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寂夢  作者: 蛍石光
寂夢 五
8/35

今までの話の答え合わせのような内容になります。

「こんにちは。」


 そう声をかけた理由は彼がなんとなく父に似た雰囲気を持っていたからだろうか。見た目からではない。感じるのはその内面から・・・違和感を覚えながらも、明らかに村の人ではない青年に声をかけた。青年はかなり驚いた様子だったが「こんにちは。」と挨拶を返してきた。


「どちらからいらしたんですか?」


 違和感を振り払うかのように笑顔を青年に向ける。今まで人に誇れるような人生を送ってきてない私ではあったが、笑顔だけは褒められることが多かった。


「え・・・?」


 青年は少し訝るような表情だ。声のかけ方を間違ってしまったみたいだ。


「ごめんなさい。こんな田舎の町ですとみんな顔見知りなんですよ。ですから、知らない方を見かけたら・・・ということです。」


 ちょっと苦しい説明だったが青年は納得したような表情に変化した。なんとかうまく誤魔化せたようで安心した。


「あら、ごめんなさい、私ったら一人で勝手に話し込んでしまって・・・」


 そう言って頭を下げ、立ち去ろうとする。このまま、話し込んでいる訳にいかない。今日はいつものように社に行ってくるつもりだったのに、思ったよりも遅くなってしまったからだ。早くお買い物に行ってご飯も作ってあげないと。


「あ、あの・・・すみません。」


「はい?」


 そう言って笑顔で振り返る。


「あの・・・実は岡本っていう宿に今晩泊まる予定だったのですけど・・・場所がわからなくて・・・」


 岡本・・・そう言えばそんな名前の民宿があったような気がする。確か、老夫婦が経営していたところ。お父さんと話しているところを何度か見た記憶はあるけど・・・


「あら?あそこの宿って今もやっていたかしら・・・」


「え?やってないんですか?」


 確か、近々店を閉めるような話をしていたけど、あれはいつのことだったかしら。さっき見た時も玄関が閉まっていたし・・・もしかしたら・・・


「どうだったかしら・・・確か・・・そうですねぇ・・・先月くらいにあそこのおばあさん、お店を閉めたと思ってたんですけど・・・」


 青年の表情が曇る。見たところ旅行者みたいだから、あの宿をあてにしてきたのだろう。私自身も真偽を良く確かめもせずに言ってしまったことを後悔する。今さら確かめに行ってみましょうかとは言いにくいし、それに、あまり目立ちたくはない。


「あの・・・良かったらうちに泊まりますか?」


 そんな気持ちもあって思わず出てしまった言葉だったが、口に出して初めてそれが正解だという気持ちが湧き上がってくる。


「あ・・・いや、その・・・もしご迷惑でないのなら・・・」


 青年は少し不思議な笑みをたたえてこちらを見てくる。何だろう。なんとなく身の危険も感じるのだけど・・・


「大丈夫ですよ?幸い、空き部屋はいくつもありますから。」


 部屋はたくさんある。でも・・・今すぐ準備できるのはあの部屋だけ。お父さんのあの部屋。でも、この青年から感じるお父さんと似た感覚。あの部屋に泊まらせるべきだと直感する。


