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AIR

作者: 哩彩

僕は一体何者なのだろうか。


実は僕、生まれてこの方家族以外の人と話をしたことがない。


僕はみんなに話しかけているのだけれど、だれも返事をしてくれない…


僕は人間なのだろうか。それとも、違う何かなのか…?


家族に聞いたこともあった。

「僕、みんなに無視されるんだ。どうしてなのかなー?」

でも、家族は、

「さあねぇ、どうしてだろうねえ。」


いつもこの繰り返し。いつの間にやら、僕は家族に聞くのを諦めていた。



僕が、人間でいう20歳になったとき…


「ずっと黙っていてごめんね。あなたは空気なのよ。だからみんなからは見えないの。話しかけても聞こえないのよ」


これが、家族から告げられた言葉。


僕が空気…?

あのみんなが吸ったり吐いたりしてる…?


そうか。そうだったのか。僕は空気…だったのか。


ショックのような、、みんなから無視されていたわけではなかったことを知り、安心したような、、、、






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― 新着の感想 ―
[一言] 違ったかな???
2015/10/07 16:01 退会済み
管理
[一言] 不思議な話だね??? 空気みたいな存在とはよく言うけど、ホンモノの空気だとは……。 摩訶不思議ですね。
2015/10/06 18:37 退会済み
管理
[一言] 幽霊じゃなくて、空気かい!!笑
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