表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/56

壁はどこまでも続く

説明回と、人によっては不快に感じるかもしれません、これを見て気分が悪くなっても文鳥は責任を取りません。後これは、昨日出す予定だった物です。

俺は、今日も壁を作っている。

もう一回壁作ったじゃん、とか言う奴いるだろうが、あれは一層目だ。

次に作るのは、移民が暮らす第二層、一層よりもやや狭いが、人間はおそらくちっちゃい奴ばっかりなので大丈夫だろう。


ちなみにここには家はまだ一軒も立っていない。

なぜならここにきた人間に開墾をしてもらう予定だからだ。


そもそもアリはでかくなり過ぎて、細いものは作れないのだ。

俺なら作れるが、一人でちっちゃい状態で作っていたら、何ヶ月かかかってしまうだろう。

さらに、職も提供できるじゃないか。

今俺はこの第二階層の通貨、アントコインを作っている。

これを通貨にして、使って貰えば外部からの交換で、外部のお金も手に入るってわけだ。


更に、個々の施設はある程度までならアリは無料で使える。

独裁じゃねぇか!!と怒る人間もいるといると思うがここはアリの国だ。

アリももちろん移民へのサービスをするから、条約を結びたい奴だけがこのアリ無料化をしてもらう。


サービスとしては、土地無料、店の用意、商売のある程度の自由化、税金の免除、運搬などをしてもらえる、更に第一層でのアリと同じ待遇を受けられる。

サービス系なら無料、物販系であれば減額という感じにしてもらう。


もちろん外部からの運搬をしようと思ったら手続きとか色々かかるので、他の国で商売するよりは、ある程度利益が出やすくなっている。


俺が目指すのは、ある程度のリアルな国家だ。

平和な国、そんな国があってもいいじゃないか。

ある人に過重な労働が課されたり、儲けの半額以上が、税金で消し飛んだり、争いが絶えなかったり、そんなのがない国でもいいじゃないか。


俺はこの世界を変える。

俺はこの世界では優れているのだから。

俺はみんなが笑顔で働き、笑顔で暮らし、笑顔で生涯を終えられるそんな国を作るんだ。


まぁそんなのは、今はまだ実現不可能だけどね。

まず人っ子一人いないし。


更に、反乱者が大量に出てくるだろう。

人間至上主義の連中やら、偉そうな貴族までいるようなのだ(ゴッドネットワークから引用)。


じゃあ何をまず作るか。

壁を作ろう。


壁は大事だ、壁があれば反乱者だって反乱できない。


そして、第二階層は、コピーで壁作りは難なく終わった。

そして、第三階層。

ここは軍事施設にする。

なんで一階層じゃないの?って人もいるだろう。

答えは簡単、ここで悪さをすればどうなるかが良く見えるようにです。


平和は、抑止力なしには達成できないのだよ。

更に、攻めてくる敵国への威嚇にもなる、俺は戦いたくない。


まぁ壁はどこまでも続くんだよ、もうそろそろ終わるけど。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