魔法
魔法が出てきました。
これまで使っていたのはスキルが主です。
朝起きて、王冠をつけたら王様の気分。
窓も何もない地下室だけどね。
そして俺はいつも通り隠れ家からこっそり出てきて二階層を徘徊。
そして歩き回っていると段ボール?箱に詰められた子供がいた。
周りには風船のようなものがしぼんでいるようだ。
これで子供を捨てようと思ったのならば、人間として鬼畜とかいうレベルを超えてるだろ・・・
なんだか、この子が可哀想なので喋りかけてみた。
「お家はどこですか?」
するとその子供は言葉がわからないのか、わかっているのかわからないがニカッとはを出して笑った。
しょうがない、大きくなるまで育ててやろう。
とりあえず、蟻人の二階層への派出所として作っておいた三階建てのビルの居住スペースに連れて行った。
しばらくはここで過ごしてもらおう。
さて、この子がどこからきたのかゴッドネットワークで検索だ。
人間の子供:人間の子供で、ヒュメールという国からやってきた。
忌み子として空流しの刑になった捨て子のようだ年齢は5歳名はない。
強さはF(成長の余地がある)。
忌み子?検索だ。
忌み子:たまに生まれてくる潜在スキルの高い子供。
色々な種類の能力があるが、小さい時にはわからないが、生まれつき左腕に紋章が付いている場合は忌み子。
左腕を見ると、痣のような魚のマークがある。
さらに検索。
魚のマーク:忌み子としての意味であれば、帝級の水魔術が使えるようになる。
水の悪魔を隷属として使役する。
なるほど、それで忌み子か。
優秀な人材じゃないか?魔法はよく知らんが。
ちょっと頼りすぎな気がするが検索。
魔法:人間が生み出す自然の力。下級から、神級まである。順に下級、中級、上級、高級、帝級、神級だ。
属性は希少なものを外すと大きく水、火、プラント、土、光、闇に分かれる。
なお、魔法は存在に気づかないと、使えるのに使わないで死んでいくこともこともある。
それはてぇへんだ、使ってみよう。
適当に取り寄せた魔法これでバッツリボン(仮)を使って練習しよう。
魔法は、スキルでなるものと、実力のものに分かれる。
実力でも覚えられるが、合っていないと威力は激減。
全部使ってみよう。
まず、なぜか基本形で一つだけカタカナ表記のプラント。
植物を生やして戦う魔法だ。
使ってみる。
魔力を、両手に込め草をイメージして生やす。
だ、そうだ。
さぁでてこい!!すると、巨木が生えてきた。
適正チェッカーだと書いてないなぁ、帝級の木が生えるまでしかない。
次行こう。
厨二病たるもの憧れる火だ。
これと闇が使えればダークフレイムマスターになれる。
気分だけな。
さっきと同じような説明が書いてあるので、一気に全部片っ端からやってみよう。
火をやってみる、火柱が立ち上った。帝級。
水をやってみる、あたりが水で溢れてやばかったので、火で蒸発させた。適正は不明。
闇をやってみる、前が見えなくなって単純に困った何に使えんだこれ、適正不明。
光をやってみる、光が爆発した。適正不明。
さて、終わってんな火だけか?いや使えてるしまぁ良しとしよう。
じゃあ上級属性雷、風、氷。
雷、普通に雷落ちた適正不明。
風、暴風で派出所が壊れかけた適正不明。
氷、氷河期と化した適正不明。
どうしようこれ、もういいや使えてることにしとけ。
次は帝級属性重力、魔力、身力だ。
重力、地盤がなくなった適正不明。
魔力、なんかジャングルができた適正不明。
身力、動いただけで地面が割れた適正不明。
どうしよう、機械的に実験進めてるけど結構楽しくなってきた。
最後に神級属性生成、蘇生。
これは使える人間自体が神と拝められるらしい、この世界にヒーラーはいないってことだな。
さらに実験。
生成、謎のキメラ生命体ができた、適正不明。
蘇生、荒れ狂ってた地形が全て元に戻った、適正不明。
ヤッタァ全部使えるよ。
あとは、どこまで魔術を極められるかが、重要だな。
魔法使い黒光りのアントス!!なんかいいね。




