Special shop 3 カフェ 春風
3番目です。
今回は、わたしの大好きな関西弁の人が出てきます。一節からなんか文字数ばらばらですが、読んでくだされば嬉しいです!
暖かな光に包まれた、一件の店。新しいわけではなく、特別古いわけでもない。
特別なのは、その店は『特定の人にしか入れない』ということ。
ーようこそ、Special shopへ。
①カフェ 春風
泣きたい。
「ねー、たっつんも行くでしょー?」
「行こーよー、今度駅前に出来た美味しいワッフル屋さん!」
「めっちゃ美味しいって評判だし、食べたいな〜」
「ほら、行こーよ、たっつん!」
話しかけんな。オーラを出したつもりだが、ニヤニヤした三人組の顔は崩れない。
「…でも…」
「え?行くよね?」
この、有無を言わさぬ感じ。
多花奈は引きつった笑顔を見せてみた。
多花奈は、中学三年生。家があんまり裕福じゃない。というか、貧乏なのだ。それを知ってか知らずか、この三人組はいつも多花奈を誘ってくる。多花奈が断れないことを知って。
「えっと…」
「あー、もう!」
きゃあきゃあ言っていた一人の表情が、一瞬にして変わった。
「アンタのそーゆーとこ、ホント嫌いだわ。うじうじしてさ。行くの?」
ワントーン低くなった声に、怖がる必要なんてないのに身がすくむ。
「行こ…っかな?」
また…負けた。
「はい、決まりっ!じゃあ明後日の三時に駅で待ち合わせだかんね!」
甘ったるい、香水の匂い。シャネルだとか何とか言って、自慢していた。中学生で香水なんて早いと思ったけど、一応合わせて笑っておいた。
今月に入って、出費がひどい。月初めに映画へ連れて行かれ、その後はショッピング、カラオケ、プリクラ、誕生日のプレゼント…と出費にせっつかれた。今月の小遣いなんて、もうとうの昔に使い果たした。残金、0。
「行けるわけないのに…」
からの財布を振ってみた。虚しい風音がするだけ。
最悪だ。
母親になんて、言える訳がなかった。夜まで働いてくたくたになって帰ってくる母親。いくら優しいとはいえ、そんな母親にお金をねだるなんて無理な話だった。
コンタクトを外して、メガネをかけた。
これも、あの三人組に、メガネなんてダサいと言われて変えた。メガネも高いし、コンタクトだって高い。
「何か落ち着く…」
メガネのフレームを押さえる。そして、机の前の窓のブラインドを開けた。
夕焼けが見える。綺麗だ、と思った。その時、多花奈は思わず立ち上がり、メガネを掛け直した。
家の前に、今日の朝はなかったはずの店がある。おかしい。こんなすぐに店が建つはずない。多花奈は窓を開けて、看板を読み上げた。
「カフェ…春風?」
②優しい香りはいかがでしょう?
夕焼けで赤く染まる空と絶妙なコントラストを見せるその店は、何ともいえない光を発していた。古い訳でもなく、新しい訳でもない。まるで、ここだけ異空間のような気がしてきた。多花奈はゆったりドアをひいた。
からぁん。
霞んだ鐘のような音がした。
「いらっしゃいー」
奥から出てきた男の子。…ん?男の子?
「はい、そんなとこ突っ立ってやんと、早よここ座りぃ」
ベタベタの関西弁のその人は、年齢不詳。見ようによっては、十代にも見えるし、おっさんにも見える。でも多分…二十代…だと思う。自信はない。
「あのー、ここって…」
「カフェやで。アンタ看板も見んと入って来たんか?」
あっけらかん、と言われる。いや、私が聞きたいのはそういう意味じゃない。
「いや、そうじゃなくて…」
「まぁまぁまぁ。一旦座りぃな。立っとったら長話も出来ひんやんか。ほら、全部空いとるさかい」
がらがら、と椅子が出された。多花奈は仕方なく座る。座らなければ話もさせてくれない。
と、カウンターの奥から甘い香りが漂ってきた。これは…紅茶?
