日本の大動脈
実際のところ、いつ頃まで使えるんでしょうかね?
残暑お見舞い申し上げます。猛暑の中、皆さん如何お過ごしでしょうか。
今回はちょいと真面目な考察をしてみようと思います。
具体的には日本の移動や輸送の大動脈である新幹線と高速道路について。
とはいえ素人が考えることですから、まぁ「居酒屋で酔っ払ったオッサンが政治談議をする」ような物と捉えていただければ、と。
まずは新幹線。東京〜大阪が開通したのは一九六四年、そして東名高速の開通は一九六八年でした。どちらも五十年以上が経過している訳ですね。
これらがどの程度の期間、使用できるのかな?と考えてみました。まぁ専門家ではありませんから正確なところは判りません。参考になりそうな数値を引っ張ってみた、という感じです。
一例としてですけどRC造り、いわゆる鉄筋コンクリートのマンションでは減価償却年数が四十七年となっています。これは四十七年で建物としての価値が無くなりますよっていう年数ですね。実際にはまだまだ使えるでしょう。
まぁこれは耐用年数とは違いますけど参考程度になるかな、と。
さて、これが鉄道用の橋梁ですと五十年となっていました。また高速道路に関しては高架道路は三十年となっていました。舗装はコンクリートが十五年でアスファルトが十年です。トンネルは七十五年です。税理士さんではないのでゴッチャになっているかもしれませんけど、あくまでも参考数値ってことで。
私としては、鉄道や道路にも減価償却というのが存在することが新鮮な驚きでした(笑)。
これまでに何度も工事を実施して、もっと長期間使えるようにと補修されています。けどまぁ永久に使えるという物でもないでしょう。
そしていつかは補修工事をしても危険と判断される時期が来るでしょう。あるいは費用が見合わない、となるのかな。
車だってそうですよね。そのうちに故障もするでしょう。修理するよりも適当な中古車に買い換える方が安くつくとなれば、じゃあ買い換えようかとなるでしょう。もっとも線路や道路を中古にって訳にはいきませんけど。
まぁ永久に使えるわけではありませんという話です。
でまぁ新たに造るとなると「何処に造ろうか」となりませんかね。
そしてもう一つ。「工事中は代わりに何処を通すのか」です。田舎の高速道路ならともかく東名高速なんかの通行量は私には想像もつきません。
臨時の道路を造るか?凄い費用がかかるでしょうね。それも「臨時の道路」の為に。
上り線または下り線を潰して新たに建て直す。工事中は残った方を更に半分に分けて車両を走らせるのか?単純に考えて工期が二倍ですね。しかも工事期間中は大渋滞というおまけ付きで。
新幹線のバイパスなんて現実的に可能なのか?不可能に近いんじゃねぇの?と思います。
新たにトンネルを通したりとか?トンネル部だけ共用するとか?無理じゃねぇ⁉︎
とも思いますけど、新幹線を通す為なら何処かで無理を通して、何処かの道理を引っ込めるしかないんじゃないかと思う次第です。
私のような素人が浅知恵を出しても問題点しか思い付きませんけど、政治家の先生方やお役人様達には是非とも素晴らしい解決案を出して頂ければと思う次第です。
今回は新幹線は東京〜大阪間。高速道路は東名高速を例としてあげましたけど、その他も果たして如何なものなのかなと思います。
新規の高速道路やらリニアにお金を掛けている余裕なんてあるのかな?




