登場人物紹介抜粋+用語説明
小説冒頭で登場人物全体を説明していますが、人数が増えすぎたので、9章付近の主要な人物だけを抜粋して示します。詳細はそちらを参照下さい。
──主人公の極々周辺(王都館住人相当)
●ラルフェウス・ラングレン
通称:ラルフ
種別:人族、男性
身分等:ミストリア国男爵(王都ラングレン家当主)、プロモス王国男爵
職業等:上級魔術師(超獣対策専門職)、光神教会ミストリア修学院神学科専攻1年(出席免除中)、冒険者ギルド所属魔術師(上級冒険者)
生年:光神暦365年
説明:本編の主人公。
●**(名前? コード?)
種別:不明、男性、故人
説明:本編主人公ラルフの前世。死因が過労死と言うことを見込まれ、天界福祉庁××星系支部で輪廻補助審査官として3年間、輪廻審判のアルバイトをする。そのために必要な全言語能力を得る。すでに輪廻済み。
●ヒューゴ
説明:主人公ラルフが魔術で変装した人格。人夫(肉体労働者)上がりの王都の商人という設定。容貌は30歳程度でがっちりとした体格。バロックを若くした感じ。
●ローザンヌ・ラングレン
身分等:ミストリア国男爵室(王都ラングレン家室),子爵ダンケルク家猶子
通称:ローザ(姉)、お姉様
種別:人族、女性
職業等:ラングレン上級魔術師秘書兼筆頭従者(ラルフ直属で正確には騎士団所属ではない)
生年:光神暦361年
説明:ラルフの又従姉にして妻。主人公の生家で育ち、王都上京に同行。ドロテア・ダンケルク子爵夫人家猶子となり主人公ラルフと結婚。
●アリシア
通称:アリー
種別:人族、女性
職業等:ラングレン騎士団救護班長、冒険者ギルド所属巫女(中級冒険者:147話現在)
生年:光神暦365年
説明:ラルフの又従姉(ラルフの4日早く生まれる)にして義妹。主人公の生家で育ち、王都上京に同行。姉ローザンヌの結婚に伴いラルフの義妹となる。騎士団結成に当たって回復魔術を活かせる救護班長として入団。
●ソフィア・ラングレン
通称:ソフィー
種別:人族、女性
身分等:ミストリア国准男爵家女
生年:光神暦373年
職業等:子供→基礎学校生
説明:ラルフの妹。161話時点、光神暦381年王都留学のため王都館に在住。
●セレナ
種別:聖獣青狼ウォーグ、牝
生年:光神暦371年
説明:山犬?と母狼の戦いで生き残った唯一の青狼。衰弱していたがラルフとアリーが救い、館で飼うことになった。一時覚醒した主人公により聖獣化(未公認)する。
●サラスヴァーダ
通称:サラ
種別:ドワーフ系、女性
職業等:ラングレン家製薬業責任者、薬師、冒険者ギルド所属戦士だが休止中
生年:光神暦363年
説明:ドワーフ自治村出身。王都近郷のターセルの迷宮で主人公と出会う。同地で主人公達と一緒に戦闘をしたことを切っ掛けに、パーティに加入。主人公王都館に入居。
●モーガン
種別:人族、男性
生年:光神暦328年
職業等:王都ラングレン家家令(執事頭)
説明:ラルフの男爵叙爵を受けて、ダンケルク家から推薦を受けて雇った人物。元は同家に勤めていた(亡くなった前当主付き執事)。物腰は柔らかいがなかなかの実力者。
●ブリジット
種別:人族、女性
生年:光神暦358年
職業等:王都ラングレン家執事(財政支援)
説明:ラルフの男爵叙爵、製薬業開業を受けて煩雑となる財政面を支援させる為、冒険者ギルドから推薦を受けて雇った。細身で銀縁の眼鏡が似合い、ぱっと見怜悧そうだが、酒乱? ソフィーの臨時家庭教師も勤める。
●マーヤ
種別:人族、女性
生年:光神暦331年
職業等:ラングレン家王都館メイド
説明:ローザの結婚に伴い、メイドとして雇用された。ダンケルク家子爵夫人付メイドマーサの従妹。
●パルシェ
通称:パルちゃん(アリーのみ)
種別:ドワーフ系、女性
職業等:メイド。ソフィー専属
生年:光神暦359年
説明:ドワーフ自治村出身。サラと同じ地域(隣村)出身。サラとは旧知の仲で姉ちゃんと呼ぶ間柄。幼少期はガキ大将で,近郷で有名だった。ソフィー警護のため武力を買われて、ラングレン家に雇われる。
