登場人物紹介と用語解説(完結時、ネタバレにご注意下さい)
恐れ入りますが、初めてお読みになる方は、1話(第2部分)へお進み下さい。
完結時まで更新します。
以下導入部のあらすじです。
ふと気が付くと、白い空間に居た。そして、天使にお前は亡者だと宣告され動揺する中、持ちかけられたのが天界バイトだった。天使の仕事、亡者を輪廻させる審査官を手伝えば、来世で能力を増強してくれるというのだ!それに流された僕が貰ったのは、全言語能力だった。どんな異星人とも意思疎通ができる能力とは、結局審査官をやる為に必要な物で……。死ぬ程(既に死んでるけど)酷使された僕は、輪廻転生した時、恐るべき力を持って居た…………。
──主人公および家族
●ラルフェウス・ラングレン
通称:ラルフ、御館様(家中、騎士団から)、ラルフェウス卿(公的)、救済者(光神教教団から)、グルヒル(変名)、ヒューゴ(変名)
種別:人族、男性
身分等:ミストリア王国伯爵(王都ラングレン家当主、永代貴族)、プロモス王国名誉子爵、ラグンヒル王国名誉男爵(名誉爵は封禄がなし)
職業等:ミストリア王国特命全権大使(安全保障特別条約担当)、同国賢者(超獣対策上席専門職)、新世界戦隊隊員、領主(シムレーク含む27郡:旧バズイット伯爵領全域)、地主(領内の私領)、冒険者ギルド所属魔術師(上級冒険者)
生年:光神暦365年
説明:本編の主人公。
●**(名前? コード?)
種別:不明、男性、故人
説明:本編主人公ラルフの前世。死因が過労死と言うことを見込まれ、天界福祉庁××星系支部で輪廻補助審査官として3年間、輪廻審判のアルバイトをする。そのために必要な全言語能力を得る。すでに輪廻済み。
●ローザンヌ・ラングレン
身分等:ミストリア国子爵室(王都ラングレン家室)、子爵ダンケルク家猶子
通称:ローザ(姉)、お姉様、薔薇の茶匠
種別:人族、女性
職業等:ラングレン上級魔術師秘書兼筆頭従者(16章段階では、代理に任せることが多くなった。ラルフ直属で正確には騎士団所属ではない)
生年:光神暦361年
説明:ラルフの又従姉にして妻(正妻)。実妹はアリシア・ラングレン。主人公の生家で育ち、王都上京に同行。ドロテア・ダンケルク子爵夫人家猶子となり主人公ラルフと結婚。長子ルークと第3子(次女)リーシアを出産。紅茶を入れる名人として、王都貴族家女性の間で話題となっており、ミストリアの3茶匠に匹敵する薔薇の茶匠と都市伝説と共に呼ばれることがあるが、一般に正体は明らかになっていない。
●ルーク・ラングレン
通称:ルー(ちゃん)
種別:人族、男性
身分:ミストリア王国準男爵(陪臣ではない,成年後は男爵への陞爵が決まっている)
生年:光神暦382年
説明:父ラルフ(主人公)、母ローザの間にできた長子。増えすぎたラルフの霊格値を移動(生前相続)するために天界が用意した子との疑惑あり。そのためか、霊格値が3000(一般人が平均寿命経過時100)を超過している。名前は光神の異名ルーグの託宣を受けたが、畏まってルークとした。生後直後に額に加護となる3聖獣の聖印が刻まれてた。乳兄はフラガ・ラーハ。ラルフの遺伝か、幼児とは思えない知性を備える(知識はそれなり)。その自覚があって、ラルフ以外には擬装している。5歳にして、魔術の習得が進み、低速ながら飛行が可能。魔力保有量と回復速度を賢者に次ぐとラルフに見込まれ、災厄時に王都スパイラス防衛に6歳にして当たる。その功績を認められ、爵位と勲章を授かった。
●リーシア・ラングレン
種別:人族、女性
生年:光神暦387年
説明:父ラルフ(主人公)、母ローザの間にできた女子、次女。最終章終了段階で0歳の赤子。
●アリシア・ラングレン
通称:アリー
身分等:主人公ラルフの第1側室,侯爵ファフニール家猶子
種別:人族、女性
職業等:ラングレン騎士団救護班長、冒険者ギルド所属巫女(中級冒険者:147話現在)
生年:光神暦365年
説明:ラルフの又従姉(ラルフより4日早く生まれる)にして妻(側室)。実姉はローザンヌ・ラングレン。主人公の生家で育ち、王都上京に同行。姉ローザンヌの結婚に伴いラルフの義妹となったが。騎士団結成に当たって回復魔術を活かせる救護班長として入団。姉と本人の要請によりラルフ(主人公)と結婚。経緯を前後してファニール家の猶子となり、正式に主人公の(第1)側室となる。実は8歳時超獣昇華に際して心臓麻痺で死亡したが、ラルフの監視者となるため蘇生される。その後、人格の一部を天使である駐在員に乗っ取られていた。監視対象の能力増大に恐怖した駐在員に操られ、ラルフとローザの暗殺を謀るが失敗、駐在員と分離される。しかし、その事実は3人の記憶から抹消されている。最終章終了段階で妊娠中。ソフィアは身籠もった子を男子と言ったが、真偽不明。
●プリシラ
身分等:主人公ラルフの第2側室
種別:人族、女性
生年:光神歴366年
職業等:王都ラングレン家執事(経理)であるが、光神暦384年以降は休職中。
説明:バロックの3女(3姉妹)。中等学校卒業を機にラルフを追いかけて王都に来た。
主人公の収入増加、ラルフの役職および家業の増加、執事募集に応募して雇用される。技能検定会計の部2級を最年少(15歳)で取得しており会計士の実力は高い。ローザとアリー(ラルフ被害者の会)の協力を得て、第2側室に納まる。(第2側室は、法的に一族に組み込まれないためラングレンの家名は名乗らない)
●レイナ・ラングレン
種別:人族、女性
生年:光神暦384年
説明:父ラルフ(主人公)、母プリシラの間にできた第二子(長女)。ルークとは比べるべくもないが、生まれながらにしてソフィアほどの霊格値を持って居る。ラングレン家の遺伝か(?)、兄ルークにべったり。
●クローソ・ヒルデベルト(ラメーシア・デ・プロモス)
種別:エルフ族、女性
身分等:ミストリア王国名誉男爵、主人公ラルフの第3側室、元プロモス王国第3王女
職業等:元外交団正使(7章)、元在ミストリア-特命全権大使(15章)
説明:ミスリル貿易交渉のためミストリアへ、使節団を率いてきた。通事が病気で脱落してため、ラルフを同職として雇用。迎賓館に滞在したとき、毒を盛られたが、ラルフの尽力により健康を取り戻す。12章でラルフが、プロモス来訪時に何くれとなく便宜を図る。一時ラングンヒル王国貴族と婚約していたものの破談となり、その後に在ミストリア-特命全権大使としてスパイラスへ赴任。16章で、母プロモス王国女王の主人公との婚姻要望を切っ掛けに、第3側室に収まった。ミストリア王国への帰化に当たり、特命全権大使を辞職すると共にプロモス王室から除籍し、代わりにミストリア王国名誉男爵位を叙爵される。
●ソフィア・ラングレン
通称:ソフィー
種別:人族、女性
身分等:ミストリア国准男爵家子女
生年:光神暦373年
職業等:巫女
説明:ラルフの妹。勘が鋭く、巫覡(予言者、人物鑑定)体質が開花を始める。王都に留学した。しかし、父が領主になったことに伴い、王都を離れて父親の領地に戻った。16章では、賢者ディアナ・ルーナスに予知巫女の弟子となり、王都へやって来た。王都館に在住。
●セレナ
種別:聖獣、青狼ウォーグ、牝
生年:光神暦371年
説明:聖獣(ミストリア王国公認)。山犬?と母狼の戦いで生き残った唯一の青狼。衰弱していたがラルフとアリーが救い、館で飼うことになった。一時覚醒した主人公により聖獣化させられ、光神暦381年ラルフが大使になったことで聖獣として公認される。王都館を離れ修行中だったが、ルーク誕生に際して王都館に戻ってきた。14章以降ルークの守護者を自ら任じている。
──(王都)ラングレン家家臣相当およびその家族
●モーガン
種別:人族、男性
生年:光神暦328年
職業等:王都ラングレン家家令(執事頭)、長子ルークの傅役
説明:ラルフの男爵叙爵を受けて、ダンケルク家から推薦を受けて雇った人物。元は同家に勤めていた(亡くなった前当主付き執事)。物腰は柔らかいがなかなかの切れ者。交渉力が高く、一時大使首席秘書官を務めた。
●ダノン
説明:王都ラングレン家家宰、「ラングレン騎士団とその関係者」項を参照
●ドリス
説明:ダノンの妻。「ラングレン騎士団とその関係者」項を参照。
●サラスヴァーダ
通称:サラ
種別:ドワーフ系、女性
職業等:ラングレン家製薬業責任者、薬師、冒険者ギルド所属戦士だが休止中
生年:光神暦363年
説明:ドワーフ自治村出身。王都近郷のターセルの迷宮で主人公と出会う。同地で主人公達と一緒に戦闘をしたことを切っ掛けに、パーティに加入。王都ラングレン家にて製薬業を家業の一部とすることになり、責任者に就任。13章時点でエルメーダの製薬工場に在住。ラングレン家王都本館に部屋を持っていたが、自主的に退去。
●ガルガミシュ9世
通称:ガル
種別:古代エルフ族
身分:古代エルフ都市国家の王(国家は滅亡済)
説明:1000年以上昔の古代人。故人。自らの妻が、不治の病に冒され冷凍睡眠に掛ける。後世に生体保存するためターセル迷宮を築き、現し身を守護者とした。現在は現し身として精神体が残存しており,主人公ラルフに寄生していたが、現状は大半の時間をゴーレムに憑依している。13章時点でエルメーダの製薬工場に在住。ゲドネス5世は生前の知人。ティアマストは曾孫。
●ゲドネス5世
通称:ゲド
種別:古代エルフ族
身分:古代エルフ都市国家の王(国家は滅亡済)
説明:1000年以上昔の古代人。故人。現し身として精神体が残存しており,主人公ラルフに寄生していが、現状は大半の時間をゴーレムに憑依している。13章時点でエルメーダの製薬工場に在住。ガルガミシュ9世は生前の知人。
●ティアマスト3世
通称:ティア
種別:古代エルフ族
身分:古代エルフ都市国家の女王(国家は滅亡済)
説明:1000年以上昔の古代人。故人。生前王立資料館にあった知晶片に自らの残留思念体を封入し罠を張った。同知晶片を閲覧した主人公ラルフに取り憑き、自由を奪ったと思っていたが、実はラルフの擬装だった。現状は大半の時間をゴーレムに憑依して王都館に在住している。赤子を遺して逝去したため、ルークへの思い入れが深く、ローザに頼み込んでは憑依して授乳したりしている。ガルは曾祖父。