「空き部屋?もしかして、大きな家なんですか?」


「えぇ、まぁ・・・あそこの洋館見えますか?あそこが私のうちなんです。」


 私の家・・・そう。かつて私はあの家に住んでいた。今も住んではいるけど、あの時とはすべてが変わってしまっている。残っているのは両親との思い出と・・・妹との思い出。


「あそこなんですか?さっき歩いてくるときに見ましたよ。立派なおうちなんですね。」


「・・・そうですか?そんなことないですよ・・・」


 立派?家が?父が?少しだけ知るべきではなかった過去のことを思い出し、一瞬だけ苦い表情になる。


「いえいえ、僕の家なんて普通の家ですよ?それに比べたら・・・」


「広ければ良いというものでもありませんので・・・」


 家の話はこれ以上したくない。そう思って話を適当に打ち切ろうとしたが、青年は話し足りないようであれやこれやと聞いてくる。


「あ、それとこのあたりにコンビニは・・・ないですよね・・・」


 コンビニ・・・?聞いたことのない言葉だけど、若者の中ではやっているお店なんだろうか。わからないけど聞いたことがないからこの村にはない・・・はず。だから・・・


「そうですね。さすがにそう言ったものは・・・車で三十分くらい行かないとダメですね。」


 一番近いところにある、若者が集まれる繁華街は距離がかなり離れている。きっとそういった所にあるのがコンビニというものなんだろう。


「そうですか・・・」


 明らかに落胆の表情を浮かべる青年。悪いことを言ってしまっただろうか・・・何か期待していたようだし。


「あ、ちなみに向こうには何があるんですか?」


 向こう?もしかして私がさっきまでいた社のことだろうか。あそこは・・・村人以外にはあまり知られたくはない。この村の暗部ともいうべき場所だから。


「ちょっと散歩がてらに歩いていただけですよ。海が見えるので。」


 そう言って誤魔化す。青年に通用するのかは疑問だったが・・・


「そうでしたか・・・あっちにも何もないんですねぇ。」


 簡単に納得したようだ。村人が言うのだから嘘はない。そう信じ切った表情をしている。


「えぇ、でも、大丈夫ですよ?ここからバス停の方に二十分ほど歩けば結構立派なお店もありますから。そこで大抵のものはそろいますよ。」


 あまり青年をがっかりさせても可哀想だ。せめてスーパーがあることだけでも教えてあげようと思った。


「あ、そうなんですか?じゃ、後で行ってみます。」


 明るい表情で言う青年。表情のコロコロと変わる子だ。見ていて飽きない。


「えぇ、それじゃ、一度家へ行ってから一緒に行きましょうか。」


 少しこの子の話を聞いてみたいし、私も買い物に行く必要がある。そう思って出た言葉だったが、私が誰かに積極的に声をかけること自体が珍しいことだった。

 しかし、青年はもちろん彼女自身もそのことには気が付いていなかった。


「それじゃ、厚かましいことですが・・・お願いします。えっと・・・」


「あら、ごめんなさい。私名前も言ってなかったですね。私、舞っていいます。高梨舞です。」


 思わず口から出た名前は彼女が普段名乗っている名前。自分の名前はこの村では不都合なことが多すぎるのだ。


「あ、すみません。僕も自己紹介してませんでした。柴田和樹って言います。△△大学の院生で就活中なんです。」


 柴田・・・彼女にとって、この村ではもちろん聞き覚えのない苗字だったが、和樹という名前には何かが引っかかっているようだがその理由はやはりわからない。それよりも、大学院に進学しているという事と就活という言葉に驚いた。この時代、大学に進むことすら一般的ではないから、その言葉の前にはすべての疑問が風化してしまっていた。そして、当然の質問をする。