●レプリー
種別:人型ゴーレム,男性型
説明:主人公が作ったゴーレム馬が牽く魔術操縦馬車の御者。思念同調魔術で主人公は彼の五感を同調可能。同魔術を使用しない場合は、会話は能力は極々限られた程度しかできない。術式を改良中。
●ガルガミシュ9世
種別:古代エルフ族
説明:1000年以上昔の古代人。故人。自らの妻が、不治の病に冒され冷凍睡眠に掛ける。後世に生体保存するためターセル迷宮を築き、現し身を守護者とした。現在は現し身として精神体が残存しており,主人公ラルフに寄生している。ゲドネス5世は生前の知人。
●ゲドネス5世
種別:古代エルフ族
説明:1000年以上昔の古代人。故人。現し身として精神体が残存しており,主人公ラルフに寄生している。ガルガミシュ9世は生前の知人。
───ラングレン騎士団とその関係者
●ダノン
通称:団長(正確には団長と言う役職はない)、家宰(殿、様)
身分:士爵(スワレス領申請)
種別:人族、男性
職業等:王都ラングレン家家宰、騎士団長に相当、元魔術師
生年:光神歴332年
説明:元軍人。以前はスワレス領軍の首席魔術師だったが、軽度の魔力欠乏症が発症して引退。ラルフに請われて家宰に就任、王都に上京し、ラングレン公館敷地内の宿舎に居住。
●ドリス
種別:人族、女性
職業等:主婦、公館付業務支援
生年:光神歴330年
説明:ダノンの妻。つかみ所無い性格。夫の王都状況に同行し、ラングレン公館敷地内の宿舎に居住。
●バルサム
通称:副長
身分:士爵(王都申請)
種別:人族?、男性
職業等:騎士団副長兼現場指揮者、元軍人の魔術師。
生年:光神暦343年
説明:ラルフの要請を受けて冒険者ギルドから出向中。元戦闘責任者冒険者ギルドの魔術師支援主任。主人公の冒険者ギルドの登録審査を実施。ゴーレム系魔術に精通。
●ペレアス
種別:人族、男性
身分:士爵(騎士団申請)
職業等:騎士団調達補給担当幹部
説明:騎士団設立の情報を受けて自薦で入団。元冒険者ギルド・ミストリア王国王都西支部だったが、辞職。パルヴァンで冒険者配置を差配した。
●ケイロン
種別:ホビット族、男性
身分:士爵(騎士団申請)
職業等:騎士団財務・経理担当幹部
説明:冒険者ギルド(西支部ギルマス)推薦で就任。大手冒険者クランの金庫番だったが、代替わり時に追い出された。実直で算術、法務にも明るい。
●スードリ
種別:不明(人族?)
身分:士爵(騎士団申請)
職業等:騎士団情報諜報担当幹部、謎の人物。ダノンの紹介で就任。非公式の配下を持ち、スワレス伯爵領に伝手がある。
●アリシア
通称:アリー
職業等:ラングレン騎士団救護班長、冒険者ギルド所属巫女(中級冒険者:147話現在)
説明:騎士団結成に当たって回復魔術を活かせる救護班長として入団。その他は「主人公の極々周辺」項を参照
●テレーゼ
通称:レーゼ(アリーのみ)
種別:人族、女性
職業等:ラングレン騎士団救護班所属(回復系魔術師)
説明:元冒険者でパルヴァン奥地の魔獣探索依頼でラルフと同じ馬車に乗り合わせる。
女性ばかりのクランに所属していたが、アリーが声を掛けて騎士団に入団。
●ビアンカ
通称:ビー(アリーのみ)
種別:人族、女性
職業等:ラングレン騎士団救護班所属(看護担当)
説明:パルヴァン奥地の魔獣探索依頼でラルフと同じ馬車に乗り合わせる。
女性ばかりのクランに所属していたが、アリーが声を掛けて騎士団に入団。
●カタリナ
種別:人族、女性
職業等:ラングレン騎士団救護班所属(回復系魔術師)
説明:テレーゼと同じのクランに所属していたが、アリーが声を掛けて騎士団に入団。
●ルーモルト
種別:人族、男性
生年:光神歴353年
職業等:ラングレン騎士団戦闘班所属(戦士)
説明:スワレス伯爵領から推薦を受けて騎士団に入団。
●トラクミル
種別:人族、男性
生年:光神歴358年
職業等:ラングレン騎士団戦闘班所属(戦士)
