雅楽入門
皆さん如何お過ごしでしょうか。今回はジャパニーズ・クラシック・ミュージック。
すなわち雅楽に関して少々。
入門というか、取っ掛かりとして如何でしょうかという感じのお話です。
もっともね、私には「少々未満」しか書けませんよ。
なにせ相手は千年以上の伝統です。
敵う訳がありませんから。
あくまできっかけの一つになれば、です。
「雅楽」って「雅な音楽」って事ですよね。
確か海外のオーケストラ指揮者だったかな?
そんな方が初めて雅楽を聴いて
「日本にもこんなミュージックがあるのか。一度バンドメンバーに会ってみたい」
と言ったとか。
会えませんから。バンドじゃありませんから。
広い意味ではバンドなのかな?
私のイメージですけど、雅楽ってのは毎年元旦のテレビ番組で流れている曲。
「○○神宮・○○大社へ新年のお詣りに善男善女が多数訪れており…」
のBGM。そんな感じでした。大多数の方がそんな感じではないでしょうか?
要するに普段はあまり縁のない音楽って感じ。
そんな私に雅楽を少し身近にしてくれた存在。
それが 東儀秀樹 さんです。
詳しい経歴はご自身で調べてみて下さい(丸投げ)。
元宮内庁の職員で音楽の演奏をされていました。
現在は宮内庁を退職されて独自の音楽活動をされています。
東儀さんの経歴を見ると面白いですよ。
「アンタ、名門の家の出身と違うんか」
って言いたくなりました(笑)。
少し古いCDなんですが東儀さんのアルバムで
「フロム エイジア」
というのがあります。
もちろん他にもCDを出されています。
その フロム エイジア の中に
「ひちりき ニューエイジア」
という曲があります。是非とも一度聴いてみて下さい。
なんて言うか…雅楽という音楽に対する感じ方が変わると思います。
あとは
「夜明け〜ふるさと」
という曲。これも感動しました。
秋の夕方に聴くと涙が出そう。
夜明けってなっているのに夕方にとは我ながら変なの。
人によって受け取りかたは様々でしょう。私には
「日本の古典音楽も世界の古典音楽に劣るものではないぞ!」
「堅苦しいだけではなく、音楽って自由なんだな」
そう思わせてくれたアルバムです。




