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お題シリーズ4

走っても走っても

作者: リィズ・ブランディシュカ
掲載日:2022/07/27



 運転中、考え事をする。


 その車に乗る前に付き合ってる彼女に言われた事を、思い出していた。


 まさか、あんな噂が本当にあるわけがない。


 俺は、馬鹿らしい噂を吹き飛ばすように鼻歌でも歌いながら、運転を続けていた。


 すると、その噂の場所を通った時、小さな子供を追い抜いた。


 ん?


 あんな年頃の子供が一人で出歩くなんて。


 いや、見間違いだろう。


 はじめはそう思った。


 だけど。


 気のせいじゃない。


 確かに子供がいる。


 しかも、車のミラーにずっと映り込んでいる。


 嘘だろ。


 ぜんぜんミラーから消えていかない。







 なんでだろう。


 走っても走ってもおいつけない。


 僕は自分をおいていった車を全力でおいかけた。


 どうして?


 僕は家族でしょ?


 お出かけするなら、いつも一緒にいくのが当たり前でしょ?


 それなのに、なんで僕をおいていくの?


 僕は一生懸命走るけれど、悲しいかな子供だ。


 だから、ぜんぜん車に追いつく事がでいない。


 車が止まってくれればいいのに。


 そう思っていたら、その車がどかーんと大きな音を立ててとまった。


 やったラッキーだ。


 そう思って、車に近づいたけど。


「あれ、違う車だった」


 僕はその車から興味を失って、その場から離れていった。






 子供の幽霊が出没するらしいんだって。


 あの道、かなり前から噂になってるよ。


 だから通る時は気を付けてね。


 昔の事なんだけど、お出かけする時、おいていかれちゃった子供の霊が出没して、家族が運転していたのと同じ車が通ると追いかけてくるんだって。


 その子供は、とっくの昔に交通事故でなくなっているんだ。


 まあ、ただの噂だから、本当にそんな事は起きないと思うけど。


 誰かが悪戯するとも限らないしさ。一応。


 本当に気を付けてね。




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