説明:スワレス伯爵領から推薦を受けて騎士団に入団。
●ボルソルン
種別:ドワーフ族、男性
生年:光神歴361年
職業等:ラングレン騎士団戦闘班所属(戦士)
説明:スワレス伯爵領から推薦を受けて騎士団に入団。巨漢。
●フロサン
種別:ホビット族、男性
生年:光神歴349年
職業等:ラングレン騎士団戦闘班所属(魔術師)
説明:スワレス伯爵領から推薦を受けて騎士団に入団。
●ゼノビア
種別:人族、女性
生年:光神歴356年
職業等::ラングレン騎士団戦闘班所属(魔術師)
説明:スワレス伯爵領から推薦を受けて騎士団に入団。
●エリザベート
通称:教授、エリザ先生、エリザ女史
種別:エルフ族、女性
職業等:光神教会司祭、ミストリア修学院魔術・考古学教授(研究者)、ミストリア魔術師協会上級会員。
説明:光神教会のミストリア王国王都大司教の推挙によって、騎士団救護班に派遣された。同時にラルフの自主研究担当教授でもある。王国政府とも繋がり有り(雇われてしばらく修学院を離れていて、ラルフの研究開始が遅れた)
修学院歴代でも屈指の才媛。教授という地位にありながら教育者としての履歴は極々少ないようで、現在の担当学生はラルフのみ。古代エルフ族の研究をしており造詣も深いらしいが、回復系魔術師の力量はアリーに近いものを示した。謎が多い人物。
───ラングレン家と一族の関係者
●ディラン・ラングレン
通称:親父殿、旦那様
種別:人族、男性
身分等:ミストリア国男爵
生年:光神暦342年
職業等:ラングレン領(旧ガスパル領)領主。領都エルメーダに在住(9章終了時点)
地主、元伯爵領政府財務方主査(課長相当?)
説明:ラルフの父
●ルイーザ・ラングレン
通称:おかあさん(お母さん)、奥様
種別:人族、女性
身分等:ミストリア国男爵夫人
生年:光神暦345年
職業等:領主夫人。領都エルメーダに在住(9章終了時点)
説明:ラルフの母、実家は准男爵パロミデス家
●ソフィア・ラングレン
通称:ソフィー
種別:人族、女性
身分等:ミストリア国男爵家女
生年:光神暦373年
職業等:子供→基礎学校生
説明:ラルフの妹。光神暦381年王都留学。
●イネス
種別:人族、女性
職業:メイド
説明:ラングレン家エルメーダ村館のメイド、前任のローザがラルフについて王都移住したため雇われる。エルメーダ移転に付き従う。大柄で母性溢れる風体。
───深緋連隊関連
●バロール・ディオニシウス
通称:電光バロール
種別:人族、男性
身分等:ミストリア国子爵
職業等:超獣対策特別職。ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属少佐、賢者(上級魔術師より被選定)
生年:光神暦350年
説明:庶民出身ながら、その抜きん出た魔術の才能を見込まれ、子爵家の猶子となり長じて上級魔術師となり、18歳にて深緋連隊に入隊。複数回の超獣退治、撃退の功績により、本家とは関係なく子爵位を賜っている。特務(典雅部隊)第2隊隊長。魔術の高速発動で有名。王都南門襲撃事件のラルフを知り、勧誘のために王都館を訪問する。
●グレゴリー・ベリアル
通称:殲滅者グレゴリー
身分等:ミストリア国伯爵
職業等:超獣対策特別職。ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属中佐、賢者(上級魔術師より被選定)
説明:深緋連隊の上級魔術師の中でも屈指の三賢者の長老。特務(典雅部隊)第1隊隊長。
●月
種別:不明
身分等:ミストリア国子爵
職業等:ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属少佐、賢者(上級魔術師より被選定)
説明:深緋連隊の上級魔術師の中でも屈指の三賢者の1人。特務を帯びており、超獣駆除には参加しないどころか、公式行事等にも現れない謎の人物。特務(典雅部隊)第3隊隊長とされているが、長く所属隊員はなし。
。