●ラトルト
種別:人族、男性
職業等:ラングレン家副家宰(騎士団以外の家業を取り仕切る)
説明:ファフニール家より移籍。30歳代。事業系家政に精通する。
●ブリジット
種別:人族、女性
生年:光神暦358年
職業等:王都ラングレン家執事(財政支援)
説明:ラルフの男爵叙爵、製薬業開業を受けて煩雑となる財政面を支援させる為、冒険者ギルドから推薦を受けて雇った。細身で銀縁の眼鏡が似合い、ぱっと見怜悧そうだが、酒乱? ソフィーの臨時家庭教師も勤めた。
●プリシラ
説明:主人公ラルフの第2側室して王都ラングレン家経理担当、「主人公および家族」項を参照
●マーヤ
種別:人族、女性
生年:光神暦331年
職業等:ラングレン家王都館メイド頭
説明:ローザの結婚に伴い、メイドとして雇用された。ダンケルク家子爵夫人付メイドマーサの従妹。
●エストリッド
通称:エスト
種別:人族、女性
生年:光神暦355年
職業等:ラングレン家ルーク付乳母
説明:夫はダンケルク家分家であるラーハ男爵家の次男(国軍元大尉)だったが事故死(未亡人)。ルーク誕生に先立ち、ダンケルク家子爵夫人より推薦を受けて雇用。息子フラガと共に王都館離れの従業員居住区画に住み込んでいる。
●フラガ・ラーハ
種別:人族、男性
生年:光神暦378年
説明:ラングレンの子であるルーク付乳母エストリッドの子。ルークの乳兄。父は他界(エストリッドの項参照)。ダンケルク家分家ラーハ男爵家の子孫であり、ラーハ家の名乗りを許可されている(順位は低いが継承権を保有)。父が居ないため、ラルフに懐いて居る。
●レクター
種別:人族、男性
職業等:ラングレン家副家令
説明:ダンケルク家より移籍。30歳代。執事業務能力は優秀。主たる役割は家令を補佐し、王都館内の日常業務全般を取り仕切る。家令不在時は、臣下代表となる。
●コルス
種別:人族、男性
職業等:ラングレン家王都館付執事
説明:ファフニール家より移籍。20歳代。会計業務にも精通する。
●ノイシュ
種別:人族、男性
職業等:ラングレン家王都館付執事
説明:モーガンの伝手で雇用。20歳代。
●レプリー
種別:人型ゴーレム(知能改善済み),男性型
職業等:ラルフの従者
説明:主人公が作ったゴーレム馬が牽く魔術操縦馬車の御者等を務める。古代エルフの技術により疑似的な人格と10歳児程度の知能を備えるに至り、特定分野では自立行動が可能。思念同調魔術で主人公は彼の五感を同調可能。
●アストラ
職業等:ミストリア王国特命全権大使首席秘書官、王都ラングレン家特務執事、元王宮庁官僚
説明:「ラングレン大使の配下および関係者」項を参照
●サダール
職業等:王都ラングレン家特務執事
説明:正体は王宮庁所属諜報員。
●イレーネ
職業等:ラングレン家王都館メイド(ローザ付)
●シビラ
職業等:レイナ付乳母
●メヴィル
職業等:ラングレン家エルヴァ領責任者(副家宰補)
説明:家令モーガンの次男
●クリュセス
職業等:家庭教師(専属)
説明:ルークの教師
●ナーラム
職業等:剣術と体術の教師(通い)
説明:ルークの教師
●トゥーリ・ライゼル
職業等:ラルフの領地の農政方役人
身分:ラングレン領家臣、準男爵(陪臣)
説明:ラルフの従弟。ライゼル家へ養子に行った、父方叔父のデグラーネ・ライゼルの次男。ファフニール侯爵領高等学院にてに農学を専攻して修了後、講師となる予定であったところを勧誘して一門衆として取り立てた。
───ラングレン騎士団とその関係者
●ダノン
通称:団長(正確には団長と言う役職はない)、家宰(殿、様)
身分:士爵(スワレス領申請)
種別:人族、男性
職業等:王都ラングレン家家宰、騎士団長に相当、元魔術師
生年:光神歴332年
説明:元軍人。以前はスワレス領軍の首席魔術師だったが、軽度の魔力欠乏症が発症して引退。ラルフに請われて家宰に就任、王都に上京し、ラングレン公館敷地内の宿舎に居住。妻はドリス。
●ドリス
種別:人族、女性
職業等:主婦、公館付業務支援(左記は仮の姿)
生年:光神歴330年
説明:ダノンの妻。つかみ所無い性格。夫の王都上京に同行し、ラングレン公館敷地内の宿舎に居住。
●スードリ
通称:お頭(配下の諜報員から)
種別:人間、男性の姿
身分:士爵(騎士団申請)
職業等:騎士団情報諜報班長
説明:正体はドリス。元国王侍従配下の諜報員だったが、ダノンの子を妊娠したことにより、引退。現在は王宮庁より非公式の委託をうけ、所属の配下を束ねる。
●バルサム
通称:副長
身分:士爵(王都申請)
種別:人族?、男性
職業等:騎士団副長兼現場指揮者、元軍人の魔術師。
生年:光神暦343年
説明:ラルフの要請を受けて冒険者ギルドから出向したが後に正式に移籍。元戦闘責任者冒険者ギルドの魔術師支援主任。主人公の冒険者ギルドの登録審査を実施。ゴーレム系魔術に精通。
●ペレアス
種別:人族、男性
身分:士爵(騎士団申請)
職業等:騎士団調達補給担当幹部
説明:騎士団設立の情報を受けて自薦で入団。元冒険者ギルド・ミストリア王国王都西支部だったが、辞職。パルヴァンで冒険者配置を差配した。
●ケイロン
種別:ホビット族、男性
身分:士爵(騎士団申請)
職業等:騎士団財務・経理担当幹部
説明:冒険者ギルド(西支部ギルマス)推薦で就任。大手冒険者クランの金庫番だったが、代替わり時に追い出された。実直で算術、法務にも明るい。
●アリシア
職業等:ラングレン騎士団救護班長
説明:騎士団結成に当たって回復魔術を活かせる救護班長として入団。「主人公と家族」項を参照
●テレーゼ
通称:レーゼ(アリーのみ)
種別:人族、女性
職業等:ラングレン騎士団救護班所属(回復系魔術師)
説明:元冒険者でパルヴァン奥地の魔獣探索依頼でラルフと同じ馬車に乗り合わせる。
女性ばかりのクランに所属していたが、アリーが声を掛けて騎士団に入団。
●ビアンカ
通称:ビー(アリーのみ)
種別:人族、女性
職業等:ラングレン騎士団救護班所属(看護担当)
説明:パルヴァン奥地の魔獣探索依頼でラルフと同じ馬車に乗り合わせる。
女性ばかりのクランに所属していたが、アリーが声を掛けて騎士団に入団。
●カタリナ
種別:人族、女性
職業等:ラングレン騎士団救護班所属(回復系魔術師)
説明:テレーゼと同じのクランに所属していたが、アリーが声を掛けて騎士団に入団。
●ルーモルト
種別:人族、男性
生年:光神歴353年
職業等:ラングレン騎士団戦闘班所属(戦士)
説明:スワレス伯爵領から推薦を受けて騎士団に入団。
●トラクミル
種別:人族、男性
生年:光神歴358年
職業等:ラングレン騎士団戦闘班所属(戦士)
説明:スワレス伯爵領から推薦を受けて騎士団に入団。
●ボルソルン
種別:ドワーフ族、男性
生年:光神歴361年
職業等:ラングレン騎士団戦闘班所属(戦士)
説明:スワレス伯爵領から推薦を受けて騎士団に入団。巨漢。
●フロサン
種別:ホビット族、男性
生年:光神歴349年
職業等:ラングレン騎士団戦闘班所属(魔術師)
説明:スワレス伯爵領から推薦を受けて騎士団に入団。
●ゼノビア
種別:人族、女性
生年:光神歴356年
職業等:ラングレン騎士団戦闘班所属(魔術師)
説明:スワレス伯爵領から推薦を受けて騎士団に入団。
●アクラン
種別:人族、男性
生年:光神歴361年
職業等:ラングレン騎士団戦闘班所属(魔術師)
説明:新人魔術師
●サダール(仮名?)
説明:情報諜報班の一員ではあるが、実質はスードリの配下。正体は王宮庁所属諜報員
●ヘミング
職業等:公館(騎士団)付き執事
説明:公館付の執事。団長ダノンの秘書状態となっている。能力が相当高く公館の事務処理を実質担っている。
●ニールス
職業等:公館(騎士団)付き執事
説明:公館付の執事。能力は今ひとつ。
───ラングレン大使の配下および関係者
●アストラ
種別:人族、男性
生年:光神暦339年
職業等:ミストリア王国特命全権大使付首席秘書官、王都ラングレン家特務執事、元王宮庁官僚
説明:主人公が正式な大使就任(光神暦381年)に際し、秘書としてモーガンの紹介を受け雇用。外交交渉と有職故実に明るい。モーガンの遠縁に当たる。クラトス、プロモス派遣に同行。
●パレビー
種別:人族、男性
職業等:ミストリア王国特命全権大使付事務官、王都ラングレン家特務執事
説明:主人公が正式な大使就任(光神暦381年)に際して雇用。スードリ自分の配下からが人選した。クラトス、プロモス派遣に同行。正体は王宮庁所属諜報員。
●ルアダン
種別:人族、男性
職業等:ミストリア王国特命全権大使付事務官、王都ラングレン家特務執事
説明:主人公が正式な大使就任(光神暦381年)に際して雇用。
●ベルソル
種別:人族、男性
職業等:ミストリア王国特命全権大使付事務官、王都ラングレン家特務執事
説明:主人公が正式な大使就任(光神暦381年)に際して雇用。
●レティア
種別:人族、男性
身分等:ミストリア王国准男爵
職業等:ミストリア王国特命全権大使付審議官
説明:主人公が正式な大使就任(光神暦381年)に際して外務省より派遣される。活動のお目付け役。クラトス、プロモス派遣に同行。
●レーゲンス
職業等:ミストリア王国特命全権大使付事務官
説明:主人公が正式な大使就任(光神暦381年)に際して外務省より派遣される。レティア男爵の配下。クラトス、プロモス派遣に同行。
●ホレリス
職業等:ミストリア王国特命全権大使付事務官
説明:主人公が正式な大使就任(光神暦381年)に際して内務省より派遣される
───ラングレン本家(男爵家)と一族の関係者
●ディラン・ラングレン
通称:親父殿、旦那様
種別:人族、男性
身分等:ミストリア国男爵(男爵家当主)
生年:光神暦342年
職業等:ラングレン男爵領(旧ガスパル領)領主、地主、請負代官(代官)、元スワレス伯爵領政府財務方主査(課長相当?)