「就活中・・・?どうしてこんな田舎町に?」


「えっと、この町にはプログラミング会社があるみたいで・・・有名じゃないんですか?」


 また聞きなれない言葉。ぷろぐら・・・なんだろう。理解できない言葉。


「そんなところあったかしら・・・。ごめんなさいね。私も割と最近・・・ここに来たのでよくわからないんですよ。」


 ここでもやはり笑顔でごまかす。

 それにしても、あまりにも私の知らない言葉を口にする子。やっぱり、大学院なんてところまで行く子は何かが違うのかもしれないとも思っていた。


「まぁ、そういうものかもしれないですね。でも、実は会社の場所もわからなくて・・・」


「あらあら、それは問題ですね。でも、どうしましょう。家にはこの町の地図くらいしかなくて・・・」


 この子は大丈夫なのかしら・・・あまりに無計画としか言いようがない。さっきの私の感想は間違いだったのかも、と思ってしまう。


「あ、地図を見たらわかるかも知れないんで、お願いします。」


 地図と言っても村の簡単な地図しかない。言ってから少し後悔した舞だったが、あえてその言葉は口に出さなかった。



 家に着いてからは和樹に泊まってもらう部屋の場所を説明し、一緒に買い物に行くことになった。でも、その前に話しておかないといけないことがある。


「ねぇ、舞?どこにいるの?」


 舞がそう声を部屋の奥に向かって問いかける。


「ここにいるよ、お姉ちゃん。」


 そう言って瓜二つの容姿をした女性が部屋の奥から子供を連れて歩いてくる。


「あ、良かったここにいたんだね。実はちょっと話があるの。」


「うん、なに?」


「実はね?さっき、バス停の近くで男の人に会ったの。」


「そう。」


 別段興味がなさそうに連れてきた子供と遊んでいる舞。


「それでね?宿がないって困ってたから泊めることにしちゃった。」


 それを聞いて舞の動きが止まる。


「え?ほんとに?」


 迷惑そうな表情を浮かべ舞に問いただす。


「うん、ごめん。迷惑だったかな。」


 そう言って少し目を伏せる。


「う~ん、お姉ちゃんが決めたんだったらきっといい人なんでしょう?人を見る目はあるもんね。」


 そう言ってちょっとだけ意地悪な目線を向ける舞。


「もう、また舞はそういうこと言う。確かに、お姉ちゃんは仕事柄いろんな人を見てきたけど。それだってすぐにわかるっていうわけじゃないのよ?」


 そう言いながらも楽しそうな表情を浮かべているお姉ちゃんと呼ばれている舞。


「ふふ、そうよね。でも、お姉ちゃんがこうして人を連れてくるなんて思わなかったから、ちょっと驚き。」


「・・・そうなのよ。それは私もそう思うの。」


 そう言ってちょっと考え込む仕草を見せる。


「どうしたの?何かあったの?」


「うん、そう。あのね?舞。お願い聞いてくれる?」


「いいよ、お姉ちゃん。」


 もう一人の『舞』と呼ばれている女性はお姉ちゃんと呼ぶことがうれしくてたまらない様子だ。


「このあと、スーパーに一緒にお買い物に行くんだけど、できればその・・・舞も会ってみて欲しいの。もしかしたら、私と同じ印象を受けるかもしれないから。」


「え?その男の人はお姉ちゃんと話してたんでしょう?いくら顔がそっくりと言っても、さすがにバレちゃうって。」


「大丈夫よ。ありきたりの話しかしてないし。それに就職活動でこちらに来たんですって。なんだか不思議よね。」


 そう言って、昔を思い出すかのように遠くを見る目をするお姉ちゃんの舞。


「そうね・・・私はこの村のことなんて知らなかったけど、お姉ちゃんにとっては故郷だもんね。こんなに田舎なのにね。」


「もう、田舎っていうのは余計よ。でも、正しいのよね。」


 そう言って二人で笑いあう。


「あ、いけない。もうすぐ待ち合わせの時間だわ。舞、悪いけど着替えてきてお買い物お願いできる?今晩はカレーにしようと思うの。だから、そのあたりの食材をお願いします。」