「…ええ匂いしとるか?」
鼻をひくつかせた多花奈を見て、彼は言った。
「とても…紅茶ですかね?」
「ピンポーン。大正解」
大袈裟な正解のファンファーレを響かせると、ちょっと待っててなぁ、と奥へ消えた。
こぽこぽという、紅茶を注ぐ音。落ち着く音だ。
「はい」
ことん、と目の前にティーカップが現れた。驚いて彼を見ると、彼は嬉しそうに笑っている。
「え…ちょっと、私お金…」
「ええねん、そんなもん」
…関西人って、お金に目がないイメージなんだけど。
「そんなもんって…」
「これは俺からのおごり。ほんなら満足やろ?」
みず知らずの人におごられるなんて。なんか情けなくなった。
「何や、何かまだ不満あるか?」
彼はそういうと、多花奈の顔をぐいっと覗き込んだ。
「お…わっ⁉︎」
「何や、逃げんでもええのに」
あまりに近い距離に、自然と体が飛びのいた。
「…そんなことより、何なんですかここ」
「んー、カフェ」
「知ってます」
「ほな何や」
「朝はこんな店なかったはずです」
彼はあっはっはとデカい声で笑った。
「そうやなぁ!アンタが学校行く時はなかったはずや」
「じゃあ何であるんですか」
彼は今度はにやっと、口の端だけ上げて笑った。
「正確に言うたら、見えてへんかっただけや」
多花奈は首を傾げた。
「見えてなかった?」
そうや、と言った彼は、かちゃかちゃと皿を出したりし始めた。
「アンタ、こんなん聞いたことないか?欲しいもんは探さなくても意外と近くにあるもんやて」
「…まぁ…歌のフレーズとかでちょくちょく聞きます」
「そんな感じや」
ほえ?と間の抜けた声を向ける。
「アンタは、今までこの店が必要じゃなかった。せやから見えんかっただけや」
多花奈は頭を回転させて、今言われたことをよく考える。
「それはつまり…逆に、今私はこの店を必要としたから見えたって…そういうことですか?」
「お?分かっとんなぁ」
…いや、分からない。この店が、私に必要?どうして?
「まぁここにおったら分かるわ。自己紹介しとくな!俺、中野泉介。泉介て読んで」
急に始まった自己紹介に驚く。
「え…?泉介?」
「アンタは?名前」
多花奈は慌てて彼-ではなく、泉介に顔を向けた。
「えっと…多花奈…です。佐々木、多花奈」
「へーぇ!変わった名前やなぁ!初めて聞いたわ、俺」
でしょうね、と言いたくなる…。何回この名前でからかわれただろう。多花奈はうつむいてカップの取っ手を握るだけ握った。
「漢字は?どんなん?」
何でこの人は私の名前にそんな興味を示してるんだ!多花奈は、泉介から差し出されたメモ帳に、『多花奈』と小さめに書いた。
へー、とか、ほー、とか変な声ばかり出している泉介を横目に、多花奈はカップに口をつけた。
…不覚にも、美味しい。
「…美味し…」
「ん?何か言うた?」
言ってない、と言いたい。何か…負けた気がするから。でも、正直な感想は、口からさらさら出た。
「美味しいです、これっ…」
「せやろー?」
みるみる泉介の顔がほころんだ。
何か…五歳くらいの男の子みたい。
「多花奈ちゃん」
またもや驚かされる。思わず紅茶を吹き出しそうになった。
「なっ…何ですかっ!」
「えっ…ごめん、そんな驚くと思わへんかって…」
今度は瞬く間にしょげかえる。犬がしょげたときみたい。今もし泉介に尻尾があったら、床につくぐらい下がってしまっているだろう。
「ええ名前やなぁ、と思って…」
泉介の言葉に、思わず耳を疑った。
「え?」
「いや…ええ名前やんか。『多』くの『花』やで?女の子にはぴったりの名前やん」
多花奈は驚いてフリーズした。
…いい名前?私の…名前が?
