なろうの採点
採点方法が変更されて、よくわからないんです。
皆さん如何お過ごしでしょうか。なろうの採点方法が変更されたのはいつでしたっけ。
実はよく分からないことがありまして。現行の採点方法では前話の採点結果がそのまま今回にも反映されていますよね。
あれは
「間違って開いても得点になるのかな?」
「一度消してから再度採点する必要があるのかな?」
という点です。例えば前回五つ星を付けていたら今回も五つ星が表示されていますよね。そして今回も五つ星を付けたい時は何もしなくていいのか、それとも一度星を消してから再度採点する必要があるのか?
その辺りが分かっていない私は一度消してから再度採点するようにしています。
プロ作家の方やセミプロの方にとって採点結果は
「高評価を受ける→書籍化されて収入につながる」
という感じなのかなぁ、という印象があります。
書籍化されるのは主にファンタジーかゲーム、あとは歴史物でしょうか。
私の知る限りですけど、小説の投稿サイトから商業出版されたのは「ソードアートオンライン」か「ゲート」が最初じゃないかな?違うかもしれませんけど。この二作はなろうではないのかな?よそだったかな?
ゲートは読者からお金を集めて一定額を超えたら出版しましょうという、一種のクラウド ファンディング方式で出版に至ったと何かで目にしました。当時は出版社も恐る恐るだったと思います。海の物とも山の物とも…な投稿小説ですから。
最近はある程度以上の評価があれば「取り敢えず出してみるか」という出版社の思惑を感じます。なんとなくですけど。それが悪いというつもりはありません。出版しなければ仕事になりませんから。そして営利目的である以上はゴーサインを出すための目安が必要です。
「一定のラインを超えた作品は読者からの支持を受けているので黒字となる可能性が高い、あるいは赤字となる恐れは低い」
と判断する材料となりますから。編集の方が上司を説得する材料というか根拠、そのまんまですね。もっとも、一定のラインを超えていても出版社の見込み通りに、あるいはそれ以上に売れるかどうかは出してみないと判りませんし、あるいは
「一定ラインは下回っているけどこれはいける」
なんて逆パターンもありそう。逆パターンの作品を発掘できる編集さんはセンスがあると思います。
私が末席を汚している分野のエッセイで出版される可能性なんて
「知性を持つ生命体が住む惑星を発見する」
程度の確率でしょうから、少なくとも私は採点結果なんて気にする必要はないでしょうけどね(笑)。
エッセイ分野の採点は「励みになる」の一点かな。
ただねー、ファンタジーとかのレッドオーシャンで血塗れの闘いを繰り広げている作家さんが拙作のタイトルと一部が被るようなタイトルで設定集とかを書かれてエッセイに放り込まれると、それだけでも二百ポイントとかになってしまい順位が…。
せっかくのブルーオーシャンを血で赤く染めないでほしいなと思うこの頃です。