今後の予定
この世界では6歳の誕生日に自分のステータスがわかるようになるらしい。そこで自分の親や周りの大人に伝えるのが一般的なのだ。
つまりルナはそこで周りの大人に伝えた結果、全員から見限られたのだろう。
そんな予測を立てることはできるが、今まで平和にいきて来た俺にはうまい慰め方なんて浮かばないので、適当なことを言って励ますついでに、彼女の悩みを1つ解決しようと思った。
「大丈夫だ。もう大丈夫。俺についてくれば大丈夫だ。これまでのお前の人生は辛いことばかりだったかもしれないけど、これから先は俺がいる。お前が俺の奴隷でいる限り俺はお前の味方だから、誰よりもお前の味方でいてやるから。大丈夫だ」
とりあえず大丈夫だということしかできなかったが大丈夫だろうか。まぁ大丈夫だろう。
ルナは少し照れ臭そうに「はい」と呟いた。
「それとな、ルナ、お前魔法は使いたくないか?」
ルナは魔法という言葉にビクッと、反応する。
「明日を楽しみにしていろ。お前には期待しているからな」軽く笑いかけて、照れているルナを起き上がらせて、少し冷めた料理を食べきった。
店を出るとあたりは少しずつ赤く染まって来ている。
近くにパン屋があったのでパンをいくつか買って昨日の宿に戻る。また1日だけ部屋を借りる。昨日とは違ってツインにしてもらった。この宿では3つ以上ベットが置いてある部屋はないらしい。
部屋に入るとまず最初に綺麗になる魔法を全員にかける。
ベットにダイブしてもう寝てしまいたいがそうもいかない。少しずつ怪我を治していかなくてはいけない。
ルナに魔力譲渡を使うように頼む。体に触れていないと最大限に力を発揮できないらしいので頭を撫でる。
とりあえずルカの腕に回復魔法をかけることにする。
「いくぞ」
「はい」
軽く声を掛け合って集中する。腕がある姿を想像する。これは想像しやすい。緑色をした異星人で触覚が生えた人がよくやっていたから。魔力は無くなった途端に補充されていく。
「魔力は大丈夫か」
「はい、まだ余裕があります」
なかなか変化しないと思っていると、ルカの失っている両腕の付近に1/100という数字が浮かび上がって来た。
そのまま俺が回復魔法を使えなくなるまで魔力を注ぎ続けると16/100になった。魔法を使い終わると数字は消えてしまった。
きっと回復の割合なのだろう。問題はこれが次の回復魔法に継続されるのかどうかだ。もし、継続されないのなら、2人を治すのはかなり後になってしまう。
他にやることもないので……あるのかもしれないが魔力を使いすぎて眠いので寝ることにする。誰でもいいので朝ごはんに間に合うよう起こすように言ってベッドに乗る
ライムを枕にして寝転ぶ。ひんやりして気持ちい。ライムも嬉しそうなのでいいだろう。俺と同じように眠そうなルナを呼ぶ。
眠たいからなのかすぐに来てベッドに横になる。俺はぎゅと抱きしめて、他の3人に仲良く隣のベッドで寝るように言ってからすぐに眠りに落ちた。
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