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死亡ルート回避

今日は初日なので二回投稿です

体がメキメキと音を立てる、殻が崩れていく、体が隆起していくのを痛みの中感じる。

そして進化は終了した、全身黒の鎧をかぶったようないでたちをしている、彼は思ったこれは最強フラグじゃねぇか、と。

しかし次の日彼は思い知る、アリの弱さを、そしてアリの強さを。


彼は巣穴の中で目覚めたすると戦士アリ達が穴から歩いてきた。

「思ったより進化してるじゃねぇか、先輩達として懲らしめてやろうぜ」

そこから、戦闘が開始された20匹程の戦士アリが周りを囲んで一斉に蟻酸を打ち込んできた。

それを難なくかわすが、かわしたところにはすでに蟻酸が打ち込まれていた、気がついたときにはもう遅く蟻酸が外骨格を溶かす。


俺はそこで余りの激痛にもがき苦しんでいると彼に一斉に飛びかかってきた。

「クソッ最強フラグじゃねぇのかよ!!」

そして、俺は鍛えた足腰を利用して猛スピードで駆け出した、何匹かを押しつぶしながらも痛みに耐え必死に走ると外に出た。

俺はアリとしては珍しく一人、いや一匹で生きていくことにした本望ではないが。


彼が出たそこは、木々が生い茂り、猛獣が闊歩するジャングルありこの生態系の中であまりにも非力であろう


俺はそして生まれた家を正確な時間はわからないが数週間ほどで出て行かねばならなくなった、この怒りは忘れないいつかは滅亡させることを静かに胸に誓った。


そして、俺は歩いていると俺より一回りほど大きい兎?らしき緑のツノの生えた生物を見つけた、俺は隠れて蟻酸を打ち込んだ。


するとその蟻酸は銃弾のごとき速さでその可愛らしき顔をトマトのように破裂させた。

俺は思ったさ、これ蟻酸の威力じゃねぇ、とそして俺は周りに敵がいないことを確認して、蟻の胴体にかぶりついた。

その瞬間、芳醇な肉の香りを感じた、蟻のようになんか酸っぱくて美味しくない感じではなく上品な旨味だ。

そして俺はそのまま、兎の体内へと食べ進め、内臓器官へとたどり着いた、クセはあるが、なぜか美味しく感じるのは、蟻になったからだろうか。


そして俺が食べ終え休憩しているとまた声が聞こえた。


「条件を達成しました称号スナイパーを手に入れました。

条件を達成しました称号暗殺者を手に入れました。

条件を達成しました称号反逆者を手に入れました。

武皇帝蟻の腹部のレベルが2上がりました。

スキル早打ちを手に入れました武皇帝蟻の顎のレベルが7に上がりました。

スキル名刀を手に入れました」

そして俺は思った、スキルのネーミングセンスねぇな、と。

まぁそんなことは置いとき、スキルを発動させてみる名刀、と頭の中で念じると顎が鋭くなった。

そして木に噛み付いてみると手応え?なく切れたこれは切断力が上がるスキルのようだ。

そしてそれはそのまま放っておいて、まず普通に打ってみるとレーザーのような速さで飛んで行った。

そして木に当たると少し削り、止まった、常時発動型スキルなのであろうか、しかし蟻酸の威力が高いわけではなく、ただ、あの兎が弱かっただけであることを俺は思い知った。

そして硬いやつに特攻しなくてよかったと思ったそして次にステータスって見れんのかな?と思いステータスと念じるとぼうっと黒い画面が見える?と言えばいいのだろうか、よくわからないが、攻撃力などがわかるこんな感じだ。


武皇帝アリ:割と稀なアリだが、やはりアリであり、強いわけではない、兎などの弱い草食獣などを食べ、名の割には戦わない温厚な正確をしている、ちょっかいをかけなければ襲ってくることはないし、近接戦であれば下級冒険者でも勝てるであろう機動力と、攻撃力のなさ、価値の高さから、銀行アリとも呼ばれるランクはF〜ZのうちEに位置する、ただ蟻酸の速度はとんでもないので注意が必要


完璧に雑魚です、申し訳ないたかがアリですよどうせアリですよ、と拗ねながら歩いていると、遠くに冒険者らしき影が見えた。

ヤベェと思い走って逃げようとすると。

その影が、迷い込んだのかわからない女性らしき影に、いきなり切りかかったのだ、それはいかんと思い反射的に打つと見事なまでにヘッドショットが決まり冒険者が倒れた。

そしておきまりの声が聞こえた


「武皇帝蟻のレベルが20に上がりました、進化の岐路に当たりました、進化ツリー種族鋼鉄アリ類に移動しますか?それとも、人喰いアリに進化しますか両方ご丁寧に説明がついてきたので読んでみると

鋼鉄アリ類、鉱山に住むアリ達、硬い、強い、早いの三強が揃っている、うまくいけば上位種のツリーに移動できる

人喰いアリ:人を喰らうことしか考えていないアリ、物騒でありよく子供が喰われることから積極的に駆除されており全体数が少ない強さはD

迷わず鋼鉄アリ類のツリーに移動したそして体がギュッと締まり、小さくなったが、少し動きやすくなった。

そんな印象だけだが何になったのか見てみよう。

ミニ鋼鉄アリ:鋼鉄アリの幼種、速度はまだ大人よりも遅く柔らかいが下級程度の冒険者では歯が立たない、雑食である、強さはDよし、瞬殺はなくなったな!!


気分がよければまた二回投稿もあるかもしれません、早々にブックマークありがとうございます、期待に添えるよう頑張りたいと思います、ちなみに今のアリの大きさは、全長50センチくらいです前は1メートルほどです

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