表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/56

一騎打ちじゃなかった

二話を凝縮して、お送りしております。

シルバーウィークのお詫びです。

なんと、衝撃だ。

ワープしたらどう見ても相手が一万人なのだ。

なんでわかるって?永続スキル心眼の力さ。

心眼で相手を見ると相手の考えていることが大体わかるのさ。


ちなみに普段はつけてないが、千里眼や、透視なんてのも出来る。

やらないのは、プライベートにずけずけと入ってはいけないと思っているからだ。


しかし心眼を使うと反則までわかるのだ、どうだ、崇めたくなったかな?

などとジョークをかましつつも、話が始まったので聞いて見る。


「相手の戦力が賭けの対象の基準値に達していないので、国民で補われました。

蟻人側は、コストが大幅にオーバーしていましたので、蟻神一人となります。」


相手の顔がパッと明るくなり、ムードがよくなった。

いや、国民を戦場に出したらダメだろ。

まぁ勝ったらそこの国民から移住者を募るけどね。


そして戦闘が開始される。

相手全員対俺一人だ。

おかしくない?

一騎打ちじゃなくて一気打ちじゃん。

一気にきたらダメだろ。

この世界はルール無用なのか?と思いつつも勝負を開始する。


相手は数だけは凄い、なんせ俺の国の国民よりは多くないが、全国民の半分くらいだ。


そして、俺は平和のために犠牲は出したくない。

では、どうするか。

安心せい峰打じゃ、をしよう。

剣豪付いててよかった。


まず、蟻剣をだす。

剣を地面に突き刺す。

金属のようなステージが波打ち、柱が飛び出て次から次へと吹き飛ばされる。

範囲型峰打、その威力は凄まじく敵兵は一気に減った。

そして次に大きさを戻して全力で威圧を使う。

これで強い意志を持たないものは全滅。


そして残った数人との打ち合いが始まった。

まず、一人目は剣の腹で打ち付け、2人目の方向へと吹き飛ばす。

そうすると倒れた衝撃で、もう一人が倒れる。

それをジャンプで超えてきた奴を、打ち下ろした拳で打ち付ける。

そして、遠くから飛び道具で攻撃しようとした奴に、本気で息を吐く。

すると、後ろの壁に頭をぶつけ、気絶した。

これで最後と思いきや、頭上に回り込んでいたアサシン風の男を、縦の回し蹴りで迎撃。

鎮圧完了。


ここまでの時間は一分にも満たないような時間だっただろう。

そして、終幕の合図で空中に勝者攻撃者と言う文字が浮かぶ。


相手は、諦めた様子で帰っていった。

彼らがどうなるのかは私にはわからない。

しかし、彼らは滅びの道を歩むのだろう。


肩を落として歩くものたちに提案した。

我が国にこないか?と。


相手は疲れ切った笑みを浮かべ、考えておくよと呟いた。

そして俺は元いた蟻和国に戻った。

蛇助も一緒だ。

なんか悪い気がするから、たまに使者を送ってみよう。

そして、危ない時は守ってやろう。

そう思った。


そして、俺はまだ二階までしか進んでいない工事現場を横目に、アント飯店へと足を運んだ。


すると、また謎の声が聞こえた。

「おめでとうございます。

蛇助の、隷属許可が出ました。

称号:神を支配せしものを手に入れました。

王国の王と神として、アントスが降臨しました。

女王蟻を一応の側室にしました。」


え?なんでこうなった。

すると、笑みを浮かべた女王蟻が歩いてきた。

そしてこういった。

「計画通り」

嵌められた。

完璧に嵌められたわーキングルームとか、おかしいなぁ、おかしいなぁ、怖いなぁ、怖いなぁって思ってたんですよ。

やっぱり裏があったか。


そして、女王蟻が言ってきたことを要約すると。

一応仮の女王として、女王蟻がいること。

妻は何人でもいい事。

王は絶対である事。

王冠と、マントと、杖を作る事。

そして、この国を繁栄させることが、俺の知っておかねばいけないことらしい。


じゃあ王冠作るか。ゴッドネットワークに接続。検索。

俺が作らないといけないのは、戦力的にかなりでかくて高いのだ。

まぁ備蓄で作るか。

ルビー、オリハルコン?ミスリル?を一気に形成する。

形としては、普通の王冠だが、金属の部分をこだわって作ってみた。

最もこだわったのは、最先端に来るオリハルコンのカットを、アリの形にカットしたことである。

そして満足して、俺は寝た。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