説明:ラルフの父。ガスパル家の凋落に伴い、男爵位を叙爵され領主に就任。領都エルメーダに在住。なお、先祖が超獣ダダムの終焉時に魔結晶を私したと疑われていたが、昇華した(魔結晶は得られない)ことが証明され、名誉回復した。荒廃した領地の復興を手掛けており、ラルフの協力を得て、大理石、石灰岩の石材生産、製薬業を興している。領主としては、スワレス伯爵の麾下(与力)である(現伯爵とは元学友、長じては部下であったこともあり結びつきが強い)。バズイール伯爵家の改易に伴い、同領の一部であるエルヴァ領を王国から依頼され統治する代官となった。同地がラングレン子爵家(当時)の領地になるに伴いそのまま請負代官となった。
●ルイーザ・ラングレン
通称:おかあさん(お母さん)、奥様(大奥様:ラングレン王都家内)
種別:人族、女性
身分等:ミストリア国男爵夫人
生年:光神暦345年
職業等:領主夫人。学問所所長(先生)
説明:ラルフの母、実家は准男爵パロミデス家。領都エルメーダに在住。夫ディランの治世を背後から支えることを信条としており、領地内の人脈形成強化に腐心、領地内や近隣の貴族や有力者の(主に夫人)との進行を深める活動をしている。娘ソフィアの家庭教師探しの過程で思い付いたのか、前記活動を絡め城内に学問所を開設、有力者子弟の取り込みを図っている。また、自らも一部科目で教鞭を執っていたが、学問所は発展的解消した。
●ソフィア・ラングレン
説明:「主人公および家族」項参照
●パルシェ
通称:パル
種別:ドワーフ系、女性
職業等:メイド。ソフィー専属
生年:光神暦359年
説明:ドワーフ自治村出身。サラと同じ地域(隣村)出身。サラとは旧知の仲で姉ちゃんと呼ぶ間柄。幼少期はガキ大将で,近郷で有名だった。ソフィー警護のため武力を買われて、王都ラングレン家に雇われる。
●エドワルド・ラングレン
通称:おじいさん、じいじ、白髭もじゃ、おおおじさま
種別:人族、男性
身分等:元准男爵(隠居済み)
生年:光神暦323年
職業等:臨時教師、ラングレン(王都家-本家)合弁の製薬業の財政支援
説明:ラルフの祖父(父父)、ローザやアリーの大伯父。ラルフの父であるディランは、彼の長男。元領都政府の財務系文官。長くソノールに住んでいたが、現在はエルメーダ城内に在住。現在学問所で算数・数学系で臨時教師として教鞭を執っている。
●ロザンナ・ラングレン
通称:おばあさん、ばあば
種別:人族、女性
生年:光神暦325年
職業等:主婦、臨時教師
説明:ラルフの祖母(父母)、ローザやアリーの大伯母。長くソノールに住んでいたが、現在はエルメーダ城内に在住。現在学問所で家庭科の臨時教師として教鞭を執っている。
●ハールバルズ・ラングレン
生年:光神暦275年
身分等:男爵(故人)、光神暦327年当時のラングレン男爵領領主
説明:主人公ラルフの4代前の直系先祖、高祖父。光神暦327年。自らの領都エルメーダに超獣が接近した時に、長子ボードウィン、魔術師ラジナス・パロミデスと共に戦いを挑み、鉱山を落盤させることで人的被害を出すことなく、昇華に導いた。巷間では3人とも戦闘中死亡したと流布されていたが、公式には4年後に行方不明と記録された。それまで超獣は、退治されて密かに魔結晶が3人によって持ち逃げしたとの疑いがあった。そのため、長子ボードウィンに連なるラングレン旧本家は断絶することになった。
光神暦381年、亡骸がダダム孔内で発見された。公的な検視により人間に殺害されたと鑑定された。またダダム孔の大理石は、魔力変成によって形成されたとのことから、超獣ダダムは昇華したことが証明され、結果として前記3人の無実が確定した。同年ミストリア国王より名誉回復が図られ、ミストリア勲三等金獅子章が贈られた。
●ボードウィン・ラングレン
光神暦299年
説明:故人、主人公ラルフの曾祖伯父。4代前の直系先祖のハールバルズ・ラングレンの長子。光神暦327年死亡(同経緯は同人の父ハールバルズ・ラングレンの項を参照)。
光神暦381年、ミストリア国王より名誉回復が図られ、ミストリア勲三等金獅子章が贈られた。
●パーシヴァル・ラングレン
生年:光神暦303年
身分等:元准男爵(故人)
説明:主人公ラルフの3代前の直系先祖、曾祖父。男爵ハールバルズ・ラングレンの次男で、シュテルン村の私領を相続して分家した。亡兄ボードウィン系の本家断絶を受け、ラングレン本家を継いだものの、領地であったエルメーダ付近(旧ガスパル領)の相続は認められなかった)。以降ラングレン家はスワレス伯爵家の監視下に置かれることになる。
●マルティナ
通称:マルタ
種別:人族、女性
職業等:家政婦→主婦
生年:光神暦344年
説明:ラルフの乳母かつ姑。ローザとアリーの実母、ラルフの父ディランの従妹。
●カロリーネ
種別:人族、女性
説明:故人。ローザとアリーの実祖母、マルティナの実母。ラルフの祖父、エドワルド・ラングレンの妹なので、ローザとアリーはラルフのはとこになる。
●ラーケン
種別:不明、男性、故人
説明:マルティナの夫、ローザンヌとアリシアの実父。
光神暦365年に超獣に殺害される。
●ボースン
種別:人族、男性
職業等:農民(自営農、元商人)
生年:光神暦341年
説明:ラルフの義理の舅。ラーケンの元仕事仲間だった。妻に先立たれ、再会したマルティナと再婚。
ローザンヌとアリシアの義父となる。ローザンヌとラルフの婚姻により義理の舅となる。
現在マルティナと共にサブレス村(シュテルン村から20ダーデンほどの距離)に在住。
先妻との間に子供が居るが未登場。
●クリストフ
通称:クリス(ディランの呼び方)
種別:人族、男性
生年:光神暦331年
職業等:ラングレン本家家令
説明:ラングレン家の遠縁の一族出身。元はスワレス伯爵領政府に勤めており、ディランと親交があり信頼を寄せている。その縁で家令となった。
●レイア(ガスパル)
種別:人族、女性
身分等:元ミストリア国男爵一族
生年:光神暦360年
職業:ラングレン本家領政府審議役(施政方)
説明:ガスパル元男爵の異母妹。兄が領主であったとき逼迫した財政を何とか立て直そうとした。治世の手腕や人望もそれなりにある。しかし、異母兄とは方針が異なる部分が有り、思うような成果が出せなかった。幼少時はバズイット男爵領内光神教会に預けられていた。ガスパル男爵訴追後、光神教会に身を寄せていたが、ラルフの推薦で領政府に登用される。
●イネス
種別:人族、女性
職業:メイド
説明:ラングレン家エルメーダ村館のメイド、前任のローザがラルフについて王都移住したため雇われる。エルメーダ移転に付き従う。大柄で母性溢れる風体。
●リノン・パロミデス
説明:ソフィアの家庭教師としてラングレン本家に雇用されたが、エルメーダ城内に開設された学問所(最終章段階では城下の中等学校)の教諭も兼任する。パロミデス家(主人公母方の実家)と一族項を参照。
●エーダイン・パピオーヌ
種別:人族、女性
職業:教諭
説明:ソフィアの家庭教師としてラングレン本家に雇用されたが、エルメーダ城内に開設された学問所(最終章段階では城下の中等学校)の教諭も兼任する。
●ミリア(・ファルム)
身分:準男爵家(ファルム家)の一族だが絶縁状態
種別:人族、女性
職業:メイド
説明:バズイット伯爵家へ行儀見習いとして奉公したところ、当主ピエールのお手付きとなる。しかし、特段の待遇は与えられず、実家へ里帰りした。バズイット家改易後に妊娠が発覚。貴族局へ届け出たが、咎め無しの審判を受ける。娘を出産して、実家との折り合いが悪くなり、出奔。縁あって(ルイーズ)エルメーダの城に奉公した。
●トゥーリ・ライゼル
説明:(王都)ラングレン家家臣相当およびその家族の欄参照
●デグラーネ・ライゼル
身分:准男爵家当主
説明:ディラン・ラングレンの実弟、エドワルド・ラングレンの実子、ラルフの叔父、トゥーリ・ライゼルの父。幼少の頃,スワレス伯爵家の斡旋で無嗣状態のライゼル準男爵の養子となる。最終章まで(光神暦388年)あまり交流がなかったが、ラングレン子爵(後に伯爵)家隆興に際して、一門衆として勧誘を受けた。これに対して自身は辞退。次男を斡旋する。
───パロミデス家(主人公母方の実家)と一族
●ヨハン・パロミデス
種別:人族、男性
生年:光神暦302年
身分等:元准男爵(故人)
説明:主人公の祖父(母父)。母ルイーザの父。裕福な家系かつ頑固な性格。娘ルイーザの婚姻に反対。半勘当状態にするが、ラルフ誕生を切っ掛けに軟化。しかし、ルイーザとは仲が悪かったが、死去寸前に和解。
●ラジナス・パロミデス
種別:人族、男性
生年:光神暦305年
職業等:魔術師、魔術学者
説明:故人、ラルフの母方の大叔父(母父の弟)。魔術師で、父方の高祖父(祖父の祖父)光神暦327年死亡(同経緯は同人の父ハールバルズ・ラングレンの項を参照)。
光神暦381年、ミストリア国王より名誉回復が図られ、ミストリア勲三等金獅子章が贈られた。
●デボン・パロミデス
種別:人族、男性
身分等:准男爵(当主)
生年:光神暦325年
職業等:地主
説明:主人公の伯父。母ルイーザの異母兄。
●リノン・パロミデス
説明:ラングレン本家(男爵家)と一族の関係者項参照
───ダンケルク家(ローザの猶子縁組先)
●ドロテア・ダンケルク
通称:義母上、お義母様
種別:人族、女性
身分等:ミストリア国子爵(女性当主)
職業等:未亡人
生年:光神暦328年
説明:ラルフの義理の姑。ラルフを気に入り姪を娶せて一族へ迎えようと画策するも断念。妻となったローザを猶子として迎え、義理の姑となった。王都館の大家だったが、無償譲渡。その後も何くれとなくラルフ達を援助したため、ラルフが伯爵となっても丁重に扱われれている。
●ディアナ・トルーエン
種別:人族、女性
身分等:ミストリア国男爵令嬢(長女)
職業等:王都中等学校3年生
生年:光神暦366年
説明:ダンケルク夫人の姪。ラルフと娶せようと画策されるが断念。
●マーサ
種別:人族、女性
職業等:メイド
生年:光神暦334年
説明:ダンケルク家のメイド。メイドの連携に連なり、ラルフの館入居に協力。
●モーリス
職業等:ダンケルク家本家副家宰
説明:王都ラングレン家家令のモーガンの長男
───ファフニール家(アリーの猶子縁組先)
●ユリーシャ・ファフニール
種別:エルフと人族のハーフ、女性
身分等:侯爵家、先代夫人
通称:義母上(ラルフ、アリー)、伝説のメイド
説明:ラルフの義母、アリーの義理の親(猶子縁組み)。幼少期より伯爵家に勤め、先代当主に見初められ結婚。内助の功を持って夫を出世させ侯爵まで昇り詰めさせた(侯爵の上の公爵は、ミストリアでは王族・外戚のみが成れるとの不文律があり)。
巷では伝説のメイドと呼ばれ、ローザの憧れ。ラルフの王都留学に当たっては、ローザがから手紙が届き、ダンケルク家に働きかけるなど便宜を図った。アリーとラルフの婚姻に際しては、アリーを猶子として、ラルフの義母となり有力な後援者となった。
●アレクサンデル・ファフニール
種別:エルフと人族の混血(一説では竜属の血をもつという)、男性
身分等:ミストリア国侯爵(侯爵家当主)
職業等:地方領主
説明:アリーの同家猶子縁組み、同人のラングレン家の婚姻により、ラルフの義兄になる。ラルフをかなり気に入った様子で、どこででも兄と呼べと発言した。
●サーディン
職業等:ファフニール家家令
───バロックの一族
●バロック
通称:元締め
種別:人族、男性
職業等:商人(農業代理業の元締め、建設業等人材派遣業)
生年:光神暦341年
説明:強面で体格も良く皆に怖がられているが、実は細心で親切。ラルフの父ディランに心酔しており民間人ながら配下のように働く。ラングレン男爵領の御用商人的存在。ラルフの誕生時期より見知っており、3才時点でその聡明さに気が付き、自らの娘を娶せようとして14章にて実現。
●メディス
種別:人族、女性
生年:光神暦340年
説明:バロックの妻。なかなか綺麗(ラルフ主観)。
●バネッサ
種別:人族、女性
生年:光神歴363年
説明:バロックの2女(3姉妹)。勝ち気そうだが、なかなか整った容姿。ラルフを従弟扱いしている。
●プリシラ
説明:主人公ラルフの第2側室、バロックの3女(3姉妹)。詳細は「主人公および家族」の項を参照。
───バロール・ディオニシウス関連
●バロール・ディオニシウス
通称:電光バロール
種別:人族、男性
身分等:ミストリア国伯爵(宮廷泊)
職業等:超獣対策特別職。ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属少佐、賢者(上級魔術師より被選定)
生年:光神暦350年
説明:庶民出身ながら、その抜きん出た魔術の才能を見込まれ、14歳の頃に出身地領主のアンテルス子爵家の猶子となる。長じて上級魔術師となり、18歳にて深緋連隊に入隊。複数回の超獣退治、撃退の功績により、アンテルス家とは関係なく子爵位を賜った。義父であるアンテルス子爵死去に伴い、同家から除籍。新たにディオニシウスを名乗る。特務(典雅部隊)第2隊隊長。魔術の高速発動で有名。ラルフの実力を認めてラルフを次の賢者と言って憚らなかったが、実際そうなった。また家族ぐるみの親交がある。災厄時の王都防衛の功績を受けて宮廷泊(領地はなし、一代限り)へ陞爵。
●ナデイス・ディオニシウス
通称:ナディ
種別:人族、女性
生年:光神暦353年
身分等:ミストリア国伯爵室
説明:バロール・ディオニシウスの夫人。同人の許婚だったが、別の農民の後添えとして結婚。381年春に未亡人(前夫との子はなし)となり、バロールとの恋愛が復活。322話段階で懐妊(382年8月出産予定)。生家も1回目の嫁ぎ先も農家であり、貴族の知識には疎い。趣味というか副業でやってた刺繍の技術はかなり高い。ラルフの妻ローザと親交を結び、互いに喫茶、裁縫込みの刺繍を教え合っている。
●エリス・ディオニシウス
