜥蜴

説明:魔術師崩れの強盗、殺し屋、なんでもござれのお尋ね者。依頼を受けてラルフ大使一行を襲うものの、スードリ達に捕まる。



────聖獣


●セレナ

説明:聖獣。青狼(牝),詳細は主人公の極々周辺(王都館住人相当)項を参照。、


●イーリス

説明:聖獣。人相(美女)。ミストリアとの関係深く、上級魔術師選抜実技2次試験の特別審査員を務める。事実上イーリスが選抜の最終審査権を持っている。一般的には100年以上昔に記録が残っており、伝説上の存在となっている。炎系魔術が得意か?

セレナをに気に要った様子で、修行で鍛えようとしている。


●サクメイ

説明:聖獣。白い麒麟。全身形態は鹿に似ているが面相は竜に近い。影と呼ぶ分体をラルフが斃したが、本体の実力は未知。少なくともイーリスとは同格。プロモスの関係が深く、ラルフがプロモス王都カゴメーヌに来訪した時は、同地の地下迷宮におり、カルヴァリオ(聖君試練)本戦を実質的に運営。魔導具を作る等知能が高い。

イーリスとも聖獣繋がり?で親交があり、セレナの修行を手伝っている。



────────────────────────────────────


用語解説


●ミストリア(王国)

ラルフの生国。

王制、貴族制。

人口500万人の大国と中国の中間。

国土は、比較的平坦温暖。北部は森林が多い。

首都は、スパイラス。

基本通貨は、ミスト(小金貨1枚)。


●身分制


ミストリア並びに周辺国の標準的な爵位は次の通り。

爵位は大公(非常)、公、候、伯、子、男の五爵。

これに次ぐ者として、領、禄のない準男爵ここまでが貴族。

平民、騎士の名誉爵位として、士爵、名誉士爵がある。


なお、ミストリアには王族を含む貴族と平民のみが居る。

人身売買、奴隷は禁止。


●貨幣制度


基本通貨ミストリア

ミスト=小金貨1枚(金10パルダ=約7gが含まれる)

補助通貨

1ミスト=100スリング=10000メニー


貨幣

大金貨=10ミスト

小金貨= 1ミスト

大銀貨=10スリング

中銀貨= 5スリング

銀貨 = 1スリング

大銅貨=10メニー

中銅貨= 5メニー

銅貨 = 1メニー


補足

 小金貨には金10パルダ=約7gが含まれますが、通常の交換レートは1ミストで金13パルダ程になります。金本位で考えると、1ミストはおよそ5万円に相当するものとお考え下さい。

 ただし、人件費や食品の物価は低く、鉱工業製品や衣料は高いです。

 特に鉄は、大量生産が効かないため、日本の5倍以上の価格です。


●度量衡


長さ:基本単位:ヤーデン(1ヤーデン=約90cm)、

 0.001ダーデン=1ヤーデン=100リンチ


面積:基本単位:レーカー(1レーカー=約0.4ha)

 1レーカー=5000平方ヤーデン


容積:基本単位:リーズ(1リーズ=0.001立方ヤーデン)


重量:基本単位:ダパルダ(1ダパルダ=約730g:1リーズ=の水の重量)

 1ダパルダ=1000パルダ


時間:基本単位:1秒=1日の1/86400(人族成人の心拍1周期)

 1年 =12ヶ月

 1ヶ月=30日

 1日 =24時間

 1時間=60分

 1分 =60秒


暦:1月1日=春分


●教育制度(スワレス伯爵領)


学年:7月(秋)から6月(晩夏)。


基礎学校( 6歳から11歳):無償、制約無し。

中等学校(12歳から14歳):有償、希望制

高等学校(15歳から17歳):貴族の子女または推薦制

職業学校(12歳から17歳):有償、希望制


大学校は、首都のみに存在。


●スワレス伯爵領

ラルフの出身地。地方領。

領主は、伯爵アンドレイ・スワレス7世。

領都は、ソノール。


●シュテルン村

ラルフが在住(2章)する農業、狩猟が主体産業の村。

准男爵、士爵が点在する若干裕福な村。

丘陵域に基礎学校、中等学校がある。


●光神アマダー教

光神を主神とする宗教(多神教)

ラルフ出身国、ミストリア付近の国の国教となっている。


●司祭、助祭、大司祭、司教、大司教、枢機卿、教皇

ここでは光神教の宗教者。教会で祭祀を行う者。

司祭が、教会の責任者。助祭がそれを助ける者。

例外はあるが、特に性別の制限はない。

大司祭は、司祭の内長年貢献した特別職(非正規)

