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おもちゃレビュー、やってみた、弱視の俺が。

おもちゃレビュー動画、ご存じでしょうか? だいたいの場合、おもちゃじゃなくて玩具って表記してますが。

商品レビュー動画のカテゴリの一つで、俺が言うのはたとえば、俗にニチアサと呼ばれる仮面ライダー スーパー戦隊のおもちゃであるところの、返信 武器アイテムなどを紹介する種類の物です。

基本的にレビュアー=ファンが、おもちゃの動かし方やそのアイテムの本編での活躍を喋りながら遊ぶ、実況動画みたいな形式で紹介していきます。

 

 

俺は以前から、youtubeでも発信活動をしてまして、不定期にですがゲームプレイ 主に格闘ゲームのプレイをハードに付属する配信機能を使って配信してるんですね。

俺にスーパープレイができるほどの腕はない。かと言って弱視の俺ではランクマッチはランクが上下したかがわからないなどでテンションが上がらず、見ててもやってても面白くないだろうと考えて、コンピュータと戦ういわゆるアーケードモードをやってます、格闘ゲームの場合。

腕が高くも低くもないから、ただCPU戦を雑談を交えてとはいえやるだけでは面白みに欠ける。プレイで魅せられないなら、せめて個性付けにデラックスおもちゃの音をお届けしようじゃあないかということで、その時には放送が終わっている作品のおもちゃも密林の力を主に使って集めたりしてたんですよ。

近頃は鳴らすおもちゃを考えるのが億劫になって、鳴らさなくなっちゃいましたけどね。

 

俺の配信者としての一番の個性は弱視であることだと思ってるんですが、いくら配信の説明文やタイトルで書いたところで見てくれた人の大半は、その文章をたとえ読んだとしても、見える人なら絶対にやらないような動きをしてるのに「見えている」として配信を見てるんですよね。

そういうコメントをした人がいて、ありがたかったけどそのアドバイスにこたえるのが不可能だったから、申し訳なかったという意味でもトラウマになってます。その時やってたのは格ゲーじゃなかったですが。

たしかに俺が同じ立場だったら、書いてることを初見で鵜呑みにするのはむりだろうと思うので納得はしてるんですけどね。

そもそも画面がまともに見えない人間がゲームすることそのものが、おそらく頭にさえ浮かばないでしょうから。

 

 

ちなみに弱視っていうのは、眼鏡やコンタクトを使っても視力が矯正できない目のことです。デジタル生活は読み上げ機能必須。

 

 

で、せっかくデラックスおもちゃいっぱい持ってるんだから、おもちゃレビューやってみても面白いんじゃないか? 弱視の玩具レビューはレアだろうしな、ということでやろうとしたんですよ。

ところが、いざ録画するぞーと考えたら、体が心とは裏腹にもんのすっげえ緊張し始めて、動くに動けなくなりまして。いったいこいつはどういうことだと、自分の体が理解できず困惑することになったんです。

 

そんなことが何度も続いたんで、録画するぞと体に言い聞かせて緊張感をどうにかできないかとやってたんですけど、それが実ったのか一週間ほどかかってようやく録画にこぎつけることに成功しました。

内容は、見た目に言及できないので物足りないかもなとは思いつつ、触覚と聴覚で把握できることのみで構成。弱視の証明として点字を打つための道具の紹介を入れた物となりました。

 

まだ一つしかやれてませんが、数を増やして行ければとは思ってます。毎度点字打つ道具の紹介は入れながら。

手触りのみでの戦隊ロボ合体にもチャレンジしたいけど、真剣にああいうのをガチャガチャやってると、おもちゃじゃないけど過去の経験から力みすぎて壊さないか自分で心配なんですよねw

 

ついでに画面を隠してのゲームプレイ動画も上げてたりします、ゲーム方面からきてくれた人への弱視の証明として。

 

 

いかがでしたでしょうか。

新境地への謎の拒絶の話なんかもありましたが、こんな奴も存在してるんだぜというエピソード、面白がっていただけてればさいわいです。

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