通称:エリちゃん
種別:人族、女性
生年:光神暦382年
身分等:ミストリア国伯爵家令嬢
説明:バロール・ディオニシウスの娘(長女)。活溌な子で家族ぐるみの友好関係にある王都ラングレン家の館に母と共に遊びに来る。主人公の子であるルークとは大の仲良し。
●フォルキ
職業等:ディオニシウス伯爵家家令
説明:バロール・ディオニシウスが一時猶子となっていたアンテルス子爵家において、バロール付執事だった。バロールが家を構えるに当たって、家令就任を要望し受け入れた。その際アンテルス子爵家とは義絶した。
●トゥニング
説明:バロール・ディオニシウス従者。深緋連隊関連項参照。
●モルガン・クリュセス
種別:人族、女性
身分等:ミストリア国クリュセス伯爵家一族(二女)
説明:バロール・ディオニシウスの前妻(光神暦379年離婚)。バロールが上級魔術師となり、クリュセス家の権威付けのために結婚させられた。結婚当初から夫婦仲は冷え切っており、バロールが軍官舎に居たため同居期間はほぼなし。
●アンテルス
身分等:ミストリア国子爵
説明:故人。領地に生まれたバロール・ディオニシウスの能力を見込んで、猶子縁組する。また資金援助して士官学校に留学させた。後にバロールを寄親であるクリュセス伯爵家に娶せた。死去に際し、継承者がバロールを除籍した。
────新世界戦隊
●ラルフェウス・ラングレン
説明:「主人公および家族」項参照
●カリベウス・ディース
通称:王叔殿下(ネフティス王国民から)
身分:新世界戦隊総隊長(以前はネフティス王国宮廷伯爵だったが、総隊長就任時に嫡男に代替わりした)、同国の外戚、王叔(現国王の母方の叔父)
職業:ネフティス王国軍事最高顧問、元近衛師団団長にして退役中将、元上級魔術師
説明:35歳で通常職に退いてからは、魔導大隊涵養に腐心、同国の魔術強国の礎を築いた。70歳代だが意気堅剛。魔術戦闘およびその指揮の豊富さを買われて新世界戦隊総隊長に就任。
●カストル・ローリンズ
身分等:ミストリア国男爵
職業等:新世界戦隊隊員4番隊所属、ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属大尉、上級魔術師(超獣対策専門職)、特務(典雅部隊)第11隊隊長は職務停止中。
種別:人族、男性
説明:光神暦381年9月テンギル伯爵領魔獣大量発生に際し、ダイナス・フェイルズ中尉と共に出動。しかし、駆除は叶わず、電光バロールと主人公の応援を仰ぐことになった。16章にて新世界戦隊に主人公と共に選出され、教皇領へ赴任中。
災厄時の功績に対して何かしらの褒賞が有ったとみられるが、本文中の記載なし。
●サーザウンド
身分:レガリア王国伯爵
職業:新世界戦隊隊員1番隊所属、同隊長、レガリア王国賢者
説明:超獣を多数撃滅しており、名高く誇り高い魔術師。責任感が強い。セロアニアに出現した巨大超獣を駆除するため出動し、主人公と共に戦う。
●クレイオス
身分:ネフティス王国(宮廷)男爵
職業:新世界戦隊隊員1番隊所属、ネフティス王国上級魔術師
説明:ラルフが大型超獣の撃滅方法を伝達してきた時に反発、自力で術式の完成を目指した。セロアニアに出現した巨大超獣を駆除するため出動し、主人公と共に戦う。
●エミリオ
身分:セロアニア公国(宮廷)男爵
職業:新世界戦隊隊員1番隊所属、セロアニア公国上級魔術師
説明:セロアニアに出現した巨大超獣を駆除するため出動し、主人公と共に戦う。成竜が放ったブレスの被害現場を視察中、ローゼン・ケッテの奥の院(秘密拠点)を発見する。
●メナス
職業:新世界戦隊隊員2番隊隊長
●イラード
職業:新世界戦隊隊員5番隊隊長
●レストラーデ
職業:新世界戦隊隊員5番隊所属
●ミストル
職業:新世界戦隊隊員5番隊所属
───深緋連隊関連
●バロール・ディオニシウス
説明:賢者の一員。「バロール・ディオニシウス関連」項参照
●グレゴリー・ベリアル
通称:殲滅者グレゴリー
身分等:ミストリア国伯爵
職業等:超獣対策特別職。ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属中佐、賢者(上級魔術師より被選定)
説明:深緋連隊の上級魔術師の中でも屈指の賢者の長老。特務(典雅部隊)第1隊隊長。災厄時の王都防衛の功績を受けて宮廷泊(領地はなし、一代限り)へ陞爵。
●ディアナ・ルーナス
種別:不明(エルフの容姿)
通称:月、ルーナ(王都館に来たときに名乗ったが詳細不明)、フェガリ(占い師)
身分等:ミストリア国子爵
職業等:ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属少佐、賢者(上級魔術師より被選定)
説明:深緋連隊の上級魔術師の中でも屈指の賢者の1人。特務を帯びており、超獣駆除には参加しないどころか、公式行事等にも現れない謎の人物。特務(典雅部隊)第3隊隊長とされているが、長く所属隊員はなし。
王都館にソフィーを後継者の1人として、エルフ少女の姿で勧誘に来た(16章で同人の弟子入りを受けた)。
私生活は不明だったが、王都外郭で占い師を営んでおり、ラルフが訪問する。
●ペルザント・ルーレイ
種別:人族、男性
身分等:ミストリア国男爵
職業等:超獣対策特別職。ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属大尉、上級魔術師。特務(典雅部隊)第6隊隊長。
説明:賢者を除く上級魔術師における最古参。支援部隊を使いこなし堅実な駆除を行う。ユングヴィ伯爵領に出現した超獣ゲラン駆除の為出動したが、作戦行動の途中で(魔力欠乏症?)発症して人事不省に陥る。
●ダイナス・フェイルズ
通称:6番(上級魔術師選抜試験の受験番号)
身分等:ミストリア国男爵
職業等:ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属中尉、上級魔術師(超獣対策専門職)特務(典雅部隊)第16隊隊長。
種別:人族、男性
生年:光神暦355年
説明:光神暦381年上級魔術師選抜試験をラルフと共に受験し、合格。ミストリア士官学校魔術師科を卒業したエリート意識を持つ。真面目だが発想が固い一面を持つ。
●イーヴァ・フェイルズ
身分等:ミストリア国男爵家息女
説明:ダイナス・フェイルズ男爵(上級魔術師)の長女(16章時点で4歳)。エリス・ディオニシウスの友達で、主人公の館にも遊びに来る。
●ビクトール・ヨーヘム
職業等:ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属上級大尉、上級魔術師(超獣対策専門職)特務(典雅部隊)第5隊隊長。
●カストル・ローリンズ
説明:「新世界戦隊」項参照
●アルフォンス・ウィネガー
身分等:ミストリア国男爵
職業等:ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属中尉、上級魔術師(超獣対策専門職)特務(典雅部隊)第17隊隊長。
●チェーザレ・ターコルズ
身分等:ミストリア国男爵
職業等:ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属中尉、上級魔術師(超獣対策専門職)特務(典雅部隊)第18隊隊長。
●ヒルデベルト・ミシリアス
身分等:ミストリア国男爵
職業等:ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属中尉、上級魔術師(超獣対策専門職)特務(典雅部隊)第19隊隊長。
●セザール
種別:人族、男性
職業等:超獣対策特別職。ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属中尉、上級魔術師。第17支援中隊隊長。
説明:ユングヴィ伯爵領に出現した超獣ゲラン駆除の為出動。ペルザント卿を支援し、ラルフを実戦に参加させないよう画策。しかし、ペルザント卿の指揮不能状態に居たって、ラルフに指揮権を委譲する。
●メディル軍曹
説明:第17支援中隊所属軍人。
●トゥニング
説明:ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属曹長。バロール・ディオニシウス少佐の従者。
●リヒャルト
バロール・ディオニシウス少佐の従者。
───ミストリア国王室、政府首脳、政治家関連
●クラウデウス6世
身分等:ミストリア国王
説明:ラルフの上級魔術師就任を承認し,男爵位を授爵した。聖獣イーリスと浅からぬ縁を仄めかした。
●エーゲリア
身分等:ミストリア国王側室(寵姫)、元アガート王国王女
説明:実家であるアガートに強力な超獣出現(光神暦381年)に際し、退治を国王に依頼(間接的にラルフに依頼)
●ヴェラス
通称:王甥殿下
身分等:王族(国王の甥)ミストリア王国宮廷伯爵
職業等:王立博物館理事
説明:王宮の石材披露会に出席。エルメーダの石材とラルフの作品を絶賛。建築や芸術に造詣が深い。
●クリスティナ
身分等:ミストリア国王女(第7)
生年:光神暦380年
説明:ラルフの子ルークとの婚約の噂がある。
●エンツォ
身分等:ミストリア国王子(第5)
生年:光神暦379年
説明:ラルフの子ルークがもし女であれば、婚約の噂の対象にされていた。
●ゲルハルト・フォルス
身分等:侯爵
職業等:ミストリア王国宰相(首席大臣)
説明:ラルフの初出動時の公金不正使用の御前詮議を取り仕切る。
●マグヌス・サフェールズ
身分等:侯爵
職業等:ミストリア王国内務大臣
説明:貴族、冒険者ギルドを統括する内務省の大臣。冒険者ギルド王都東支部のギルマスとは職務上以上の付き合いあり。ラルフより伯母の遺品を受け取り間接的に知り合う。
ラルフの上級魔術師就任を推している。
●サフィール・テルヴェル
身分等:伯爵
職業等:ミストリア王国外務大臣
説明:外務省、財務省内の不正を是正すべく就任した若手貴族。同事件の一部解決に尽力したラルフを気に入り、准男爵叙爵を推薦。
●ヨランド・ベルウィン
身分等:宮廷子爵(ただし閣僚のため宮廷伯爵待遇)
職業等:ミストリア王国民部大臣
説明:民部省生え抜きの官僚で男爵出身。功績をあげて宮廷子爵となった。ラングレン家による新薬製造認可申請時、政府による備蓄のための大量注文を出す。
●レーゲンス
身分等:伯爵
職業等:王宮庁長官
説明:王宮の石材披露会を主催。国宝管理責任者。
●ヴァロス・テレスター
身分等:ミストリア王国子爵
職業等:ミストリア魔術師協会総裁
説明:協会への軍部介入を快く思って居らず、上級魔術師試験受験をラルフを特例として推薦する。
●ヴィットリオ
身分等:ミストリア王国伯爵
●アグリオス
身分等:ミストリア王国辺境伯爵
職業:辺境伯領領主
●ルフタ
職業等:ミストリア王立工芸院の主任芸術家
説明:王宮西苑の増改築工事の装飾責任者となり、エルメーダに石材調達へ向かう。数年前までは芸術家であり、ラルフの魔術の結果を前衛(芸術)と呼び、シンパとなる。
●ウォーテル
種別:人族、男性
職業:在クラトス王国-ミストリア大使
説明:ラルフのクラトス来訪時に好意的に便宜を図る。
●ホルティ・ジョスラント
職業:在プロモス王国-ミストリア大使
身分:ミストリア王国男爵
説明:長年同国の大使を務める。プロモスのエルフ純粋主義者に取り込まれており、何かとラルフに辛く当たる。クローソ王女にやり込められて、サボタージュしている(12章)。
●ユーリン
職業:在プロモス王国-ミストリア大使館付き一等書記官
説明:公使派で、ラルフのプロモス来訪時便宜を図る。
●ホルティー
職業:在プロモス王国-ミストリア公使
身分:王国男爵職業:在プロモス王国-ミストリア公使
説明:ラルフのプロモス来訪時便宜を図る。
●ジョスラント
職業:プロモス王国-ミストリア大使(前任)
●リツカール
職業:プロモス王国-ミストリア大使
●ヘイズレク
職業:ラグンヒル王国-ミストリア大使
説明:ラルフのラグンヒル来訪時便宜を図る。
●ボルギ
職業:ラグンヒル王国-ミストリア一級書記官
説明:ミストリア-ラグンヒル安全保障特別条約の草案造りに協力する。
────ミストリア国家危機対策委員会
●ケルヴィム・バルドゥ
職業等:国家危機対策委員会総裁
●ルタール
職業等:国家危機対策委員会監察官
説明:テンギル伯爵領での魔獣駆除任務にて任務完了を認定する。
●ホグニ
職業等:国家危機対策委員会監察官
説明:グルモア辺境伯領での超獣駆除任務にて国軍オリヴィエイト駐留連隊と対立、ラルフ側に立って任務完了を認定する。
────軍人(オリヴィエイト駐留連隊)
●レミンカ・バズイット
説明:オリヴィエイト駐留連隊司令部付参謀長(実質駐留連隊No2)、詳細は「バズイット伯爵家関連」の項参照
●マルデュイ
職業等:オリヴィエイト駐留連隊司令部付参謀
説明:レミンカ・バズイットの部下で軍事行動妨害でラルフを逮捕しようして、逆に拘禁される。
●ベンクト
職業等:オリヴィエイト駐留連隊第2大隊輜重中隊長、大尉
●オスカー
職業等:オリヴィエイト駐留連隊第2大隊第2中隊長、大尉
説明:超獣キュロス駆除でラルフを出し抜く作戦に動員されるも、隊員達と共にラルフに空間転位で救助され、部下と共に一時指示下に入る。
●リーディア
オリヴィエイト駐留連隊第1大隊第1中隊副官、大尉
────軍人(他項目を除く)
●ガレロン
職業等:ミストリア陸軍参謀本部総長、大将
説明:ラルフの初出動時の公金不正使用を告発を上奏。
●ターレイ
職業等:ミストリア陸軍参謀本部付き参事官だったが、刑事訴追中。
説明:ラルフの初出動時の公金不正使用の告発を発案し、御前詮議ではラルフを審問するも言い掛かりであるとやり込められ逆恨みする。その後、妹ソフィーの誘拐を画策するが未然に防がれ、かえって古い犯罪が露見してしまった。
●(不明)
通称:中佐、部長
