作中に登場する国,地名等の説明(12章途中まで)
さる方から、人名紹介はあるけど、地名が多すぎて分からん!とお叱りを受けましたんで、ご紹介させて頂きます。
作中に登場した国・地名等の説明
■ミストリア王国
ラルフの生国。
王制、貴族制。
人口500万人の大国と中国の中間。
国土は、比較的平坦かつ温暖。北部は森林が多い。大部分は内陸国だが、北端部は海に面している。
首都は、スパイラス。
元首は、国王、クラウデウス6世。
基本通貨は、ミスト(小金貨1枚)。
標準言語:ミストリア語(エスパルダ語に近い)
●王都スパイラス
ミストリア王国の首都にして、王国中央にある国王直轄特別領の領都。
大きく見ると盆地となる(現在名)スパイラス平原に、計画的にかつ新王都となるべく開発された城塞都市。遷都は光神暦217年(およそ160年前)。
城壁は中央に直径1ダーデン程の内壁と、北東と南西から右回りに渦巻き状に突き出した2条の渦巻きの外壁がある。外壁の最大直径は4ダーデン程。
内壁内の区画が内郭と呼ばれ、王宮、政府の中枢庁舎、極限られた大貴族の上屋敷と呼ばれる邸宅、一部の宗教施設がある。
外壁内は外郭と呼ばれ、大貴族や子爵などの邸宅、特別居住許可の王都居住者の住宅街、市場、学校や宗教系文化施設が占める。
なお外壁は日々渦巻くように増設が続けられている。
外郭は東西南北に放射状の大路が横断しており、それぞれが外壁と交差するところに4大門と呼ばれる城門がある。
また外郭は、街区と呼ばれる東西南北の4区域に分かれている。東街区は、主に住宅地。西街区は、住宅地に加え商工業地区、南街区は公園、公的施設、北街区は、離宮、庭園、大貴族の邸宅、宗教施設などがある。
ここまでを城内と呼ぶが、その外側にも居住許可を庶民が住む
また外壁の外はヤーデン程離れたと外周に周回路が設けられている。周回路と大路が交差する部分には広場があり、特に東西の広場周りは市街地になっている。
王都の西にはデシネ川があり、水源かつデシール運河を挟んで輸送路、交通路になっている。また西南方向にはデシネ側が運んできた砂が溜まった、ベルヌ砂丘が有る。
個別の地名
・ターセル:王都から南東24ダーデン程にある宿場町。主人公が行った迷宮がある。
・エヴァトン:王都から東南東に20ダーデン。林業の村。主人公が大型魔獣を斃した。
・バスヌン:エヴァトン周辺の町。
・パルヴァン:エヴァトンから森林奥に入った宿場町。
・ダトリーア:王都から北東にある湖畔の保養地。
・ベステック:王都から西にある遺跡の町。
●スワレス伯爵領
首長はアンドレイ・スワレス7世
領都はソノール(王都から約300ダーデン)で中核都市(都市間転送所が有る)。
地勢は平地が主体。
主な産業は、農業。
個別の地名
・シュテルン村:ソノールから西に3ダーデンの位置に隣接する農村。主人公の実家であったラングレン本家が有った。
・インゴート村:シュテルン村の隣村(北西)。光神暦373年に超獣が出現。
・ツァルク村:シュテルン村の隣村(南南西)。コボルトが住み着く。
●ラングレン男爵領
首長はディラン・ラングレン男爵。
領都はエルメーダ(王都から約300ダーデン)
東西40ダーデン南北50ダーデンの概ね長方形の内陸領地。
北から西にスワレス伯爵領、北から東にバズイット伯爵領、南はルールッグ男爵領に挟まれた地域。
地勢は山勝ちで、メルディスという川が南から西へ流れ、その流域に平地や盆地がある。
大きい川メルディスを遡った東南にワフォーム、さらにルールッグ男爵領近くににメヴィル。北東に延びる繋が街道沿いを辿った先にサーメルと言う町がある。
エルメーダ周辺は、石灰岩質の土壌でダダム孔と呼ばれる大きな縦穴が特徴となるササンティア大理石鉱山がある。
主な産業は、鉱工業、農業、林業。
個別の地名
・ハキム村:林業の村,フアナが村長を務める
・ワフォーム:エルメーダから南の町
・メヴィル:エルメーダから南の町
・サーメル:エルメーダから北東の町
●ユングヴィ伯爵領
首長はベルナルド・ユングヴィ伯爵。
領都はバスクアーレ(王都から北西へ650ダーデン)
主な産業は、農業、牧畜。
個別の地名
・ストラバリ:バスクアーレから北へ60ダーデンにある寒村。主人公初出動の地。
●メディル辺境伯爵領
首長はルドラ・メディル辺境伯爵
領都はワナーク(王都から南南東へ1500ダーデン)
・ボアン:街道沿いにある小さな城塞都市。ワナークから南東へ55ダーデン
・ファルトゥナ遺跡:海抜千ヤーデンの高原にある古代遺跡。竜脈の地。ワナークから南東へ60ダーデン
●グルモア辺境伯領
首長はセバンテス・グルモア辺境伯爵
領都オリヴィエイト(王都から3500ダーデン)
国境近い都市。面する国はアガート王国。
地勢は荒野。主な産業は牧畜と製塩業
●ファフニール候爵領
首長はアレクサンデル・ファフニール候爵。
北の海に面した領国。
詳細未掲載
●ザルベス伯爵領
王都から西にある領地。
詳細未掲載。
■アガート王国
ミストリア王都から、3500ダーデン北東に位置する小国。
元首は国王フィデース・セヴァール。
首都はアガート・ブラム。
標準言語はアガート語(エスパルダ語に近い)
ミストリアと安全保障特別条約を結ぶ。
●オドワルド伯爵領
領都はツワメル。
地勢は山地と高原。
■プロモス王国
ミストリアの南西の端からさらに700ダーデン離れた小国
主な産業は鉱工業。
標準言語は、プロモス語(希少言語)
国土に関しては未掲載だが、同国より大使が訪れ、主人公が通事代理として雇われる。
■クラトス王国
ミストリアの南西に面する小国。
国土に関しては未掲載。
■神聖ロムニス帝国
ミストリアから北の方向にある大国。
光神教の聖地と総本山がある。
詳細は未掲載。
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