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アマチュアだから楽しい

お金にならないからこそ、心から楽しめるのがアマチュアの良いところ。

地方の○○大会でまぐれで優勝して賞状とかトロフィーとか。

参加者の大半は何も無しか参加賞があれば上等でしょう。

皆さん如何お過ごしでしょうか。


なろうの作品を拝読していますと時々ですが「○○さんの本業は○○」とか、そういった事が分かったりします。

大体は専門的な職業ですね。

私のイメージでは、なろうの作家さんはサラリーマンかOLが多いのでは?と思っていますので

「なんでそんな職業の人が?」

とか思ったりもしましたけど。

まぁ普通にお勤めをされている方の割合が多いのは当然といえば当然です。

もちろん自営業の方もいらっしゃいますでしょうね。


さて…

作家になる為のルートは幾つかあると思います。

以前なら

出版社に持ち込む

新人賞に応募する

…パッと思いついたのはこの二つかな。

自費出版ってのもあったな。なら同人誌もかな。

後の二つは少々微妙な気もします、プロの作家と呼ぶには。

そんな中でインターネットというものが登場しました。

そして誰が思いついたか、Web小説という発表の場が出来ました。

元々は広告を載せる為の媒体の一つだったのではないかと思います。


「作家になりたかったけど、生活の為に諦めた」とか

「何度出版社に持ち込んでも駄目だった」とか

その他にもあるでしょうけど。

そこに…

「趣味として発表してみては如何ですか」

といった感じで、作品を発表する機会をWeb小説が提供してくれました。

もしかするとプロ作家となる為の練習の場とされている方もいらっしゃるかもしれません。


例外無く、プロでやっていくならそこにはお金が発生します。

逆に言えばお金が絡まなければプロとは呼ばないでしょう。

プロ野球で言うとイチローや松井、あるいは桑田や清原クラスになれればともかく。

大半は数年で淘汰されて消えていきます。そりゃそうです。

各球団が毎年ドラフトその他で新たに採用をしますけど球団の人数には制限があります。

当然ですけど同じ人数が淘汰されて弾き出されます。

引退とかもありますけど引退のセレモニーなんてしてもらえるのは極めて限られた人達だけ。

淘汰された人達はどうなるのか?どうするのか?

関係する職業に就いたり、個人的なツテから仕事を紹介してもらったり…色々でしょう。

大変です。


そんなプロに対してアマチュア。

基本的にアマチュアは「持ち出し」です。自腹を切って参加します。

得られるものは将棋や囲碁ならアマ○段とか、ゴルフならハンデ○○とか。

要するに名誉ですね。

あ〜…もしかしたら元プロはアマ○段とかにはなれないのかも。

不勉強ですみません。

釣り大会なら、もしかすると会費を払っても元が取れるかもしれませんね。

たくさん釣れれば…。


そうそう…

アマチュアのゴルフということで思い出しましたが、知り合いの中に

「オフィシャルハンデが欲しいから」

と言ってゴルフ場の会員権を購入した強者(つわもの)もいました(笑)。

当時一千万円近くしたとか言っていた気がします(汗)。確かシングルとか言ってたな。


アマチュアの良いところは

「お金にならない」

ところだと思います。どんなにヘタクソでも生活に影響しないんです。

試合や大会の前日にワクワクして寝付けず、当日は睡眠不足で…

でも誰からも怒られませんし誰にも迷惑はかかりません。

んー、団体競技では…どうかな?


アマチュアだからこそ言い訳も出来ます。

これがプロ(広い意味で職業とします)だとそうはいきませんよね。

ある程度以上の成果を出せないとお金になりません。

安定して成果を出せなければお金になりません。

つまり生活が成り立ちません。

家庭菜園なら野菜が全く採れなくてもスーパーで買ってくればOKです。

専業農家で収穫ゼロではどうにもなりません。

自称「太公望」は「今日は新しい竿の調子を見る為だった」でもOKです。

漁師は魚を獲って帰らないと油代にもならないことに。

逆に根こそぎ獲ってしまうと後々困る事になるので塩梅ってのが大切です。

荒天で漁に出ることが出来ない日もあるでしょうし。


だからこそ

「お金にならない」

ことがアマチュアの良いところなんだと思います。

アマチュア万歳!



確かイギリスの首相だったチャーチルの話だったと思います。

彼の趣味は「レンガで壁を作ること」と三十年程前に何かの本で読みました。

意味が分からん、というのが正直なところでした。

今なら「本人がやりたいのなら好きにさせておけば?」です。

周囲から理解されなくても人畜無害ならばOKでしょう(笑)。

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