「…んですか」
「へ?」
小さい声になった自分が恥ずかしい。
「からかったり…しないんですか」
今度ははっきり言えた。
泉介はぽかんと口を開けていたが、急にぶっと吹き出した。
「ちょお、何でからかうねん!ええ名前やて、何回言うたら分かんの、自分!」
「いや…だって…今までずっと…からかわれてきたって言うか…」
「どこがおかしいねん、名前の」
「多花奈って…『高菜』みたいだからって…」
途切れ途切れの多花奈の言葉を、泉介はちゃんと最後まで聞いてくれた。
何かしてくれる。自分の喜ぶことを。そんなのは初めてだった。
「へぇ、そんでからかわれてたんかぁ」
泉介の顔が怒った顔になった。
「名前は自分個人のもんやんか。大事な大事な名前やで?そんなんバカにしたら絶対アカン!」
絶対、という言葉をめちゃくちゃ強調して泉介が言った。
「ほんで?自分何か言い返さへんのか?」
「だって…言い返してまた何か言われたら嫌だし…」
首をこてん、と傾げた泉介は、今度は一歳児くらいの顔になった。
「アンタ…意外とアホやな」
…一瞬の沈黙。
ちょっと待って。今何て言われた?
「…あ、アホって…」
「だってそうやんかー!自分悪く言われてんねんで?」
「でも別に私が我慢すればいい話だし…」
「それがアホやっちゅーねん」
怖い顔をした泉介は、今は年相応の顔に戻った。…もうどれが泉介の本物の顔なのか分からない。
「アンタがバカにされる。イコール、どういうことか分かるか?」
熱血の数学教師みたいに言う。多花奈は左右に首を振った。
「…分かりま「それがアカンねーん!」
…とりあえず、最後まで言葉を言わせて下さい。せめて。
「アンタがバカにされる。イコール、アンタの周りの人もバカにされてんねん」
③甘いものに誘われて
ずきっ、と心が痛んだ。
「よぉ考えてみ?アンタが例えば、アホやって言われる。ほな、アンタの友達は、アホと付き合うてることになる。腹立つやん?」
多花奈は何も言えずにうつむいた。
「もちろん、そんなんみんながみんな悪いとは言わへんで?俺かてなぁ。そりゃ、悪ふざけで言うこともあるやん。せやけど、それはアンタも分かるやんか?問題は、アンタがホンマに腹立つときや」
私が…本当に腹が立つとき。いつだろう…
多花奈はカップを手に取って、また飲んだ。美味しい。冷めてきても、美味しい。
すると、ふいにカウンターにランチョンマットが現れた。
「さっき出来たてや。食べ」
泉介が何やらごそごそ奥でやっていたと思うと、小さな皿に何かを乗せて戻ってきた。
「わぁ…きれー…」
乗っていたのは、ケーキだった。見たところ、チョコのようである。
「綺麗に出来たから、食べて」
「いや…だからお金…」
「いらん、言うてるやん」
なぜか顔が赤い。まるで、初恋の相手に告白した小学生さながら。
「それ…試作品やねん。せやから、味も分からん。そんなんお客に食べさすねん。金なんていらへん」
目の前に置かれたケーキは、チョコで綺麗にコーティングされていた。ぱっと見は、ちょっと大きめのチョコレートにも見えた。甘い匂いが、紅茶の匂いと混ざってさらにいい匂いになる。
「はい、フォーク」
銀色のフォークが、隣に置かれる。もうこれだけで絵になりそうだ。
チョコでコーティングされたケーキの上には、金色の葉っぱの形のカードが刺さっている。そして、周りに粉砂糖。
じゃあ…いただきます。
多花奈はフォークをゆっくり突き刺した。
「…カロリー高そ〜」
「ちょ、言わないで下さい!雰囲気ぶち壊しじゃないですか!」
「めっちゃチョコとバターと砂糖と入ってんねんもん。あー怖」
「食べたくなくなりますよ!」
「いや、何言うても多花奈ちゃんは食べるわ」
「その自信どっから来るんです⁉︎」
「だって多花奈ちゃんに食べてもらいたいから」
…。何…が…?
