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とーよー200

作者: quark hound

【とーよー200】に参加してみました。

200文字ちょうどって難しい!


日記に書いてみよう。

彼女と僕の淡い1日を。

実現することがない1日を。

彼女と僕はカフェオレとカフェラテを頼んで

目も合わせられないのに話は弾んで

ずっとこうしていたいと思った。

でも時間というのは不思議なもので

願った幸せは制限時間に邪魔をされ

僕と彼女は席を立ち目配せをして店を出る。

悲しい目と寂しい目が想いを伝え合って

二人のため息が白く混ざりあって

僕と彼女は手を取り合った。

彼女のその手は(いと)しかった。




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