●ペルザント・ルーレイ
種別:人族、男性
身分等:ミストリア国男爵
職業等:超獣対策特別職。ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属大尉、上級魔術師。特務(典雅部隊)第6隊隊長。
説明:賢者を除く上級魔術師における最古参。支援部隊を使いこなし堅実な駆除を行う。ユングヴィ伯爵領に出現した超獣ゲラン駆除の為出動したが、作戦行動の途中で(魔力欠乏症?)発症して人事不省に陥る。
●ダイナス・フェイルズ
通称:6番(上級魔術師選抜試験の受験番号)
身分等:ミストリア国男爵
職業等:ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属中尉、上級魔術師(超獣対策専門職)特務(典雅部隊)第16隊隊長。
種別:人族、男性
生年:光神暦355年
説明:光神暦381年上級魔術師選抜試験をラルフと共に受験し、合格。ミストリア士官学校魔術師科を卒業したエリート意識を持つ。真面目だが発想が固い一面を持つ。
●セザール
種別:人族、男性
職業等:超獣対策特別職。ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属中尉、上級魔術師。第17支援中隊隊長。
説明:ユングヴィ伯爵領に出現した超獣ゲラン駆除の為出動。ペルザント卿を支援し、ラルフを実戦に参加させないよう画策。しかし、ペルザント卿の指揮不能状態に居たって、ラルフに指揮権を委譲する。
●メディル軍曹
説明:第17支援中隊所属軍人。
●トゥニング
説明:ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属曹長。バロール・ディオニシウス少佐の従者。
───ミストリア国王室、政府首脳、政治家関連
●クラウデウス6世
身分等:ミストリア国王
説明:ラルフの上級魔術師就任を承認し,男爵位を授爵した。聖獣イーリスと浅からぬ縁を仄めかした。
●ゲルハルト・フォルス
身分等:侯爵
職業等:ミストリア王国宰相(首席大臣)
説明:ラルフの初出動時の公金不正使用の御前詮議を取り仕切る。
●マグヌス・サフェールズ
身分等:侯爵
職業等:ミストリア王国内務大臣
説明:貴族、冒険者ギルドを統括する内務省の大臣。冒険者ギルド王都東支部のギルマスとは職務上以上の付き合いあり。ラルフより伯母の遺品を受け取り間接的に知り合う。
ラルフの上級魔術師就任を推している。
●サフィール・テルヴェル
身分等:伯爵
職業等:ミストリア王国外務大臣
説明:外務省、財務省内の不正を是正すべく就任した若手貴族。同事件の一部解決に尽力したラルフを気に入り、准男爵叙爵を推薦。
●ヴァロス・テレスター
身分等:子爵
職業等:ミストリア魔術師協会総裁
説明:協会への軍部介入を快く思って居らず、上級魔術師試験受験をラルフを特例として推薦する。
●ケルヴィム・バルドゥ
職業等:国家危機対策委員会総裁
────軍人(深緋連隊関連除く)
●ガレロン
職業等:ミストリア陸軍参謀本部総長、大将
説明:ラルフの初出動時の公金不正使用を告発を上奏。
●ターレイ
職業等:ミストリア陸軍参謀本部付き参事官、准将待遇。軍務省からの出向者。
説明:ラルフの初出動時の公金不正使用を告発を発案し、御前詮議ではラルフを審問する。
●(不明)
通称:中佐、部長
職業等:ミストリア陸軍近衛師団第2憲兵連隊、通称黒衣連隊の警備3部(軍警察の治安維持)部長。
説明:南門外事件で、ラルフを尋問するも味方となる。
●(不明)
通称:中尉
職業等:ミストリア陸軍近衛師団第2憲兵連隊、通称黒衣連隊の警備3部(軍警察の治安維持)所属魔術師。
説明:南門外事件で、ラルフを尋問した後、財務省横流し事件で、ラルフと行動を共にする。
───ダンケルク家
●ドロテア・ダンケルク
通称:義母上、お義母様
種別:人族、女性
身分等:ミストリア国子爵(女性当主)