職業等:ミストリア陸軍近衛師団第2憲兵連隊、通称黒衣連隊の警備3部(軍警察の治安維持)部長。
説明:南門外事件で、ラルフを尋問するも味方となる。
●(不明)
通称:中尉
職業等:ミストリア陸軍近衛師団第2憲兵連隊、通称黒衣連隊の警備3部(軍警察の治安維持)所属魔術師。
説明:南門外事件で、ラルフを尋問した後、財務省横流し事件で、ラルフと行動を共にする。
●メドーク
職業等:陸軍研究所主任研究員
説明:情報連絡会議に出席し、分析結果を説明する。
●エイル
種別:人族、女性
職業等:陸軍近衛師団所属上級曹長
説明:上級魔術師選抜試験1次実技試験終了後、ラルフが宿営しているゲルを訪れる。
●カーラ
種別:人族、女性「
職業等:陸軍近衛師団所属曹長
説明:上級魔術師選抜試験1次実技試験終了後、ラルフが宿営しているゲルを訪れる。モフモフ好き。
───冒険者ギルド関連
●サーシャ
種別:人族? 女性
職業等:冒険者ギルドの新人受付嬢
生年:光神暦362年
説明:ラルフとアリーの、冒険者ギルド入会を手伝う。ラルフを気に入ったらしく、何かと世話を焼く。
●ジェルジ
通称:ギルマス
種別:人族? 、男性
職業等:冒険者ギルド・ミストリア王国王都東支部所長
生年:光神暦337年
説明:主人公の実力を理解し、ギルドにおける早期出世を後押し。
●ラウラ
通称:秘書さん
種別:人族、女性
職業等:冒険者ギルド・ミストリア王国王都東支部所長の秘書
生年:光神暦355年
説明:有能な秘書でギルマスを支える。
●ニコロ
種別:ホビット族男性
職業等:冒険者ギルド・ミストリア王国王都東支部の厩務員
説明:ラルフがギルドで何度か馬車を借りる経緯で知り合いとなった。馬車の使い方点検方法などをレクチャーした。
●カステル
種別:ドワーフ族、男性
職業等:冒険者ギルド買取課主任
生年:光神暦337年
説明:主人公の実力を理解し便宜を図る。。
●アンシャ
種別:ホビット族、男性
職業等:冒険者ギルド出納担当主任。
説明:主人公のパーティーに運営方法をレクチャーする。
●ワーレン
説明:冒険者ギルド王都東支部ターセル出張所長。
───修学院・光神教会関連
●エリザベート
通称:教授、エリザ先生、エリザ女史
種別:エルフ族、女性
職業等:光神教会司祭、ミストリア修学院魔術・考古学教授(研究者)、ミストリア魔術師協会上級会員。
説明:光神教会のミストリア王国王都大司教の推挙によって、騎士団救護班に派遣された(15章終了時には、派遣は終了)。
ラルフの自主研究担当教授だった。王国政府とも繋がり有り(雇われてしばらく修学院を離れていて、ラルフの研究開始が遅れた)。修学院歴代でも屈指の才媛。教授という地位にありながら教育者としての履歴は極々少ないようで、現在の担当学生はラルフのみ。古代エルフ族の研究をしており造詣も深いらしいが、回復系魔術師の力量はアリーに近いものを示した。謎が多い人物。
●エルディア
通称:司祭様
種別:人族、男性
職業等:光神教大司祭
生年:光神暦314年
説明:ラルフとアリーが幼少時シュテルン村の司祭であり洗礼した。9章終了時は、王都に赴任しており,北街区のサンプトン大聖堂にて大司祭を務めている。
●バナージ
種別:エルフ族、男性
職業等:光神教会ミストリア修学院教諭、神学科1年担任
生年:光神暦352年
説明:ラルフの神学科1年担任
●アネッサ
種族:人族、獣人と混血、女性
職業等:光神教会ミストリア修学院神学科専攻1年
生年:光神暦365年
説明:軽佻浮薄な性格で、ラルフに粘着する。
●クルス
種族:人族、男性
職業等:光神教会ミストリア修学院神学科専攻1年
生年:光神暦365年
説明:ラルフの友人、同級生、スワレス伯爵領出身
●ヨーゼフ、ペレアス
種族:人族、男性
職業等:光神教会ミストリア修学院神学科専攻1年
生年:光神暦365年
説明:ラルフの友人、同級生
●ガドル、アネッサ、フェイガス、サリエル、グネウス
職業等:光神教会ミストリア修学院神学科専攻1年
生年:光神暦365年
説明:ラルフの同級生
●レスター
種族:人族、男性
職業等:光神教会ミストリア修学院神職科2年
生年:光神暦364年
説明:男子第3寄宿舎舎監で生活指導をする。
●メイム
種族:エルフ族、女性
職業等:光神教会ミストリア修学院神職科2年
生年:光神暦364年
説明:女子第2寄宿舎舎監で生活指導をする。
●グスターブ
職業等:光神教会大司祭(特別職)、修学院院長。
●ヴォロス
職業等:光神教会ミストリア国大司教。
説明:騎士団への回復系魔術技能を持つ神職派遣を指示する。
●デイモス
職業等:光神教会王都教区司教、修学院理事。
説明:ラルフの神職科への転向を画策するが、断念。騎士団への回復系魔術技能を持つ神職派遣に最初は難色を示したが、大司教の指示で協力。
●テオドリク4世
職業等:光神教会教皇(最高司祭)、マグノリア司教、レガリア王国内にある教皇領の元首
説明:教皇は、世界の教区から選出される枢機卿の互選によって選ばれる。ラルフと騎士団の功績を賞するために、教皇領マグノリアへ呼び寄せた。
●アマデオ
職業等:光神教会枢機卿(レガリア教区選出)
説明:枢機卿は、教皇を補佐し、教皇退位時に新たな教皇候補となる(互選で選出する)。ラルフには批判的態度をとる。
●パルダス
通称:聖パルダス
種別:人族、男性、故人
生年:光神暦28年
職業等:光神教の聖人、数学者、物理学者、魔術師
●ヨハンネス
種別:エルフ族、男性、故人
職業等:魔術師
生年:光神暦242年
説明:大魔術師で、初版が発禁本となった魔術書を著す。
●クライヤヌス
通称:聖クライヤヌス
種別:人族、男性、故人
職業等:光神教の聖人、数学者、物理学者、魔術師
生年:光神暦244年
説明:生誕時に聖句の聖痕を宿しており、後に聖人となった。
●ジョズラン
通称:聖ジョズラン
種別:人族、男性、故人
職業等:光神教の聖人
説明:聖典ジョスラン書を遺す。
●タースズ
職業等:サザール遺跡主任学芸員
────その他の王都付近
●ゴメス
職業等:商人、セブンス商会ミストリア支店長
説明:ラルフのアガート遠征に際し、監察官(戦目付)として同行する。アガート屈指のセブンス商会の一族だが、当主の命令で役人をしていたが退役。セブンス商会に入ってミストリアへ赴任。主人公へ心酔しており、御用商人として陰に日向に協力している。これにより、主人公発明品を他国へ輸出する事業を手掛ける。それ以外でもやり手で営業成績が抜群で、新事業担当から支店長に昇進。
●ヴェスタ
職業等:助産師
説明:ラングレン伯爵家の3人の赤子を取り上げた(出産を補助した)。出産以外にも造詣が深く、レイナの赤子返りの理由を推定した。
●バシルス
職業等:冒険者
説明:ターセルの迷宮で主人公に情報を教える。
●ザルツ
職業等:兵士
説明:王都東門の門番。アリーとは顔見知り。
●ザーラン
職業等:冒険者、大手クラン竜の翼所属
説明:パルヴァンで冒険者配置を差配していたが、ラルフに絡み反撃を受けて逃亡。
●ゼルマン・ブリオット
説明:ブリオット商会王都総支配人。財務省のミスリル備蓄横流し事件の首謀者の一員。ラルフの尽力により露見し、拘束される。
●テクサン
種別:ホビット族、男性
職業等:エヴァトン村村長、農民
説明:エヴァトン村の魔獣退治の時に感謝して、自宅へラルフ一行を宿泊させる。
●マール
説明:エヴァトン村の青年
●カタリナ
種別:人族、女性
職業等:スパイラス新報社の記者
説明:エヴァトン村の魔獣退治以降、執拗にラルフを取材し紙面に掲載している。ラルフの家人募集に際し、王都館で取材する。ラルフのラグンヒル国賓招待に同行取材した。
●サブレー
種別:人族、男性
職業等:スパイラス新報社の記者
説明:ラルフの家人募集に際し、王都館で取材する。似顔絵描きを特技とする。
●ウラニア
種別:人族、女性
職業等:スパイラス新報社の記者
説明:ラルフのラグンヒル国賓招待に同行取材した。似顔絵描きを特技とする。また紅茶の造詣が深く、同紙にお茶の楽園という連載を持つ。ローザの正体(薔薇の茶匠)を見抜く。
●ヘスヴィル
職業等:大スパイラス新聞社の記者
説明:ラルフを誹謗中傷する記事を書く。
●ゾール
説明:王都城外の荒れ地(騎士団訓練場)の元地主。
●ヴァシリコ
説明:武器商人。軍務省(装備品の調達)に贈賄の疑いあり、強制捜査を受ける。
●エレイン
通称:ミストリア3茶匠の1人
職業:喫茶マルドゥー女給
●バシーナ
通称:ミストリア3茶匠の1人
職業:ファンセス伯爵家のメイド長
●ドミニア
通称:ミストリア3茶匠の1人
職業:王宮執事
────スワレス伯爵家関連
●アンドレイ・スワレス7世
通称:伯爵様
種別:人族、男性
身分等:ミストリア国伯爵
職業等:地方領主(スワレス伯爵領首長)
生年:光神暦344年
説明:美丈夫で気さくかつ剛毅な性格。ラルフの父ディランとは主従だが、それ以前に昔馴染み。
●カイウス・スワレス8世
種別:人族、男性
身分等:准男爵(伯爵家次男)
職業等:軍属
生年:光神暦359年
説明:アンドレイ・スワレス7世の次男。次期スワレス領軍司令官と目されている。
まもなくの奉職に向け、子飼いの家来を探している。
その流れでラルフへ、持ちかけるが辞退される。
●フェルナンド
種別:人族、男性
身分等:ミストリア国士爵
職業等:スワレス伯爵家家令
生年:光神暦325年
説明:強面の筆頭執事。領軍の後方責任者。
●ジレッタ
種別:人族、男性
職業等:スワレス伯爵家家令
説明:。領軍の部隊長。
●ドーメル・パステラ
種別:人族とドワーフの混血、男性
身分等:ミストリア国准男爵家子息
職業等:軍属
生年:光神暦359年
説明:カイウス・スワレスの従者。槍を使う戦士。
カイウスに命じられ、ラルフに挑むが敗れる。
●セーシェル
種別:人族、男性
職業等:軍属
生年:光神暦360年
説明:カイウス・スワレスの従者。
────ラングレン男爵領(エルメーダ領)および近隣
●フアナ
種別:人族、女性
職業等:農家
説明:ガスパル男爵領内ハキム村在住。男爵館に木杭を納入すべく荷車を牽いていたところ、道にできた穴に車輪を落とし立ち往生しているところ、ラルフが変装したヒューゴに助けられた。
●ネイコス・ガスパル
種別:人族、男性
身分等:ミストリア国男爵
職業等:地方領主
説明:故人。ラングレン男爵本家の家令だったが、当主と嫡男死亡に伴い、異例の相続を遂げ同家初代男爵を叙爵される。
●ザリウス(ガスパル)
種別:人族、男性
身分等:元ミストリア国男爵、9章終了時点で爵位剥奪
職業等:元地方領主
生年:光神暦345年
説明:ガスパル家3代目の元男爵。浪費家。ガスパル男爵領の大理石の産出が減少している状況で財政が破綻寸前に追い込まれ、領主を罷免の上、爵位を剥奪される。
●ドビー
種別:人族、男性
職業等:兵士、ガスパル男爵館の門番
●ガルス
種別:人族、男性
職業等:ガスパル男爵館の勘定方役人。
●ドゥエム
職業:ゼーゼル村村長
●ヴィクトール
説明:バズイット伯爵領に本拠置く商人(名前のみ登場)。ラングレン本領内の鉱業従事者を引き上げる等嫌がらせを実施中。
●デニール(夫人)
身分:准男爵一族
説明:ラングレン家の遠縁。男爵領内に在住。ディランが領主に就任してから接近してきた。
●ジョシュア・デニール
身分:准男爵一族
説明:ラングレン家の遠縁。男爵領内に在住。学問所の生徒、王都課外学習に同行。
●ヘルモート
説明:学問所の生徒
●マルセル
説明:学問所の生徒。母の名はソロネ(母
●エタルド
説明:学問所の生徒、王都課外学習に同行
●イザベラ・ハールス
説明:トルド・ハールスの長女、学問所の生徒、王都課外学習に同行
●トルド・ハールス
説明:エルメーダ領内ササンテ製造工場の技師(魔導器)
●ゲルータ
説明:エルメーダに誘致した大商人の娘。学問所の生徒、王都課外学習に同行
●ミフネア
説明:エルメーダ領内ササンテ製造工場の本家側責任者、爺様の元部下で元スワレス伯爵領政府役人
●ヴェスタ
身分:エルヴァ領内の準男爵
職業:地主
説明:小太りの跳ね髭。同地の(請負)代官ディラン(ラルフ父)に心酔しており統治に協力している
●ファルロフ
職業:旧バズイット伯爵領の国王直轄領の代官(責任者)
説明:(請負)代官ディラン(ラルフ父)を高く評価し、ラルフに好意的に対する。
●メルバス
職業:旧バズイット伯爵領の国王直轄領の助役
説明:(請負)代官ディラン(ラルフ父)を高く評価し、ラルフに好意的に対する。
───スワレス伯爵領関連
●バロック
説明:「バロックの一族」の項参照
●メディス
説明:「バロックの一族」の項参照。
●バネッサ
説明:「バロックの一族」の項参照
●ダンクァン
通称:司祭様
種別:人族、男性
職業等:光神教司祭、基礎学校と中等学校の校長先生
生年:光神暦343年
説明:エルディア司祭の後任。
●バーナル
種別:人族、男性
職業等:学生
生年:光神暦365年
説明:ラルフと友人で同級生。シュテルン村の士爵家長男。
●フェイエ
種別:人族、男性
職業等:学生
生年:光神暦365年
説明:ラルフと同級生。ラルフの友人バーナルのそのまた友人で、比較的仲が良い。インゴート村の農家の次男坊。超獣に父親を殺される。転居。
●タジット
種別:人族、女性
職業等:学生
生年:光神暦365年
説明:ラルフと同級生。アリーの友達。
●ポリーナ
種別:人族、女性
職業等:学生
生年:光神暦365年
説明:ラルフと同級生。アリーの友達。
●バシェット
種別:ドワーフ・人族混血、男性
職業等:学生
生年:光神暦360年
説明:巨漢。ガキ大将。ローザンヌに惚れて、ラルフをやっかんで、教室に乱入するものの返り討ちに遭う。
●タバサ
種別:人族、女性
生年:光神暦365年
説明:ラングレン家の土地で働いていた契約農家(正確には小作人ではない)の娘。アリーの友達か?