「…うっわ、顔真っ赤やん、かわいー」
「もう黙ってて下さい!」
この女たらし。絶対この人女たらし!
ゆっくり刺したフォークで、勢いよくケーキを千切りとる。もう切るとかそんなんじゃない。むしり取るとか、無理やり引き剥がすとか、そんな感じ。
「食べんの?こわー。後でカロリー計算したろか?」
「ムード壊れるんで喋らないで下さい!」
ぱくっ、と一気に口に入れる。
…あーあ。どストライクだ。
「…どうどう?美味しい?」
きょろっと覗き込んできても、さっきみたいに飛び退くこともできないくらいに美味しい。多花奈はフォークをくちに入れたままで静止した。
「…美味しい…です」
「…良かったぁー…!」
泉介はぐんと伸びをした。
切り取った断面を見ると、何層にもケーキとクリームが交互に重なっていた。
「何ですか、これ…。何入ってるんですか」
「んーと。ケーキはチョコ。んで、クリームはオレンジが入っとる。少々見た目が悪かったさかい、チョコでコーティングしてもうた」
あっはっはー、とまた笑う。
…なんか可愛い人だなぁ、もう。
「そっか…オレンジか…」
「なかなかのアイデアやでー、我ながら!甘い中に爽やかさプラスや!」
言ってることは意味不明だが、言いたいことは分かる。こんな豪快な人が、こんな繊細なケーキを作るなんて。確かになかなかのアイデアかもしれない。
「…で?元気出たか?」
いつの間にか、目の前に頬杖をついた泉介が座っている。
「元気…ですか?」
「そうや。元気出してくれな、俺の仕事終わらへんねん」
「仕事…って?」
「今やっとるやん」
「美味しくいただきましたよ?」
「もー、ちゃうやん!食べてもらうだけやったら、その辺のカフェ行ったらええがな!わざわざここへ来たんも何かの縁やで」
④自分らしくあれ
「多花奈ちゃん、メガネ似合うなぁ」
また突然そういうこと言う!
男の人に褒められたことのない多花奈は、たいした意味がないと分かっているのに顔が赤くなった。
「…そんなこと言ってたら、一生彼女出来ませんからね」
「何や、冷たいのぉ」
泉介が、紅茶を淹れ直してくれる。多花奈はケーキを頬張りながら黙って紅茶を待った。
「お世辞やないで。ホンマの話」
泉介が紅茶のカップを皿に戻した。湯気がたって、多花奈のメガネを白く染めていく。
「…最近じゃ、メガネかけてる女子なんて少ないですよ」
「え、そうなん?俺メガネ女子好きやねんけど」
「…知りませんよ。絶対結婚出来ないタイプですから、泉介さん」
「え、じゃあみんなコンタクトなん?」
「さらっと私のこと無視しないで下さい!そうですよ。大体コンタクトです。私も普段はコンタクトだし」
「何でや⁉︎」
途端にカウンターを叩いて泉介が立ち上がる。
「…落ち着いて下さいよ」
「そんなにメガネ似合うのにか⁉︎そやのにコンタクトなんか⁉︎もったいないやんか、なんでやねん!」
「落ち着いて下さい」
「何でコンタクトすんねん!」
「だって…」
言葉に詰まった。そういや…何でだっけ?