「うん、いいよ。あ、男の人の名前は・・・えっと・・・そうそう、和樹、柴田和樹って言ってたわ。」


「柴田和樹ね。わかったわ。じゃ、ちょっと上に言って着替えてくるわ。」


 そう言って舞と呼ばれた女性は部屋の奥に走っていった。どうやら正面の階段以外にも二階に上る方法があるようだ。


********************


「さて、舞は和樹くんとお買い物に行っちゃったからお洗濯でもしましょうかね。」


 そう一人で呟いてから、ランドリールームに向かう。古い屋敷とは言え、さすが豪邸。ランドリールームがあるようだ。


「あいまーま。これ。」


 そう言ってさっきまで舞と一緒に居た女の子がパタパタと走ってきた。その手には見たことのない財布がある。


「あらあら、唯、どこで見つけたの?」


 そう言って少女の目線までしゃがみ込んで頭を撫でる。満足げな表情を浮かべながら少女が拾った場所の説明を始める。


「あのね、ゆいね。ひろったの。げんかんっ。」


「そう。お利口さんね。じゃ、ママにそれを頂戴?」


 そう言って少女から財布を受け取ろうとする。


「はいこれ。あいまーま。」


 少女はそう言って素直に拾った財布を手渡す。


「ありがとう。唯は本当にお利口さんね。」


 そう言って再び少女の頭を撫でる。


「うん、ゆい、おりこう。まいまーまもそういってた。」


「そう。舞ママもそう言ってたの?」


「うんっ。」


 少女は嬉しそうに胸を張って答える。


「じゃ、一緒にお洗濯もしましょうか。」


「うん、おせんたくするー。」


 少女は飛び跳ねるように走っていった。


「本当に元気なんだから・・・」


 そう言って少女、唯を見る姿は真に母親のように見えた。


「あ、このお財布は和樹くんのよね。玄関に落とすなんて・・・」


 そう言って呆れたような笑顔を浮かべる。


 パサッ


 財布から何かが落ちる。それは感熱紙に印刷されたコンビニのレシートだ。


「あら?何かしら・・・紙?それにしても見たことのないような紙ね・・・」


 そう言いながら拾った紙を財布に戻す。その時、悪気はなかったのだろうが思わず財布の中を見てしまった。


「これって・・・免許証?写真は・・・和樹くんよね・・・でも、有効期限が平成?平成ってなにかしら・・・」


 思わずよからぬことが頭をよぎる。


「免許証にしてはサイズも小さいし、少し厚手よね・・・。偽造にしても・・・質が悪いわ。」


 フンッと鼻を鳴らしてさっき拾ったレシートを財布にしまい込んだ。


「まぁ、どちらにしてもここに置いておくわけにはいかないから、部屋にでも置いておきましょうかね。」


 まるで誰かに話しかけるように独り言を言い、二階へ向かった。



「唯?どこにいったの?」


 ランドリールームで三人分の洗濯をしながら、近くを走り回っていた我が子がいないことに気が付いた。


「あの子ったら・・・どこに行ったのかしら・・・ゆいー?」


 そう言いながら館の中を歩いて声をかけていく。


「こっちだよー、あいまーま。」


「こらー、ゆいー?どこにいったのー?」


 そう優しく声をかけながら声の聞こえた上の階へ向かう。


「二階にいるの?唯?」


 そう言って二階の部屋を一部屋ずつドアを開けて探していく。もちろん部屋の明りをつけて。


「もう、どこにいったの?」


「こっちだよー。」


 さらに上階から声が聞こえる。


「もう、三階にいるのね?今行くから待ってるのよ?」


 そう言って三階に向かい、ちょうど玄関の真上に当たる部屋で唯を見つける。


「みーつけた。」


 少女はキャッキャッと声を上げて喜んでいる。この年ごろの子供たちはかくれんぼが仕事みたいなものだ。


「さぁ、一緒にお洗濯しましょうね。」


 そう言って少女を抱きかかえて一回に戻ろうとしたときだった。


 ガチャリ


 玄関の鍵が開く音が聞こえた。舞が買い物に行ってから三十分くらいしかたっていない。買い物をして帰ってくるにはまだ早い時間だ。『強盗?』それが最も最初に頭をよぎった言葉だった。唯を抱きかかえたまま、三階の部屋で聞き耳を立てる。声は聞こえない。足音は上に上がってきているようだ。


 バタンッ


 二階のどこかの部屋の扉が閉まる音が聞こえる。


「唯、声を出しちゃダメよ。これから一階まで行くからね。」


 少女は声を出さずに素直に頷く。


「いい子ね。」


 そう言って足音を立てないように静かに一階に向かった。


**********************


「ここに隠れてるのよ?ママが呼ぶまで絶対に出てきちゃダメ。」


 少女は先ほどの約束通りに声を出さずに頷いた。


「また後でね。」


 そう言って、武器になりそうなものを探す。


「武器なんてないわよね・・・」


 あまりに頼りないが、ないよりもマシだろうと思い小さめの果物ナイフを手にする。


「こんなもの持った方が危険かしら。」


 自嘲気味に呟く。


「それにしても、こんな田舎町に強盗なんて・・・」


 そう考えながら、ブレーカに手をかけてスイッチを切る。だが、そこは女性。あまり電気関係に詳しくないようで、メインのブレーカではない一階と玄関フロアのブレーカを切ったようだ。聞き耳を立てながら、一階のドアの近くで侵入者の動向を探る。どうやら二階から降りて一度外に出たようだが、すぐにまた戻ってきて、そして再度二階へ向かったようだ。


「どういうつもりなのかしら・・・」


 足音は二階から聞こえてくる。足音は一つ。つまり侵入者は一人。


「一人なら何とかなるかもしれない。」


 そう考え一階の部屋からゆっくりと出て耳を澄ませる。


 ギシッギシッ・・・


 足音の主は三階へ向かうようだ。


「三階は・・・私たちの部屋・・・」


 何を思ったのか足音を殺したまま三階へ向かう。暗い中犯人と対峙するつもりなのだろうか。どんな相手かもわからない状況で、強盗と対峙するのは死を意味する可能性が高いのに、だ。


「あの部屋には・・・」


 そして三階にたどり着いた瞬間。


 ドンッ


 何かに突き飛ばされたような衝撃。そして浮遊感。


「キャーッ」


 思わず悲鳴を上げるが、その後次々と襲い掛かる衝撃に次の言葉が出ない。


 走馬燈・・・今までの人生がフラッシュバックするように脳裏をよぎる。


「そうか・・・私・・・階段から突き飛ばされ・・・たんだ。」


 声は出ない。体も動かない。薄れゆく意識の中で思う。


『自分の生まれた町で、娘を産むことができた。生き別れの妹にも出会えた。あぁ、満足だよ・・・いい人生だったかはわからないけど・・・きっと笑って逝ける。』


 その時、彼女の体を抱き起そうとする青年。それは和樹だった。ぼやけた視界の中で見たのは彼の顔。恐怖に驚く彼の顔。


 そして、脳裏に浮かぶ鮮明な映像。明らかに今の時代より未来と思われる映像。そこに見えたのは一人の青年の成長の記録。いや、記憶なのだろうか。


 あぁ・・・そんな・・・どういうこと?どうして私にこんなものを見せるの・・・和樹・・・あなたは・・・私の・・・

ここまで読んでくださってありがとうございます。


わかりにくい内容が多いかもしれません。

一章の内容を別の人間からの視点で描いた話になっています。


ご意見、ご感想、お待ちしております。

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