●へルベチカ
通称:ベチカちゃん(アリーだけ?)
種別:人族、女性
職業等:シュテルン村基礎学校教員、教会助祭。
生年:光神暦350年
説明:ラルフの担任。基礎学校1年から6年時
●トリエステ
種別:ドワーフ・人族混血、男性
職業等:シュテルン村基礎学校体育教員
生年:光神暦345年
説明:ダンクァン司祭の従弟
●ヴェローナ
種別:ドワーフ族、女性
職業等:シュテルン村基礎学校と中等学校の体育教員
生年:光神暦350年
説明:長刀術の師範。ローザの師匠。
●メジア
種別:人族、男性
職業等:猟師
説明:バロックの依頼を受け、ラルフ達の猟に同行する。
●レグル
種別:人族、男性
職業等:猟師
説明:バロックの依頼を受け、ラルフ達の猟に同行する。
●マヌエル
通称:村長
種別:人族、男性
職業等:自営農。シュテルン村の北東隣にあるインゴート村の村長
生年:光神暦326年
説明:光神暦373年超獣に襲われ村が半壊するも、生存者を集め被害を最小限に抑える。
●ヨハン
職業等:馬丁
───バズイット伯爵家関連
●ピエール・バズイット
種別:人族、男性
身分等:ミストリア国伯爵(改易時の当主)
職業等:地方領主(バズイット伯爵領首長)、故人
説明:故人。スワレス伯爵領の北にあるセルジアの森を挟んだ隣接領の首長。同家は伝統的に軍人の家系であり、先王の時期には権勢を誇っていた軍人貴族の一員だった。現王当局時に勢力は減退したものの、現在でも婚姻関係を持つ貴族に有形無形の影響力を持つ。また一族で多くを国軍高級軍人を輩出している。現王派であるスワレス家とは仲が悪く、麾下の貴族の引き抜き工作を実施している。同様の理由でラングレン家とも折り合いが悪い。主人公ラルフの暗殺および王都ラングレン家襲撃の容疑で、王都に召喚状を出されたが、その前に自館にて服毒自殺(公表内容)にて変死体で発見させる。
●ユンカース・バズイット
種別:人族、男性
身分等:男爵(バズイット家陪臣)、バズイット伯爵家次男
職業等:ミストリア国軍近衛師団所属少佐
説明:故人。国軍内に非公式存在されている大貴族子息グループの中心人物。同グループは素行が悪く、すこぶる評判が悪い。王宮での披露会ではラングレン家に嫌がらせを実施したとみられる。主人公ラルフの暗殺および王都ラングレン家襲撃の容疑で、軍法会議に訴追され、公表はされていないが大逆罪により死刑となった。
●レミンカ・バズイット
身分等:バズイット伯爵家一族
種別:人族、男性
職業等:ミストリア国軍グルモア駐屯連隊所属少佐、参謀長(実質駐屯連隊No2)
説明:故人。参謀本部から前記連隊への出向中に超獣が出現し、新兵器にて撃滅しようとして、出動してきたラルフの妨害する。新兵器の誤射と称しラルフの暗殺を計るが失敗。そのまま姿をくらますものの、逮捕拘禁されて法会議に訴追され、公表はされていないが大逆罪により死刑となった。
●スヴェイン・アルザス
種別:人族、男性
身分等:ミストリア国子爵家一族だったが光神暦381年11月15日付除籍
職業等:地方領主の子息
説明:故人。元々アルザス子爵家はスワレス伯爵家寄力であった為、同領の王都上屋敷にて仕えていた。バズイット伯爵の寄親変更に伴い、姿を消した。その直前スワレス伯爵領軍人の騎士団への出向を妨げようとして、ラルフに挑み返り討ちにされていた。王宮での物産会ではラングレン本家に嫌がらせをするが、返り討ちに遭う。バズイット家王都上屋敷に勤務していたが、光神暦381年10月に出奔、同11月懲戒解雇(アルザス家からも除籍)、年末に王都西門外の運河にて変死体(刺殺)で発見される。足首に拘束の痕跡が有り、生前に監禁されていたとの疑惑あり。残留思念体をゴーレムに取り憑かせ、王都ラングレン家に襲撃させたとの情報もあったが、バズイット家滅亡により闇に葬られた。
●マルフェル
職業等:バズイット伯爵家執事
説明:伯爵家の従業員大量解雇(実は辞職?)に際して雇用された。当主ピエールの変死体を発見し、バズイット伯爵領に入った官僚に届け出た。友愛結社薔薇の鎖社員か?
●ミリア(・ファルム)
説明:ラングレン本家と一族の関係者の項参照
────メディル辺境伯領
●ルドラ・メディル
種別:人族、男性
身分等:ミストリア国辺境伯(国境付近に領地を持つ上位の伯爵)
職業等:地方領主(メディル辺境伯爵領首長)
生年:光神暦339年
説明:領地の魔獣大量発生に対し、その退治をラルフを指名依頼した。到着したラルフが若いためその手腕を訝しんでいたが、後に和解。
●ルーグ・メディル
種別:人族、男性
身分等:メディル辺境伯付男爵、辺境伯(叔父)の甥
職業等:領軍の部隊長
生年:光神暦339年
説明:領主一族ではあるが、当主の相続時に悶着があったらしく冷や飯を食わされている。魔獣大量発生に接したボアンの町へ物資を運び入れた。それなりの戦術眼と指揮能力を有する。その後、ラングレン騎士団の活動を支援する。
●リシャール
種別:人族、男性
身分等:メディル辺境伯付准男爵
職業等:メディル家家令
説明:過去には王国軍務省官僚だったが、前記領政府に転職。ターレイと繋がりがあり、ラルフ指名を画策した。また任務達成時に難癖を付けたが、収賄が明らかとなって辺境伯に罷免される。
●オドーネ
種別:人族、男性
職業等:メディル辺境伯領の役人。ボアンの町の代官。
説明:ラルフと騎士団が救援に行った町の代官(行政責任者)。
────その他の貴族、王族、政治家、高級役人
●オルディン・スワレス
種別:人族、男性
身分等:男爵(陪臣)
職業等:スワレス領王都駐在参与(上屋敷代表)
生年:光神暦349年
説明:スワレス伯爵当主アンドレイの実弟。真面目な性格で、領主である兄を尊敬している。本領から主人公の便宜を図るように頼まれるが、出会って意気投合し、親密な間柄となる。
●ヴァレンス
職業等:外務省審議官
説明:国王より密命を帯びて、ラルフのアガートの外交交渉に随行した。
●ミーリフ
職業等:外務省官僚
説明:ヴァレンス審議官の後輩。耳聡い。
●ジョアナ・ウォルケス
身分等:侯爵夫人
説明:実家はプロモス王国王族。プロモス外交使節の交渉時名前だけ登場。
●デゥワルフ男爵、ベルゼード子爵
説明:ラルフへ見合い申し込みをした。
●ミハイロ男爵ご夫妻
説明:ダンケルク夫人の取り巻きの1人。ラルフの王都披露宴に出席。
●ネイコス・ガスパル
種別:人族、男性
身分等:ミストリア王国国男爵
職業等:地方領主
説明:故人。ラングレン男爵本家の家令だったが、当主と嫡男死亡に伴い、異例の相続を遂げ同家初代男爵を叙爵される。
●レイア(ガスパル)
説明:ラングレン家と一族の関係者、同男爵領関係者欄を参照。
●セバンテス・グルモア
身分等:ミストリア王国辺境伯爵
職業等:地方領主(アガート国に接する国境)
説明:ダンケルク家の遠縁
●ロステル
身分等:ミストリア王国伯爵
説明:王宮物産展に出展。
────ドワーフ自治村
●ヴィドラ
種別:ドワーフ、男性
職業等:製鉄業
説明:自治村村長の子息。ドワーフとしても偉丈夫で怪力自慢。サラとは幼馴染み。
帰省したサラを村外に出さないよう画策、自宅へ軟禁する。救援に来たラルフと鐵起請で破れ、兄と仰ぐ。
●ヴァーリン
種別:ドワーフ、男性
職業等:自治村村長、製鉄業で工房の長を務める。
●スパルナ
種別:ドワーフ、男性
職業等:製鉄業
説明:サラスヴァーダの父。サラの王都帰還を思い留まらせる為、村長に頼み込む。
●シュクル
種別:ドワーフ、女性男性
職業等:主婦
説明:サラスヴァーダの母。サラが帰宅しないので、村長宅へ押し掛ける。
●タルガ
種別:ドワーフ、男性
職業等:製鉄業
説明:ヴィドラの舎弟
────その他のミストリア
●ヴィシン
通称:メディシム、黒蜥蜴
説明:魔術師崩れの強盗、殺し屋、なんでもござれのお尋ね者。依頼を受けてラルフ大使一行を襲うものの、スードリ達に捕まる。
────プロモス
●クローソ・ヒルデベルト・ラメーシア・デ・プロモス
説明:「主人公および家族」の項参照
●エレニュクス・プレイアス・ラメーシア・デ・プロモス
通称:御館様(登極前)
種別:エルフ族、女性
身分等:プロモス王国女王
職業等:同国元首
説明:クローソ王女の実母。伝統を重んじる小国の元首。同国王族の公爵ラメーシア家の当主。子供は3姉妹。美貌に加え、その政治力により開明派と守旧派(エルフ(純粋)主義者)のバランスを取り、権力を掌握している。西方諸国との繋がりが多かったが、同国から見て東方にあるミストリアとの繋がりを強め、双方を両天秤に掛ける意向をもっている。それもあって、娘の恩人であり夫でもあるラルフに好意的な対応(政治利用)をする。
●モルタ・ルクレティア・ラメーシア・デ・プロモス
種別:エルフ族、女性
身分等:プロモス王国第1王女
説明:クローソ王女の実姉(長女),エレニュクス女王の後継者と見られている。
ラルフとはカルヴァリオ後の懇親会で会った。
●デキマー・グレーシム・ラメーシア・デ・プロモス
種別:エルフ族、女性
身分等:プロモス王国第2王女
説明:本編未登場。クローソ王女の実姉(次女)。西方ネフティス王国第2王子との婚姻が内々で決定。
●グロッサス
職業等:プロモス王国宮内庁長官
●レヴェック
通称:聖君
種別:エルフ族、男性
身分等:古代プロモス王(現代では伯爵程度の領地)
説明:伝説上の人物。征服者で、同国現王族の祖先らしいが詳細は不明。生涯の苦難の伝説が、年1回行われるカルヴァリオと言う競技の元となった。
●アバース(本編で名前は出ず)
通称:爺
説明:クローソ王女の側近。
●メーリル
説明:子供の頃からクローソに使えるメイド。ミストリア赴任時にも同行。
●セブルス・メルヴリクト(本編で名前は出ず)
種別:エルフ族、男性
身分等:プロモス王国侯爵
説明:エルフ純粋主義者の首班、本編では未登場だが、陰謀を展開する。エゼルヴァルドは彼の子(非嫡子)。
●エゼルヴァルド・メルヴリクト
種別:エルフ族、男性
身分等:プロモス王国子爵
職業:学生、プロモス王国仕官大学校魔導戦科候補生
説明:クローソ王女の元学友。(10歳ぐらいまで)。そこそこ優秀な魔術師で、カルヴァリオに出場し入賞。本戦の最終層まで到達したが、魔力が不足して途中棄権。
●バーレイグ
種別:エルフ族、男性
身分等:プロモス王国男爵
職業:学生、プロモス王国仕官大学校魔導戦科候補生
説明:エゼルヴァルドと共にカルヴァリオに出場。エルフ純粋主義者。メルヴリクト侯爵家の遠縁で、侯爵にエゼルヴァルド入賞に協力することを要請される。
●ヒルディー
種別:エルフ族、男性
身分等:プロモス王国男爵
職業:学生、プロモス王国仕官大学校魔導戦科候補生