…そうだ。初めて三人集に出会ったあの日だ。
『メガネって…今どきダサくね?コンタクト買いなよ、安いから』
あの時だっけ。
「友達に勧められて」
「何て勧められてん」
「メガネは…今どきダサいからって」
ぽかんと口を開ける泉介。この顔何回見ただろう。
「…また友達かいな」
「う…」
言い返す言葉がなくて。うつむいた。
自分でも分かってた。周りに流されて。いいように翻弄されて。人混みにぐっちゃぐちゃにされて。
自分が今どこにいるのか分からなくなって。
「そんなに友達好きなようには見えへん」
ぶすっと心に刺さる。
「友達の話してるとき、あんま笑わへん。本音ちゃうやろ?」
刺さったものを、ぐりぐりえぐられる感覚。痛い。というか、熱い。
「あの…さ…」
泉介がさみしそうな顔になった。
「俺でよければ、聞くで?多花奈ちゃんの、本音」
もう、フォークを持ってるのもままならない。多花奈はフォークを落とした。頭が痛い。心が痛い。今まで必死で隠し通そうとしてきたものが、一斉に溢れ出した。
「ホンマの友達、見つけなアカンなぁ」
誰に向かって言うでもない泉介の声が、多花奈の耳に響いた。
⑤自分を見つけて
「…あのなぁ、多花奈ちゃん」
困った声の泉介。
「…何ですか」
「確かに好きなこと言うてもええって言ったよ?せやけどさぁ」
頭をかいている。
「…そんなガッツリ泣かれたらどうしたらええか分からへん」
タオルを抱え込んで泣く多花奈。
「だって…」
優しいこと、言われたことなかったし。デリカシーなさそうな泉介が、あんなこと言うとも思って無かったし。というのは失礼だが。
「俺そんななんかひどいこと言うた?」
「いえっ、違います!…嬉しかったんです」
合わせるようにしか言葉を出されたことがなくて。仕方なくはいとしか言えなかった。話を合わせてくれるなんて、初めてだったから。
「もう、大丈夫です。元気になりました。コンタクト外してきて良かった」
「そやな!今頃は外れてるやろからな」
「ありがとう」
心からそう言った。
「どういたしまして」
泉介が笑った。
「あの…また来てもいいですか?」
多花奈は聞いた。もし自分らしくいられるようになったら、報告しなきゃいけないと思ったからだ。しかし、泉介は首を横に振った。
「何で…?」
「多花奈ちゃんから、ここは見えんくなる。もう多花奈ちゃんに、ここは必要ないからや」
また涙が出そうになって、ぐっと目頭に力を入れた。
「大丈夫。泣きそうな顔すんなや!多花奈ちゃんは、もうええことに気ぃついた。だからもう、一人で歩けるやろ?」
優しい。最後まで。
多花奈はうなづいた。何度もうなづいた。
「出会いに別れはつきもんや!さぁ、行っといで、多花奈ちゃん!」
泉介は、手をぶんぶん振った。多花奈も振り返した。
「あ…多花奈ちゃん!」
最後にもう一個だけ、と泉介は言った。
「…笑った顔、むっちゃ可愛いで!」
…やっぱ女たらしだ。多花奈は呆れた。それでも、精一杯の笑顔を作った。
「ありがと、泉介さん!」
からぁん。
閉まったドアの向こう。小さなスキップをしながら帰っていく後ろ姿。
「…可愛いなぁ」
泉介は、まるで犬が尻尾を振るように頬杖をついて見守っていた。
「さて、任務完了!」
泉介は、食べ終わった皿を流しに置いて、冷蔵庫からもう一つのチョコケーキを取り出した。
…多花奈が食べたのと、同じもの。
「試作品…なーんて!あぁでも言わな食べてくれんかったやろしなぁ」
冷蔵庫に並んだチョコケーキを見ながら、泉介は子供がイタズラを思いついた時のように笑った。
to be conteneud…
ありがとうございました!
また感想よろしくお願いします。
次回はSpecial shop一不思議なお店がオープンします。またお暇な時でも読んで下さい!