職業等:未亡人
生年:光神暦328年
説明:ラルフの義理の姑。ラルフを気に入り姪を娶せて一族へ迎えようと画策するも断念。妻となったローザを猶子として迎え、義理の姑となった。王都館の大家だったが、無償譲渡。
●ディアナ・トルーエン
種別:人族、女性
身分等:ミストリア国男爵令嬢(長女)
職業等:王都中等学校3年生
生年:光神暦366年
説明:ダンケルク夫人の姪。ラルフと娶せようと画策されるが断念。
●マーサ
種別:人族、女性
職業等:メイド
生年:光神暦334年
説明:ダンケルク家のメイド。メイドの連携に連なり、ラルフの館入居に協力。
───冒険者ギルド関連
●サーシャ
種別:人族? 、女性
職業等:冒険者ギルドの新人受付嬢
生年:光神暦362年
説明:ラルフとアリーの、冒険者ギルド入会を手伝う。ラルフを気に入ったらしく、何かと世話を焼く。
●ジェルジ
通称:ギルマス
種別:人族? 、男性
職業等:冒険者ギルド・ミストリア王国王都東支部所長
生年:光神暦337年
説明:主人公の実力を理解し、ギルドにおける早期出世を後押し。
●ラウラ
通称:秘書さん
種別:人族、女性
職業等:冒険者ギルド・ミストリア王国王都東支部所長の秘書
生年:光神暦355年
説明:有能な秘書でギルマスを支える。
───修学院・王都光神教会関連
●エリザベート
通称:教授、エリザ先生、エリザ女史
種別:エルフ族、女性
職業等:光神教会司祭、ミストリア修学院魔術・考古学教授(研究者)、ミストリア魔術師教会上級会員。
説明:詳細は「ラングレン騎士団とその関係者」項を参照。
●エルディア
通称:司祭様
種別:人族、男性
職業等:光神教大司祭
生年:光神暦314年
説明:ラルフとアリーが幼少時シュテルン村の司祭であり洗礼した。9章終了時は、王都に赴任しており,北街区のサンプトン大聖堂にて大司祭を務めている。
●グスターブ
職業等:光神教会大司祭(特別職)、修学院院長。
●(ヴォロス)
職業等:光神教会ミストリア国大司教。
説明等:騎士団への回復系魔術技能を持つ神職派遣を指示する。
●デイモス
職業等:光神教会王都教区司教、修学院理事。
説明等:ラルフの神職科への転向を画策するが、断念。騎士団への回復系魔術技能を持つ神職派遣に最初は難色を示したが、大司教の指示で協力。
●パルダス
通称:聖パルダス
種別:人族、男性、故人
生年:光神暦28年
職業等:光神教の聖人、数学者、物理学者、魔術師
●ヨハンネス
種別:エルフ族、男性、故人
職業等:魔術師
生年:光神暦242年
説明:大魔術師で、初版が発禁本となった魔術書を著す。
────その他の王都付近
●カタリナ
種別:人族、女性
職業等:スパイラス新報社の記者
説明:エヴァトン村の魔獣退治以降、執拗にラルフを取材し紙面に掲載している。
●ゾール
説明:王都城外の荒れ地(騎士団訓練場)の元地主。
●スヴェイン・アルザス
種別:人族、男性
身分等:ミストリア国子爵家一族
職業等:地方領主の子息
説明:元々アルザス子爵家はスワレス伯爵家寄力であった為、同領の王都上屋敷にて仕えていた。バズイット伯爵の寄親変更に伴い、姿を消した。その直前スワレス伯爵領軍人の騎士団への出向を妨げようとして、ラルフに挑み返り討ちにされていた。
────スワレス伯爵領全般
●アンドレイ・スワレス7世
通称:伯爵様
種別:人族、男性
身分等:ミストリア国伯爵
職業等:地方領主(スワレス伯爵領首長)
生年:光神暦344年
説明:美丈夫で気さくかつ剛毅な性格。ラルフの父ディランとは主従だが、それ以前に昔馴染み。
●ジレッタ
種別:人族、男性
職業等:スワレス伯爵家家令
説明:。領軍の部隊長。
────ラングレン男爵領(旧ガスパル男爵領)および近隣
●ピエール・バズイット
種別:人族、男性
身分等:ミストリア国伯爵
職業等:地方領主(バズイット伯爵領首長)
説明:スワレス伯爵領の北にあるセルジアの森を挟んだ隣接領の首長
●フアナ
