防衛
記念回は今日は無しです。
忙しくないときに書きます。
よし、地上に帰ってきたぞ。
すると、涙目になった部族たち?が迎えてくれた。
なんかみんな洗練された筋肉になってて、無駄がない感じの体になっていた。
その他の違いは羽根が生えたことだろう。
もはやアリじゃねぇ、いや元々怪しかったけどね。
そして、蛇はそんなに変わっていないが、筋力は上がってそうだ。
後、表情が少しわかりやすくなった気がする。
そして、蛇がこっちに飛んできた。
「どこ行ってたんですかぁ?心配してたんですよ?」
キャラ違うだろ。
そういうキャラじゃないだろ。
自分より強いものから技を盗む!!的なキャラだっただろどうした。
ちょっとゴッドネットで検索だ。
検索した内容をまとめると、しっかりとした国民になったことで全体的に若くなり、性格が豊かになったらしい。
なんか面倒なことが起きなきゃいいけど、新しいことに踏み出さねば進化は出来ない。
進み続けなければいけない、何があっても。
そして、俺はみんなにおかえり、と言って経緯を説明した。
この国が独立した国家になったこと、俺が高位の神になったこと、などだ。
そして、みんなは建国記念日として、多いに盛り上がった。
その次の日だった、怒号が聞こえる。
アリたちがもしかして悪い方に進んだか?と思って見てみるも何もない。
村はいつも通り平和な時間を刻んでいる。
壁の外に何かいるのか?と思いひとっ飛びして壁に登る。
すると、地面が霞むような靄の中、人間らしき大群が押し寄せていた。
とりあえず、この人間どもをゴッドネットワークで検索だ。
ナーガ国軍:この世界で三代大国にも数えられる国に使える兵士。
今は神獣がいなくなったことにより、パワーがガタ落ちしている。
単体では強さはEしかし団結力と、経験により、団体だとA
弱すぎて話にならない。
俺は、その軍団が何を喋っているのか耳を傾けてみた。
「神獣様を返せ!!この悪党!!」
「神に無礼だろうがクソ野郎!!」
うん、ロクな事じゃなかった。
神に無礼だろうが!!って俺神なんだけど失礼だろ。
などとジョークを考えながら、見ているのもつまらないので戦闘アリの力をみる事にしよう。
戦闘アリをひとっ飛びで呼びに行き、一応五人程呼んできた。
取り敢えず一人で行ってもらい、殺さないように言って戦わせる事にした。
すると、戦闘アリはそびえ立つ壁から回転しながら飛び降りた。
その瞬間に光系のの範囲技フラッシュを使う。
普通なら、一瞬くらませるのに使うが戦闘アリはフルパワーで打ち、相手にショック系のダメージを与え殲滅する事に成功した。
残っているのはゼロだ。
回転したのは恐らく、出来るだけ広範囲に当てるためであろう。
こうして軍は無力化できたので、全員縛り上げて経緯を聞く事にした。
どうせ武器を持っていようがどうしようもないだろうし、そのままにしておこうかと思ったが自殺をされては困るので、全員装備を外し、縛り上げる。
全国民に手伝ってもらい、数万の軍勢をものの1分程度で縛り上げた。
おっさんの裸など、誰得だが仕方あるまい。




