洋品店
建築回多めになっていく予定です。
今日は何を作ろうかなー。
そうだ、鍛冶屋作ろう。
適当に作ってりゃなんかスキルつくかもしれない。
まずーうろ覚えで作ろうというか。
鍛冶屋いらないじゃん大体の鉱石ならこねて作れるから却下。
何作ろっかなー
そうだ、蜘蛛洋品店を作るか。
店が欲しい的な依頼がきてた気がする。
まず最初に〜蜘蛛ってどうやって作るんだろ服
ということで聞きに行こう。
蜘蛛はよく、町外れの森林にいる。
「あぁ何の用だい?」
と聞いてきた、声は男性と女性の間、少し低めの声だ。
そして、蜘蛛はこちらへ目を向けたので要件を話した。
「そうかい、店を作ってくれるのかいありがたいねぇ」
と目を細めて言った。
すると、欲しいものリストを、蜘蛛糸で紙のような織物にしてだしてくれた。
あの紙はこうやって出来ていたのか・・・。
リストは〜えーっと、店と、ショーケース、それから高い天井と、更衣室か。そして、場所はアント飯店の隣か。
頑張って作るか。
まず、俺が作り始めたのは店だ。
もちろん材料はマッスル柳だ。
では、アント飯店に負けないインパクトのものを作ろう。
アント飯店は、ロゴとして、アリが円を作って行列を作っていて、真ん中に、アント飯店と書いてある。
さらに、店自体も、あえて塗装をしないことで、マッスル柳の独特の色味が料理の匂いと合わさって、食欲をそそる作りになっている。
今回目指すのは、高く、広い洋品店だ。
まず、ロゴはバックは蜘蛛の巣にして、真ん中に蜘蛛、そしてその蜘蛛がかぎ針を持っているというものだ。
なかなかオシャレだと思う。
次に、ショーケースを置くための穴を開けた壁を作る、一応大きめのを二つほど作っておいた。
そして、最後に俺の身長を優に超える入り口、俺の三倍はあろう高さにしておいた。
小さい人用の、蜘蛛の身長ちょうどくらいの入り口の建物を隣に立てておく。
広さはもちろん違うが、おける品物の数は同じくらいにしておいた。
これで後は、更衣室っと。
更衣室は、圧迫感を感じないよう広めの作りにしておく。
俺が入れるようなものを作った。
大きさは変えれるように、持ち運び可能だが、普段は鍵をかけられるようにしておいた。
もちろんキー式のやつは構造がわからないので、ダイヤル式だ。
これには、あのやたら硬い鉱石が使ってある。
そして、人間用も作って完成!!
じゃねーや、水晶取ってこないと。
神出鬼没を使ってあの石打ちのところの地下に潜る。
すると洞窟がある。
その洞窟をずんずん歩いて行くと、水晶がある。
ちなみにこの水晶は、栄養をやると育ってくれる。
プラント水晶、命名は俺だ。
それを切って、そこに途中で拾った果物をつけると、吸収して、元どおりになる。
熱を与えると成長が止まるので、誰も来れない此処に置いてある。
そして、持って帰って薄くのばす、この作業は均一にしないといけないので結構難しい。
初めての試みだし。アント飯店は、木の窓を使ってあり、開放感がある作りとなっている。
そして、伸ばし終えると謎の声が聞こえた。
「永続スキル、鍛冶匠を手に入れました。
永続スキル、正確無比を手に入れました。」
よし、これで一気に作れそうだ、にょんにょんと伸ばして作っていく。
四枚作ったところで、手刀で切る、これで枠ぴったりなので枠にはめて、栄養をやるとかっちり固まる。
そして、火で炙ってすすを落として完成だ。
このショーケースの特徴は、なんといっても汚れない、壊れないことだろう。
もちろん、俺が殴れば壊れてしまうがGDくらいまでなら意識して壊そうとしても、壊せないだろう。
そして、完成だ、名はスパイトという店になった。
そして、蜘蛛は嬉しそうに喜んで、店の中に入って天井の高いところに、綺麗な蜘蛛の巣を張った、あそこが作業部屋のようだ。
そしてオシャレに、蜘蛛の巣を張って満足してこっちに下りてきた。
「ありがとね、棚まで作ってくれて。」
そう、俺は棚を作って上に服を吊るすマネキンのようなものを作ってあるのだ、匠の粋な計らいです。
「じゃあ、お礼にこれをやろう、と出してくれたのはアメリカチックなアリのマークが縫ってある?青い筋が入った黒いジャージだ。
前世ではなかったような肌触りの良さ、軽さ、そして通気性の良さ。
そしてズボン、ズボンは黒地に、青い筋が入ったジャージだ。
このセットを着て、鏡石を利用して作った鏡の前に立ってみる。
なんか、高貴なイメージを持つジャージだ。
前世では伝わらないだろうが。
そして、靴もプレゼントしてくれた。
靴は、これとセットで青いラインが入った黒。裸足よりも、走りやすくなっている。
そして、下着セットももらった、黒に青いラインが入っている。
なんかダメながするが、気のせいだろう。
「これは、あんた専用の服さ、どんな衝撃でも破けず、絶対に汚れず、燃えることも、凍ることもないさらに伸縮性もある。一応三日かかった力作だよ」
と言い最後に付け足しで。
「これを着てあんたが動いてくれりゃあ、うちの製品の良さがわかるってもんさ、また新しいのができたら送ってやるよ」
と言ってくれた、根は優しいのだろう。
そして、俺は耐久テストをした、超高速移動、何もなし。
燃えてみる、何もなし。
凍ってみる、何もなし。
破ろうとしてみる、何もなし。
すごいなこの服ネットワークでもううりにだされてるはずだから見てみるか?
蟻神の服:近未来的なこの服は、世界が滅亡しようと、残るほどの耐久度がある。さらに汚れ無効が付いている。
スパイトの店主の超、力作で非売品であり、神具の一つである。売れたとして、ポイントは兆単位で取引されるだろう。
たっかい!!無くさないようにずっと着よう。
全部多分そんな感じだろう。
こうして、俺はこの世界に来て、初めて服を着た。