説明:エゼルヴァルドと共にカルヴァリオに出場。エルフ純粋主義者。
●リウドルフ
種別:ハーフエルフ、男性
職業:魔術師
説明:カルヴァリオに出場。中年。ラルフに好意的な行動をとる。
●アールブ
職業:魔術師
説明:カルヴァリオに出場。
●ミドガン
説明:カルヴァリオ運営委員会委員長
●フェンラス
説明:カルヴァリオ運営委員、予選の主審を務めた。
●ガイヌス
職業:プロモス王国軍首都防衛総監、中将
●ヘルテイト
職業:プロモス王国陸軍第2師団魔術科大隊、少将
●ファネル
通称:王宮の生き字引
職業:女王付侍従
●キルデリク
身分:プロモス王国宮廷伯爵
職業:プロモス王国宰相
●テッサロス
職業:プロモス王国外務大臣
●メディナ
種別:人族、男性
職業等:外交団副使を経て、在ミストリア-全権特命大使館秘書官、文官
説明:役人であり主体的な外交団交渉役だった。クローソ王女の全権特命大使就任に伴い秘書官として、スパイラスへ赴任。
●ルンガ
種別:人族、男性
職業等:使節首席武官
説明:通事脱落のため、王都東門で交渉したが言葉が通じず(ラーツェン語は話せるが、外交上の立場として使用せず)
●ベスター
種別:人族とドワーフの混血、男性
職業等:使節武官を経て、クローソ王女の全権特命大使就任に伴い、秘書官としてスパイラスへ赴任。
●(侍女)
説明:正使付侍女であるが本編での言及無し。
●ホルコス
種別:人族、男性
職業等:外交団通事
説明:通事として同行したが、毒を盛られ脱落。アリーの尽力により健康を取り戻し合流した。
●レゾン・ホシュア
身分:プロモス王国男爵
職業等:元在ミストリア-特命全権大使(クローソの前任)
説明:ラルフと懇意にしていた。
────アガート
●フィデース・セヴァール
身分等:アガート王国国王
説明:ラルフとの外交交渉を受け、ミストリア王国と安全保障特別条約を結ぶ。王女をミストリア国王に嫁している。
●マルテン・グローイ
身分等:アガート王国侯爵
職業等:アガート王国宰相
●エルガセム
身分等:アガート王国伯爵
職業等:同国地方領主
●ゼルファ
職業等:アガート王国エルガセム伯爵領将軍(領軍責任者)
●ギーゼラ
身分等:アガート王国子爵
説明:外交使節であるラルフ一行を待ち伏せし、撃退される。
●ドハール
職業等:アガート王国要塞守備隊司令官
●ユニク・セレテウス
身分等:アガート王国伯爵
職業等:アガート王国内務大臣
説明:アガート王国内紛の首謀者。ラルフに告発を受ける。
●メッサー
職業等:アガート王国軍務省次官
説明:アガート王国内紛の一味
────ラグンヒル
●ラグンヒルド7世
身分:ラグンヒル王国国王
説明:国内に出現した巨大超獣の駆除をミストリアに依頼(事前に同国内魔術師による対応は失敗)。これを撃滅したラルフを賞するため国賓として招待する。大型超獣を撃滅した時に得られた魔結晶をミストリアから贈呈されようした時に固辞、交渉の末に別結晶をの贈呈を受けた。これを意気に感じた同人は、ミストリアとの安全保障特別条約締結を指示した。
●ライゼル・ラグンヒルド
身分:ラグンヒル王国第3王子
説明:ラルフが国賓としてラグンヒルを訪れた時に、先行して迎賓館で出迎えた。魔術師で光魔術に秀でており、ラルフのオーラに興味を持って出迎えを願い出た。その後、ラルフと意気投合して、ラグンヒル滞在時の便宜を図る。
●ヴァシレ
身分:ラグンヒル王国男爵
職業等:同国外務省官僚
説明:ラルフが国賓としてラグンヒルを訪れた時の世話係
●マゥレッタ
職業:駐プロモス(カゴメーヌ)-ラグンヒル全権委任大使
説明:国内に出現した巨大超獣の駆除を、偶然カゴメーヌに居たラルフに依頼した。
●マルハウス
職業:駐ミストリア-ラグンヒル全権委任大使
説明:ラルフを国賓招待した時の根回しを実施。
●マルガリス
身分:ラグンヒル王国伯爵
職業等:都市パコニス周辺の領主
説明:ラルフがラグンヒル王国内で撃滅した大型超獣が出現した地の領主。その時得られた魔結晶をラルフが引き渡し(最終的には国に接収されるので)しようとしたが固辞した。
●ヨアヒム・マルガリス
身分:ラグンヒル王国伯爵家一族(嫡男)
職業等:都市パコニス周辺の領主補佐
説明:ラルフがラグンヒル王国内で撃滅した大型超獣が出現した地の領主の嫡男。
────クラトス
●ハルデモス4世
身分:クラトス王国国王
●マルグリット
身分:クラトス王国宮廷伯爵
職業:クラトス王国外務大臣
説明:ラルフとの交渉で面従腹背の態度をとるが、恫喝を受けてミストリア側の提案を全て受け入れる。
●ゲルハルト
職業:クラトス王国王立博物館館長
説明:ラルフの訪問の申し込みを受けて、博物館を臨時閉館にしてしまう。
────ネフティス
●カリベウス・ディース
説明:「新世界戦隊」項参照
●ヴァーリン2世
身分:ネフティス王国国王
●クレイオス
説明:「新世界戦隊」項参照
●ポノス
身分:ネフティス王国(宮廷)男爵
職業:ネフティス王国上級魔術師
説明:クレイオスの同僚(1年次先輩)、温厚な性格
────セロアニア
●ギヴン・セロアニア
身分:セロアニア公国公爵(国家元首)
説明:セロアニアに現れた巨大超獣と成竜の駆除を新世界戦隊に依頼した。
────ケプロプス
●ヴィトン
職業:ケプロプス連邦の元首(総裁)
●マルティン
職業:都市ゼダンの知事
説明:ラルフの同都市訪問の真意を訊きだそうと、宿泊先に押し掛ける。
────レガリア王国
●アルジャナ11世
身分:レガリア王国国王
●アルクース
身分:レガリア王国王太子
職業等:レガリア王国軍大元帥
説明:災厄時、教皇領内駐屯地内の古代エルフの秘宝を使用の首謀者、災厄終了後責任を問われ、廃嫡処分となった。
●ベルティル
職業等:レガリア王国陸軍大佐、教皇領内駐屯地司令
説明:ラルフの知り合い
●ロプト
職業等:近衛師団第4(特務)連隊所属中佐
説明:災厄時、教皇領内駐屯地内の古代エルフの秘宝を使用
●ホーリア
説明:レガリア王国検事
────レーゼン帝国
●ゲゼルヴァ
職業等:レーゼン帝国大使
説明:同国北方の古に大帝国を築いた騎馬民族出身。16章でミストリアにやって来て、主人公と会談した。強面だが子供好き。また駿馬に目がない。
────イーズ帝国
●リーリン・ファラム
性別:女性
通称:師父(特級魔導師の敬称)
職業等:イーズ帝国臨時大使、同国特級魔導師(西洋の賢者相当)、仙女
説明:若々しい姿形ながら年齢は不詳。魔術において空間魔術(仙術?)を使うなど、かなりの力量を示すが、本来は攻撃向きではない。主人公と魔術対戦し、力量を認めて姉弟の契りを宣言した。
────友愛結社薔薇の鎖関連
●(統監)本名不詳
説明:結社の首領ではあるが表には出ず、裏から財務面で支配している。ラグンヒル王国辺境の地の奥の院に住む。巫覡の能力を持ち「いと高き者」の意を受けるが、同地にて黎き成竜のブレスを受けて死亡。
●ムスペル
別名:ムイジンガー(外交官時)
職業等:結社の上級幹部(ミストリア支部主管:責任者),ケプロプス連邦書記官(外交官)
説明:滅亡したバズイット家を駒として扱っていた。16章で,主人公の暗殺事件を企てるものの、失敗して捕縛される。
●レミング
変名:ブロリー
説明:詳細不明。結社におけるミストリア内一員で、ムスペル主管の代理人(配下)、滅亡直前のバズイット本家に現れた。スヴェイン・アルザス殺害などミストリアでの結社の悪事を実行。16章で,主人公の暗殺事件を企てるものの、失敗して捕縛される。
●ダンクワルト
身分:ケプロプス連邦伯爵
職業等:結社の上級幹部(ケプロプス本部副主管:金融事業の責任者)
説明:友愛結社薔薇の鎖の本部の裏の責任者。ムスペルに自国の外交官職を与えるなど便宜を図った。16章で,主人公の暗殺未遂事件への連座容疑で捕縛される。
●(刺客)本名不詳
説明:教皇領聖都マグノリアで主人公を暗殺を図るが未遂に終わる。ただし本人は既遂と誤解してレミングに報告する。口封じに毒殺されかけたものの、追跡していた主人公に蘇生される。
────古代エルフ族関連
●ガルガミシュ9世
説明:残留思念体、「ラングレン家(王都)従業員相当およびその家族」項を参照。
●アスフ(14章終了時点で名前は登場していない)
身分:古代エルフ都市国家の王妃(国家は滅亡済)
説明:ガルガミシュ9世の妃。難病を患い人工冬眠させられる。しかし、後年大樹の根が冬眠機を破壊しており、ラルフに葬られた。
●ゲドネス5世
説明:残留思念体、「ラングレン家(王都)従業員相当およびその家族」項を参照。
●ティアマスト3世
説明:残留思念体、「ラングレン家(王都)従業員相当およびその家族」項を参照。
●ルガル1世
身分:古代エルフ都市国家の王(国家は滅亡済)
説明:故人、ティアマスト3世の長子、ガルガミシュ9世の玄孫。1才にて登極。89年の治世を実施、名君として讃えられる。
●バルダアン
身分:古代エルフ都市国家の王(国家は滅亡済)
説明:故人、ルガル1世の長子、ティアマスト3世の孫、ガルガミシュ9世の来孫。
●ナウム
身分:古代エルフ都市国家の宰相(国家は滅亡済)
説明:故人、ティアマストの配下で宰相、ルガル1世の摂政を務めた。
●デメトリウス14世
身分:古代エルフ都市国家の王(国家は滅亡済)
説明:アンカイオス遺跡の転層先の玄室で石棺が見つかる。
●イイゥラッタ
身分:古代エルフ都市国家の(デメトリウス14世)王妃(国家は滅亡済)
説明:アンカイオス遺跡の転層先の玄室で石棺が見つかる。
●デメトリウス15世
身分:古代エルフ都市国家の王(国家は滅亡済)
説明:アンカイオス遺跡の転層先の玄室で石棺が見つかる。前王14世の死後間もなく逝去し、配下の神官が登極したため暗殺の可能性あり
────新世界 亜空間宇宙
●ヨランド
種別:アルフェン族、女性
職業等:露天商、農民
説明:バーレクの町でラルフと情報収集のために接触した。
●ゾシムス
種別:アルフェン族、男性
身分:伯爵
職業等:領主
説明:ラルフが情報収集した対象。
●レオノーラ・ゾシムス(ゾラシ-ム・オノアレス)
種別:アルフェン族、女性
身分:伯爵の娘
説明:伯爵の悪政に愛想を尽かし、追い落としを画策。時間稼ぎのため、悪魔憑きを粧った。
●ブレグ
種別:アルフェン族、女性
職業:アズダー教大司祭(尼僧)
説明:レオノーラの悪魔祓いを実施しようとしたが、狂言に気付かなかった。ラルフが情報を記憶を読み取った。
●ワント
種別:アルフェン族、男性
職業:アズダー教司祭
説明:ラルフが情報を記憶を読み取った。
●バージル
種別:アルフェン族、男性
職業等:天文学者?アマチュア?