種別:人族、女性
職業等:農家
説明:ガスパル男爵領内ハキム村在住。男爵館に木杭を納入すべく荷車を牽いていたところ、道にできた穴に車輪を落とし立ち往生しているところ、ラルフが変装したヒューゴに助けられた。
●ネイコス・ガスパル
種別:人族、男性
身分等:ミストリア国男爵
職業等:地方領主
説明:故人。ラングレン男爵本家の家令だったが、当主と嫡男死亡に伴い、異例の相続を遂げ同家初代男爵を叙爵される。
●レイア(ガスパル)
種別:人族、女性
身分等:元ミストリア国男爵一族
生年:光神暦360年
説明:ガスパル元男爵の異母妹。兄が領主であったとき逼迫した財政を何とか立て直そうとした。治世の手腕や人望もそれなりにある。しかし、異母兄とは方針が異なる部分が有り、思うような成果が出せなかった。幼少時はバズイット男爵領内光神教会に預けられていた。
────その他の貴族、王族、政治家、高級役人
●オルディン・スワレス
種別:人族、男性
身分等:男爵(陪臣)
職業等:スワレス領王都駐在参与(上屋敷代表)
生年:光神暦349年
説明:スワレス伯爵当主アンドレイの実弟。真面目な性格で、領主である兄を尊敬している。本領から主人公の便宜を図るように頼まれるが、出会って意気投合し、親密な間柄となる。
●ユリーシャ・ファフニール
種別:エルフと人族のハーフ、女性
身分等:侯爵家 先代夫人
通称:伝説のメイド
説明:幼少期より伯爵家に勤め、先代当主に見初められ結婚。内助の功を持って夫を出世させ侯爵まで昇り詰めさせた(侯爵の上の公爵は、ミストリアでは王族・外戚のみが成れるとの不文律があり)。
巷では伝説のメイドと呼ばれ、ローザの憧れ。ラルフの王都留学に当たっては、ローザがから手紙が届き、ダンケルク家に働きかけるなど便宜を図った。ラルフの王都披露宴に出席し、事実上の後援者となった。
●ジョアナ・ウォルケス
身分等:侯爵夫人
説明:実家はプロモス王国王族。プロモス外交使節の交渉時名前だけ登場。
●デゥワルフ男爵、ベルゼード子爵
説明:ラルフへ見合い申し込みをした。
●ミハイロ男爵ご夫妻
説明:ダンケルク夫人の取り巻きの1人。ラルフの王都披露宴に出席。
────神? 聖獣
●イーリス
説明:聖獣。人相(美女)。ミストリアとの関係深く、上級魔術師選抜実技2次試験の特別審査員を務める。事実上イーリスが選抜の最終審査権を持っている。一般的には100年以上昔に記録が残っており、伝説上の存在となっている。
炎系魔術が得意か?
●ドゥエスヤマテンテガルマスタスファルスリーショウソーエル
通称:ソーエル(ドS)審査官
種別:天使(豹頭)
職業等:天界福祉庁××銀河支部のトップの審査官。(支部を束ねる本部には上級審査官も居るらしい)。亡者**を補助審査官として雇うブラックな上司。
────────────────────────────────────
用語解説
●ミストリア(王国)
ラルフの生国。
王制、貴族制。
人口500万人の大国と中国の中間。
国土は、比較的平坦温暖。北部は森林が多い。
首都は、スパイラス。
基本通貨は、ミスト(小金貨1枚)。
●身分制
ミストリア並びに周辺国の標準的な爵位は次の通り。
爵位は大公(非常)、公、候、伯、子、男の五爵。
これに次ぐ者として、領、禄のない準男爵ここまでが貴族。
平民、騎士の名誉爵位として、士爵、名誉士爵がある。
なお、ミストリアには王族を含む貴族と平民のみが居る。
人身売買、奴隷は禁止。
●貨幣制度
基本通貨ミストリア
ミスト=小金貨1枚(金10パルダ=約7gが含まれる)
補助通貨
1ミスト=100スリング=10000メニー
貨幣
大金貨=10ミスト
小金貨= 1ミスト
大銀貨=10スリング
中銀貨= 5スリング
銀貨 = 1スリング
大銅貨=10メニー
中銅貨= 5メニー
銅貨 = 1メニー
補足
小金貨には金10パルダ=約7gが含まれますが、通常の交換レートは1ミストで金13パルダ程になります。金本位で考えると、1ミストはおよそ5万円に相当するものとお考え下さい。
