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イカした国

今回蟻が神っぽいです。

皇帝イカ、命名アクアは実はもうすでに王様だったのを制止を振り切ってきたらしく、今日ぞろぞろと国民を連れてきた。

国民の数は、10万人とこの世界で見ると中規模な国家だったようだ。

その国の名前はテンキングダム。

不落の名国と言われていた。

そこでは身体能力の高いイカビトが暮らしており、街の中はそれは快適だったそうだ。


と、言うことで神の技を見せてあげよう。

チェンジ!!

地盤が一瞬消えたその瞬間水の豊かな街が出てきた。


この技は、自分の所有物の位置を元あったものと変える技だ。

この区の名前はテンキングダムで決定だ。

それでここの元の住民たちは満足したようだ。


この街は、全体的に水が多く、動線に困ったが、神の力で湖を作ってなんとかした。

特徴は何と言ってもここに住むイカビトたちが育んだ特殊な文化が目玉だろう。

イカビトは、手が二本、足が二本と体から下はなんかツルッとしていること以外は変化はない、しかし頭から生える後ろで束ねられた6本の触手が違う点だろうか。

体色は青や茶色と様々でカラフルに点滅している奴もいる。

そして、全体として整った顔立ちをしている。

イカも人型になると、そんな感じになるが、頭はちょんまげスタイルで気迫にあふれている。

この国は、決められた人間しか住めないことにしている。

なぜなら、イカビトは奴隷として高価で扱われるらしく保護が必要なのだ。

ここに配置した蟻は見回りだけで全部で百人、隅々まで監視が行き届いている。

ちなみに全員隠密持ちで、市民が気づく事はない。

気付いた時には、後ろで不届きものが縛り上げられているだろう。


さて、では此処は祠とか入らないけど一応区として分けといた。

後一応防壁ごと持ってきた。

近隣の国はびっくりするだろうなぁ。


と、思っているところに、イカビトが話しかけてきた。

「うちの娘がだいぶ昔にさらわれたんだが見つけてくださいませんか、この本国の神よ!!」

俺はちょっとの迷いもなく

「もちろんさぁ」

と言った。

さて、我が力イカビトに見せてしんぜよう、ゴッドネットワークで検索。

イカビト全個体位置確認。

これができるのは、俺と武神と戦神だけなんだ。

一瞬で場所を特定、捕まっているのは総勢千名って所かな。

奴隷になっちゃった子たちを救っちゃおうねー。

ようやく外に出れるようになった俺は、高位神道で、レース場を作る。

そして、道を開ける。

一気にダッシュして全員奪取。

その瞬間爆発する首輪を生成した無効化装置で無効化、解読、解除。

ざっと三秒でおしまいよ!!

ドヤァ。


イカビトはすっかり顔つきが変わってありがとうございます!!

と俺に跪いた。

「国民を救っただけだ、俺はまだお前たちに何も与えてはいない。」

と言った。

すると何かをこちらに差し出してきた。

見ると、それは可愛らしいイカのぬいぐるみだった。

「私たちの店で作ったぬいぐるみです、足りないとはわかっていますがこれで今日は・・・」

すっかりくらい顔になってしまったイカビトの肩に、手を置いてこう言った。

「これで十分だ。これはお前が丹精込めて作ったんだろう?」

するとパァッと明るくなってハイ!!と笑顔で言った。

「じゃあな、これからもこの国を愛せよそして娘さんを大切になー」

と言ってアクアの元に行った。

街の通りを歩いていると、この国の神だぁ!!

と言ってイカビトたちがいろいろくれた。



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