1人の魔法教育学校生の誕生
初めて書きます。誤字・脱字・疑問などあったらお気軽にお願いします。
その日は、今までの物理を覆すとても歴史的な日であった。
2222年2月2日。日本の東京大学魔法実現研究会がまとめた「魔法の存在についての理論と活用例」という論文に発表された内容は世界中の軍事関係者・政府関係者、さらには一般家庭やアニメで魔法のあるものが好きなアニメオタクが驚愕した内容であった。
「魔法は実在する、その理論も反抗しがたいもの」
と理解した者はすぐさま魔法を使えるようになりたいと思っただろう。
そんな中で、魔法の使える人物―魔法士―を育成する教育機関「魔法教育学校」に転校することになった彼―全田公博―は
(自分は属字付でもないのになぜ魔法教育学校に転校するのだろう)
と考えながら学校へ向かうバスに乗っていた。「属字付」というのは、日本政府が全国民に「魔法が使えるか使えないか、使えるのだったらどのような属性なのか」といった調査をし、魔法が使える家族の苗字の最初の文字が属性になった家族のことをいう。残念ながら、全田は属字付ではない。しかし、調査をまだしていないのにされたことになるという人為的ミスによって調査をされなかったのだ。その事実は家族だけしか知らない。だが、公博は「使えなくていい」と思っているのでそれでよかったのだが、急に魔法教育学校への転校が決まったのであった。
どうでしたかね・・・