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ブロック1

お初の方はあまりおススメできない内容になってしまっていることをご了承ください(お約束)

「みおみおと!」

 

「る……るりるりの!」

 

「「クリスマスナイトショーウ!」」

 

「みなさんこんばんは! クリスマス・ナイトショウにようこそ! わたしが本日メインMCを務めさせていただきます、みおみおと!」

 

「あの……るりるりですっ! ねえみおちゃん、この名前恥ずかしいよ……」

 

「もう、みおみおだってばー! ラジオなんだからやっぱりラジオネームっていうのかな、普段と違う名前でいこー」

 

「うう……そもそも名前を繰り返してるだけだし……」

 

「恥ずかしがり屋さんのるりるりちゃんは少しずつ慣れてもらうとして、クリスマスナイトショウ、今回はじめてです! って人に簡単に説明しちゃうね!」

 

「はう、先に進められちゃったよぉ……」

 

「この時間は、普段は近くにある大学の人たちが制作してお届けしているんだけど、クリスマスの今夜だけは特別! さっきわたしたちがタイトルコールしたけど、クリスマス・ナイトショウと題して、みんなのステキなお話を聞いちゃいたいと思います!」

 

「それで、その……わたしたちの独断になってしまいますけど、いいお話だと認定した時はささやかながらプレゼントを……」

 

「ちょっとるりるり、言葉がかたいよ! クリスマスなんだから二人がらぶらぶになれるようにお手伝いするんだよ!」

 

「えっ! らぶらぶ!?」

 

「そうだよー? るりるりもせっかくだからDJじゃなくてゲストで参加してみるー?」

 

「わ、わたしはいいよぉ……」

 

「えへへ、というわけでさっそくるりるりファンになったあなた! 残念だけど、彼女はもうすでに大好きな人がいるので狙っても無駄だよー?」

 

「はうう、私の話はもういいよ……そもそもどうして、ここに連れてこられたのかもわからないし、いきなり台本渡されても何していいかわからないよ……」

 

「あっ、そうそう! このクリスマスナイトショウは、本当は担当するのがDJコウさんなはずなんだけどね、去年も聞いていた人は知っていると思うけど、ついにDJコウさんにも彼女さんができたんだよ! だから彼女さんと少しでも近いところにいたいからって裏方に回ってもらってまーす!」

 

「あ、あの人ですか……? なんだか、彼女さんをひざに乗せているように見えるんですけど……」

 

「強気な彼女さんだったみたいなんだけど、一年経ってすっかりらぶらぶモードみたいです! うらやましいなー」

 

「う、うらやましいのかな……なんだか周りのスタッフさんたちの視線が……うんざりしているように見える気がするんですけど……」

 

「だいじょうぶだよ、そんな視線もだんだん快感になってくるんだから!」

 

「そ、それもどうかと思いますけど」

 

「えっと、それでね! DJコウさんの代わりを探していたからわたしが応募したら受かっちゃったんだ、えへへ」

 

「みおちゃ……みおみおが受かっただけなら私は関係ないのに……」

 

「お友達連れてきていい? って言ったらOKって言ってくれたんだよ!」

 

「そ、そんな適当でいいのかな」

 

「いいのいいの。あ、オープニングトークはこのくらいにしておいて……それじゃクリスマスナイトショウ、いよいよはじまりまーす! いったんCMでーす!」

ブロック1は、

シスターアタック/ダブルアタック!(N2963J/N8801J)

でお送りしました。

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