司教は国を数地域に分けた教区の責任者相当。

大司教は、国またはそれに準ずる責任者。

枢機卿は、教皇選任権を持つ司教(以上)。

教皇は、光神教会の最高責任者(ミストリアには居ない)


●光神教会修学院

光神教会の教育機関かつ宗教者たる神職の養成機関。

光神教会の信徒が多い主立った国ごとに置かれる。

教員、生徒は、教会の一員として遇される。

宗教者の他、教義の強化、理論化、分析を担う神学者も養成する。


●神学者

教義の強化、理論化、分析を担う学者


●神学生

神学者を志す学生。


●魔術

世界の物理現象をねじ曲げる現象を起こす術。

呪文を以て発動し、魔力を以て行使する。

しかし、真相は神に阿って、お情けでやって貰う現象?


●魔束

魔力の流れ、流量。湧き出しがある


●魔界(魔界強度)

魔力が作用する力場。


●魔圧(魔位差)

魔束を流す為の勾配。


●魔術師

魔術を発動、行使する者。

職業ではない。

一般魔術師と、限定解除された上級魔術が使える上級魔術師に別れる。


●魔術師協会

魔術の普及、技術向上を図る、学術的組織。国家資格、上級魔術師の試験認定組織でもある。


●上級魔術師

国家資格。前述以外はいくつかの特典がある。


●代理業と代行業

基本としては、業務遂行上一定の範囲で意思決定権を持つのが代理業、意思決定権を持たず雇い主の意思の通り実行するのが代行業。


●冒険者ギルド

冒険者の地位向上、相互の福祉を目的とする互助会的組織。

基本的には国家に帰属。非常時には傭兵を斡旋する為、国家経営にも影響力を持つ。

冒険業の斡旋、魔結晶、魔道具、武具、防具の買取販売の事業から経済的基盤を持つ。

本部、支部制を敷いており、支部の責任者は所長:通称ギルマス。


●魔獣

学術的に定説は確立されては居らず、種の区分が曖昧な存在。正式には生物とも認められていない。

俗説が多く、矛盾を多く孕むことに注意。最大の共通点は、疑似生命活動が継続不能になる(俗説的には死とされている)と、光の粒となって散り、魔結晶を残す。

他の野獣の形態に近い個体が多いものの、成熟すると他の生物から魔力精力を吸収するようになり、食べなくても良くなる。ただし、性向は凶暴で吸収方法には様々あるため、人を食べると誤解される。

卵生、胎生の両方があり、これも他の生物と共通。


●超獣

魔獣に輪を掛けた謎の存在。

魔獣よりも巨大で強力であり、人間や環境に多大な被害を与える。

これまでのところ幼生は見つかって居らず、魔獣が長じて超獣となるという俗説はあるものの学術的な確立はされていない。

そのため明確な寿命は分からないが、見つかってから、長くとも半年以内に生命活動を終える。その終焉は、昇華、散華と呼ばれる膨張後爆発(化学現象、魔導現象)を起こすものがほとんど。昇華前段階と呼ばれる膨張状態に入ると、異常魔導力場を発し、魔術攻撃を無効化するとされている。この異常魔導力場は、人間の精神に影響を与えるされており、魔術師など魔導感応が高い人間程、発狂、突然死を起こしやすくなる。


●聖獣

魔獣の中で知能が高く、人間の役に立つ存在とも言われる存在。神話、光神教教書にも記されているが、その存在は確認されて居らず、ミストリアでは光神暦200年代にイーリアという聖獣が居たとされている。


●ミストリア軍についての解説


最高指揮官:大元帥(国王)


軍務省:軍政担当。政治家と官僚。軍事予算と人事の執行と管理。また参謀本部と軍部に審議官(少将待遇)、参事官(准将待遇)を送り込み監視している。首長:軍務大臣


参謀本部:軍令担当。ほとんどが高級軍人。戦略作戦の立案、実行部隊の大隊長以上の上級指揮官の戦術立案補佐兼軍監。付属組織として首長:総長。だたし組織は軍部内に組み込まれている。


軍部:陸軍と海軍からなる実力部隊。戦術作戦の立案と実行。首長:陸軍長官、海軍長官。


近衛師団:組織上陸軍に所属するが、事実上別組織。国王直属部隊、王都の防衛、王宮と王室の防衛(親衛隊)、超獣対策部隊、軍警察、治安維持部隊を含む。

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