説明:ヴァロス彗星衝突を予想。ラルフが接触した。
●ベリアル(仮名)
種別:アルフェン族、男性
職業:アズダー教の出家
説明:先々代の宗主、若返りの秘法を実施し、幼生固定中。アストラル体のラルフを検知して見せた能力者。
●マーダルム4世
種別:アルフェン族、男性
職業:アズダー教の宗主
●パラース
種別:アルフェン族、男性
職業:アズダー教の枢機卿(奥教会の取り仕切り)
説明:非常時においてベリアルに頼る。
────聖獣
●セレナ
説明:聖獣。青狼(牝),詳細は主人公の極々周辺(王都館住人相当)項を参照。、
●イーリス
説明:聖獣。人相(美女)。ミストリアとの関係深く、上級魔術師選抜実技2次試験の特別審査員を務める。事実上イーリスが選抜の最終審査権を持っている。一般的には100年以上昔に記録が残っており、伝説上の存在となっている。炎系魔術が得意か?
セレナをに気に要った様子で、修行で鍛えようとしている。
●サクメイ
説明:聖獣。白い麒麟。全身形態は鹿に似ているが面相は竜に近い。影と呼ぶ分体をラルフが斃したが、本体の実力は未知。少なくともイーリスとは同格。プロモスの関係が深く、ラルフがプロモス王都カゴメーヌに来訪した時は、同地の地下迷宮におり、カルヴァリオ本戦を実質的に運営。魔導具を作る等知能が高い。
イーリスとも聖獣繋がり?で親交があり、セレナの修行を手伝っている。
────神,天使、竜
●アマダー
説明:光の神、光神教の主神
●アグニス
説明:炎の女神
●ヴァッサー
説明:水の神
●ヴェントス
説明:風の神
●グェーヌ
説明:地の神(大母神)
●ジョー、ハリー
説明:天使。亡者の生前の行為を記録マルチ再生するシステムを創造。
●ドゥエスヤマテンテガルマスタスファルスリーショウソーエル
通称:ソーエル(ドS)審査官
種別:天使(豹頭)
職業等:天界福祉庁××銀河支部のトップの審査官。(支部を束ねる本部には上級審査官も居るらしい)。亡者**を補助審査官として雇うブラックな上司。
●首席
種別:天使(主天使:ドミニオン)
説明:天界福祉庁の部局のトップ
●上級審査官
説明:ソーエルの上長
●アズダー
説明:亜空間宇宙の光神
●黎き竜
説明:成竜。色からして北の守護竜であるはずが、西方諸国で暴れまくる。
────その他
●ヴィヅフヅアワ
説明:希少言語ベヅベヅ語を使う異星人亡者。ラルフが天界バイト中に予備審査した。
●ニトクリス
説明:疑似人格、容姿はエルフ女性。竜脈の守護者。
●(いと高き者)
説明:ローゼン・ケッテ統監へ指示を与えた? 超常的存在。
────────────────────────────────────
用語解説
●ミストリア(王国)
ラルフの生国。
王制、貴族制。
人口500万人の大国と中国の中間。
国土は、比較的平坦温暖。北部は森林が多い。
首都は、スパイラス。
基本通貨は、ミスト(小金貨1枚)。
●身分制
ミストリア並びに周辺国の標準的な爵位は次の通り。
爵位は大公(非常)、公、候、伯、子、男の五爵。
これに次ぐ者として、領、禄のない準男爵ここまでが貴族。
平民、騎士の名誉爵位として、士爵、名誉士爵がある。
なお、ミストリアには王族を含む貴族と平民のみが居る。
人身売買、奴隷は禁止。
●貨幣制度
基本通貨ミストリア
ミスト=小金貨1枚(金10パルダ=約7gが含まれる)
補助通貨
1ミスト=100スリング=10000メニー
貨幣
大金貨=10ミスト
小金貨= 1ミスト
大銀貨=10スリング
中銀貨= 5スリング
銀貨 = 1スリング
大銅貨=10メニー
中銅貨= 5メニー
銅貨 = 1メニー
補足
小金貨には金10パルダ=約7gが含まれますが、通常の交換レートは1ミストで金13パルダ程になります。金本位で考えると、1ミストはおよそ5万円に相当するものとお考え下さい。
ただし、人件費や食品の物価は低く、鉱工業製品や衣料は高いです。
特に鉄は、大量生産が効かないため、日本の5倍以上の価格です。
●度量衡
長さ:基本単位:ヤーデン(1ヤーデン=約90cm)、
0.001ダーデン=1ヤーデン=100リンチ
面積:基本単位:レーカー(1レーカー=約0.4ha)
1レーカー=5000平方ヤーデン
容積:基本単位:リーズ(1リーズ=0.001立方ヤーデン)
1リーズ=1000ミリーズ
重量:基本単位:ダパルダ(1ダパルダ=約730g:1リーズ=の水の重量)
1ダパルダ=1000パルダ
時間:基本単位:1秒=1日の1/86400(人族成人の心拍1周期)
1年 =12ヶ月
1ヶ月=30日
1日 =24時間
1時間=60分
1分 =60秒
暦:1月1日=春分
●教育制度(スワレス伯爵領)
学年:7月(秋)から6月(晩夏)。
基礎学校( 6歳から11歳):無償、制約無し。
中等学校(12歳から14歳):有償、希望制
高等学校(15歳から17歳):貴族の子女または推薦制
職業学校(12歳から17歳):有償、希望制
大学校は、首都のみに存在。
●スワレス伯爵領
ラルフの出身地。地方領。
領主は、伯爵アンドレイ・スワレス7世。
領都は、ソノール。
●シュテルン村
ラルフが在住(2章)する農業、狩猟が主体産業の村。
准男爵、士爵が点在する若干裕福な村。
丘陵域に基礎学校、中等学校がある。
●光神アマダー教
光神を主神とする宗教(多神教)
ラルフ出身国、ミストリア付近の国の国教となっている。
●司祭、助祭、大司祭、司教、大司教、枢機卿、教皇
ここでは光神教の宗教者。教会で祭祀を行う者。
司祭が、教会の責任者。助祭がそれを助ける者。
例外はあるが、特に性別の制限はない。
大司祭は、司祭の内長年貢献した特別職(非正規)
司教は国を数地域に分けた教区の責任者相当。
大司教は、国またはそれに準ずる責任者。
枢機卿は、教皇選任権を持つ司教(以上)。
教皇は、光神教会の最高責任者(ミストリアには居ない)
●光神教会修学院
光神教会の教育機関かつ宗教者たる神職の養成機関。
光神教会の信徒が多い主立った国ごとに置かれる。
教員、生徒は、教会の一員として遇される。
宗教者の他、教義の強化、理論化、分析を担う神学者も養成する。
●神学者
教義の強化、理論化、分析を担う学者
●神学生
神学者を志す学生。
●友愛結社薔薇の鎖
表向き結成より数百年経った友愛を目的とした世界的結社であり、宗教団体ではなく元は金工職人の互助組織だったと言われる。西方諸国に百万の構成員を抱えており、ミストリアにも数千人規模の構成員がいる。結社内では構成員のことを社員と呼ぶる。
●魔術
世界の物理現象をねじ曲げる現象を起こす術。
呪文を以て発動し、魔力を以て行使する。
しかし、真相は神に阿って、お情けでやって貰う現象?
●魔束
魔力の流れ、流量。湧き出しがある
●魔界(魔界強度)
魔力が作用する力場。
●魔圧(魔位差)
魔束を流す為の勾配。
●魔術師
魔術を発動、行使する者。
職業ではない。
一般魔術師と、限定解除された上級魔術が使える上級魔術師に別れる。
●魔術師協会
魔術の普及、技術向上を図る、学術的組織。国家資格、上級魔術師の試験認定組織でもある。
●上級魔術師
国家資格。前述以外はいくつかの特典がある。
●代理業と代行業
基本としては、業務遂行上一定の範囲で意思決定権を持つのが代理業、意思決定権を持たず雇い主の意思の通り実行するのが代行業。
●冒険者ギルド
冒険者の地位向上、相互の福祉を目的とする互助会的組織。
基本的には国家に帰属。非常時には傭兵を斡旋する為、国家経営にも影響力を持つ。
冒険業の斡旋、魔結晶、魔道具、武具、防具の買取販売の事業から経済的基盤を持つ。
本部、支部制を敷いており、支部の責任者は所長:通称ギルマス。
●魔獣
学術的に定説は確立されては居らず、種の区分が曖昧な存在。正式には生物とも認められていない。
俗説が多く、矛盾を多く孕むことに注意。最大の共通点は、疑似生命活動が継続不能になる(俗説的には死とされている)と、光の粒となって散り、魔結晶を残す。
他の野獣の形態に近い個体が多いものの、成熟すると他の生物から魔力精力を吸収するようになり、食べなくても良くなる。ただし、性向は凶暴で吸収方法には様々あるため、人を食べると誤解される。
卵生、胎生の両方があり、これも他の生物と共通。
●超獣
魔獣に輪を掛けた謎の存在。
魔獣よりも巨大で強力であり、人間や環境に多大な被害を与える。
これまでのところ幼生は見つかって居らず、魔獣が長じて超獣となるという俗説はあるものの学術的な確立はされていない。
そのため明確な寿命は分からないが、見つかってから、長くとも半年以内に生命活動を終える。その終焉は、昇華、散華と呼ばれる膨張後爆発(化学現象、魔導現象)を起こすものがほとんど。昇華前段階と呼ばれる膨張状態に入ると、異常魔導力場を発し、魔術攻撃を無効化するとされている。この異常魔導力場は、人間の精神に影響を与えるされており、魔術師など魔導感応が高い人間程、発狂、突然死を起こしやすくなる。
●聖獣
魔獣の中で知能が高く、人間の役に立つ存在とも言われる存在。神話、光神教教書にも記されているが、その存在は確認されて居らず、ミストリアでは光神暦200年代にイーリアという聖獣が居たとされている。
●ミストリア軍についての解説
最高指揮官:大元帥(国王)
軍務省:軍政担当。政治家と官僚。軍事予算と人事の執行と管理。また参謀本部と軍部に審議官(少将待遇)、参事官(准将待遇)を送り込み監視している。首長:軍務大臣
参謀本部:軍令担当。ほとんどが高級軍人。戦略作戦の立案、実行部隊の大隊長以上の上級指揮官の戦術立案補佐兼軍監。付属組織として首長:総長。だたし組織は軍部内に組み込まれている。
軍部:陸軍と海軍からなる実力部隊。戦術作戦の立案と実行。首長:陸軍長官、海軍長官。
近衛師団:組織上陸軍に所属するが、事実上別組織。国王直属部隊、王都の防衛、王宮と王室の防衛(親衛隊)、超獣対策部隊、軍警察、治安維持部隊を含む。
皆様のご評価、ご感想が指針となります。
叱咤激励、御賛辞関わらずお待ちしています。
ぜひよろしくお願い致します。
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更新履歴
2018/01/06 序章終了時
2018/01/09 2章12話時
2018/01/17 2章終了時
2018/01/18 重量単位の説明の誤りを修正
2018/01/27 3章31話時
2018/02/14 3章終了時
2018/03/23 4章終了時
2018/05/13 5章終了時
2018/08/25 6章終了時
2018/09/27 通貨に対する補足を追加
2018/12/30 7章終了時
2018/03/09 9章開始時
2019/06/22 9章終了時
2019/11/02 11章終了時
2020/06/27 12章終了時
2020/10/18 13章終了時
2020/12/30 容量の単位 ミリーズ追加
2021/02/06 14章終了時
2021/02/24 誤字訂正(小言氏さん ありがとうございます)
2021/09/11 15章終了時 誤字訂正
2022/03/13 16章終了時
2022/09/27 完結時(最終章終了時)
2025/05/03 誤字訂正 (ferouさん ありがとうございます)