ただし、人件費や食品の物価は低く、鉱工業製品や衣料は高いです。
特に鉄は、大量生産が効かないため、日本の5倍以上の価格です。
●度量衡
長さ:基本単位:ヤーデン(1ヤーデン=約90cm)、
0.001ダーデン=1ヤーデン=100リンチ
面積:基本単位:レーカー(1レーカー=約0.4ha)
1レーカー=5000平方ヤーデン
容積:基本単位:リーズ(1リーズ=0.001立方ヤーデン)
重量:基本単位:ダパルダ(1ダパルダ=約730g:1リーズ=の水の重量)
1ダパルダ=1000パルダ
時間:基本単位:1秒=1日の1/86400(人族成人の心拍1周期)
1年 =12ヶ月
1ヶ月=30日
1日 =24時間
1時間=60分
1分 =60秒
暦:1月1日=春分
●教育制度(スワレス伯爵領)
学年:7月(秋)から6月(晩夏)。
基礎学校( 6歳から11歳):無償、制約無し。
中等学校(12歳から14歳):有償、希望制
高等学校(15歳から17歳):貴族の子女または推薦制
職業学校(12歳から17歳):有償、希望制
大学校は、首都のみに存在。
●魔獣
学術的に定説は確立されては居らず、種の区分が曖昧な存在。正式には生物とも認められていない。
俗説が多く、矛盾を多く孕むことに注意。最大の共通点は、疑似生命活動が継続不能になる(俗説的には死とされている)と、光の粒となって散り、魔結晶を残す。
他の野獣の形態に近い個体が多いものの、成熟すると他の生物から魔力精力を吸収するようになり、食べなくても良くなる。ただし、性向は凶暴で吸収方法には様々あるため、人を食べると誤解される。
卵生、胎生の両方があり、これも他の生物と共通。
●超獣
魔獣に輪を掛けた謎の存在。
魔獣よりも巨大で強力であり、人間や環境に多大な被害を与える。
これまでのところ幼生は見つかって居らず、魔獣が長じて超獣となるという俗説はあるものの学術的な確立はされていない。
そのため明確な寿命は分からないが、見つかってから、長くとも半年以内に生命活動を終える。その終焉は、昇華、散華と呼ばれる膨張後爆発(化学現象、魔導現象)を起こすものがほとんど。昇華前段階と呼ばれる膨張状態に入ると、異常魔導力場を発し、魔術攻撃を無効化するとされている。この異常魔導力場は、人間の精神に影響を与えるされており、魔術師など魔導感応が高い人間程、発狂、突然死を起こしやすくなる。
●聖獣
魔獣の中で知能が高く、人間の役に立つ存在とも言われる存在。神話、光神教教書にも記されているが、その存在は確認されて居らず、ミストリアでは光神暦200年代にイーリアという聖獣が居たとされている。
●ミストリア軍についての解説
最高指揮官:大元帥(国王)
軍務省:軍政担当。政治家と官僚。軍事予算と人事の執行と管理。また参謀本部と軍部に審議官(少将待遇)、参事官(准将待遇)を送り込み監視している。首長:軍務大臣
参謀本部:軍令担当。ほとんどが高級軍人。戦略作戦の立案、実行部隊の大隊長以上の上級指揮官の戦術立案補佐兼軍監。付属組織として首長:総長。だたし組織は軍部内に組み込まれている。
軍部:陸軍と海軍からなる実力部隊。戦術作戦の立案と実行。首長:陸軍長官、海軍長官。
近衛師団:組織上陸軍に所属するが、事実上別組織。国王直属部隊、王都の防衛、王宮と王室の防衛(親衛隊)、超獣対策部隊、軍警察、治安維持部隊を含む。
お読み頂き感謝致します。
ブクマもありがとうございます。
誤字報告戴いている方々、助かっております。
また皆様のご評価、ご感想が指針となります。
叱咤激励、御賛辞関わらずお待ちしています。
ぜひよろしくお願い致します。
Twitterもよろしく!
https://twitter.com/NittaUya
訂正履歴
2021/09/11 誤字訂正
2022/07/28 誤字訂正(ID:632181さん ありがとうございます)




